ママが、“きちじょうじ”に“おはなし”をききにいくっていうから…
みんなで、ついてった。
ママ 「ママが“おはなし”きいてるあいだ、あそんでで。」
おにい 「オレ、カードもってく。」
ぼく 「ぼくも、つくったの、もってく!」
ママ 「もってくの、いいけど…なくさないようにね。」
ぼくは“カードいれ”をつくったのを、もってくコトにした。
“おはなし”をきいてるあいだ、たのしく“カード”であそんだ。
“おはなし”がおわって、かえりの“くるま”のなかで…
ぼく 「わすれた…」
ママ 「なにが?」
ぼく 「カード、わすれたとおもう…たぶん。」
ママ 「ざんねんだね~」
おにい 「オレ、どこか、わかるよ。」
ママ 「どこ?」
おにい 「“げんかん”のよこ、エアコンのうえ。」
ぼく 「たぶん、そこだとおもう。」
ママ 「あ~、そとか~、なくなっちゃうね~」
ぼく 「え~」
ママは、とりにもどるキモチも、なんとかするキモチもゼロ。
パパが“どよよんモード”のぼくにきがついて…
“おはなし”をきいてくれた。
パパ 「あしたの“あさ”、はやくおきれたら、とりにいこう。」
ぼく 「ありがとうございます…」
ママ 「え~、“きちじょうじ”だよ~」
パパ 「オレがいくから、いいよ。」
ぼくは“おいのり”もして、“はやおき”もして…
“きちじょうじ”にいった。
ママ 「もしも~し。」
ぼく 「もしもし、ぼく、カード、あった。」
ママ 「よかったね~、ぬれてなかった?」
ぼく 「すこしだけ。」
ママ 「そうか、おとうさんに『ありがとう』つたえてね。」
ぼく 「いった。」
“そと”におきっぱなしの“カード”は、ちゃんとあった。
“しっぱい”の“はなし”をきいてあげるって…スゴイ。
“やすみのひ”に“はやおき”するって…スゴイ。
“とおく”まで“とりにいく”って…スゴイ。
“じかん”をとってあげるって…スゴイ。
“あいしてる”って、そういうコトか。
みんなで、ついてった。
ママ 「ママが“おはなし”きいてるあいだ、あそんでで。」
おにい 「オレ、カードもってく。」
ぼく 「ぼくも、つくったの、もってく!」
ママ 「もってくの、いいけど…なくさないようにね。」
ぼくは“カードいれ”をつくったのを、もってくコトにした。
“おはなし”をきいてるあいだ、たのしく“カード”であそんだ。
“おはなし”がおわって、かえりの“くるま”のなかで…
ぼく 「わすれた…」
ママ 「なにが?」
ぼく 「カード、わすれたとおもう…たぶん。」
ママ 「ざんねんだね~」
おにい 「オレ、どこか、わかるよ。」
ママ 「どこ?」
おにい 「“げんかん”のよこ、エアコンのうえ。」
ぼく 「たぶん、そこだとおもう。」
ママ 「あ~、そとか~、なくなっちゃうね~」
ぼく 「え~」
ママは、とりにもどるキモチも、なんとかするキモチもゼロ。
パパが“どよよんモード”のぼくにきがついて…
“おはなし”をきいてくれた。
パパ 「あしたの“あさ”、はやくおきれたら、とりにいこう。」
ぼく 「ありがとうございます…」
ママ 「え~、“きちじょうじ”だよ~」
パパ 「オレがいくから、いいよ。」
ぼくは“おいのり”もして、“はやおき”もして…
“きちじょうじ”にいった。
ママ 「もしも~し。」
ぼく 「もしもし、ぼく、カード、あった。」
ママ 「よかったね~、ぬれてなかった?」
ぼく 「すこしだけ。」
ママ 「そうか、おとうさんに『ありがとう』つたえてね。」
ぼく 「いった。」
“そと”におきっぱなしの“カード”は、ちゃんとあった。
“しっぱい”の“はなし”をきいてあげるって…スゴイ。
“やすみのひ”に“はやおき”するって…スゴイ。
“とおく”まで“とりにいく”って…スゴイ。
“じかん”をとってあげるって…スゴイ。
“あいしてる”って、そういうコトか。