軽くチェック

“にわとりのおばあちゃん（熊本県阿蘇）”とこについてすぐに…おにいちゃんがチェックしはじめた。
まず、“こい（鯉）”のところ。　「ここにはいない…」

つぎに、“たんぼ”のそば。　　　「ここにも、いない…」

さらに、“はたけ”のところ。
おにい　「“やまのふかいもりのなか”って、どこ？」
ママ　　「“やま”はあるけどね…“ふかいもりのなか”は、もっとおくだね。」

おにいちゃんは、“こびと”がいるかをチェックしてた。…なかなか、みつからない。

パパもチェックしてた。　「こっちのナスは、ながいな…」

パパは“はたけ”にうえられてるものを、チェックしてた。

それぞれのチェックがおわるころ、ぼくは“ひところび（一転び）”して…

“きぶんてんかん（気分転換）”に、“かわ”にはいった。

おにい　「つめて～！」
おねえ　「あしが、しびれる～！」
ぼく　　「いいいい～」
え？　ぼくたちの“ふく”？
おばあちゃんが「“ひこうき”のるのに、ヨレヨレの“ふく”はやめてちょうだい。」って…
“うさぎさんのおみせ（西松屋）”じゃなくて、いまどきの“ふくやさん（モリタウン）”で、かってくれた。
このひだけ、“へいせい（平成）ボーズ”…“とうきょう（東京）”ってかんじだな。
さあ、あしたもあそぶぞ～！

夏の大移動

７がつのおわりに“にわとりのおばあちゃん（熊本県阿蘇）”のところにいった。

あさはやくおきたけど、“リムジンバス（空港連絡バス）”がいっぱいだった。
ママ　　「バスがいっぱいだから、みんな…“でんしゃ”がんばれる？」
おにい　「ぜんぜん、いいよ。」
おねえ　「だいじょうぶ！」
ぼく　　「モノレールのる？」
ママ　　「うん。じゃあ、がんばろう！」
みんな　「おお～！」

というわけで、“ギューギューでんしゃ（満員電車）”にのった。
ぼく　　「たってるのつかれる…すわっていい？」
おねえ　「うちもいい？」
ママ　　「いいよ。“にもつ”のちかくで、しゃがんで。」
ぼく　　「ねてもいい？」
ママ　　「いいよ。」
ぼく　　「（ゴロリン）」
ママ　　「え～、ちょっちょっちょ…ギューギューだから、ねっころがらない（笑）」
ぼく　　「え～、ねむいんだもん。」
パパ　　「おいで…」
ぼくは、パパに“だっこ”してもらって“ギューギューでんしゃ”をのりこえた。

あとは、モノレールだけ！
ママ　　「いや～、やっと…すわれたね。」
パパ　　「ずっと“だっこ”も、つかれたでしょ。」
ママ　　「いやいや…」
ぼく　　「おしっこ…もれちゃう。」
ママ　　「おしっこ～？（笑）」
パパ　　「おいで…」
パパとぼくは、とちゅうでおりて…“おしっこ”した。
“ひこうき”に、ギリギリまにあった。…なにがあるか、わからないな。

なんとか、ぶじに“にわとりのおばあちゃん”ところについた。

ひろ～い“たんぼ”が、いろんなことをサラリとながしてくれた…きがする。