デザートに“りんご”をたべることにした。
おねえ 「わたし、むきたい!」
パパ 「よし! やってみるか~」
おねえ 「うん!」
おねえちゃんは、はりきってやりはじめた。
パパの“むきかた”は、グルグルと“ぜんぶ”。
おねえちゃんは“ていねい”だから、すごく“じかん”かかる。
おねえ 「…はぁ。」
パパ 「がんばれ。」
おねえ 「…はぁ。」
ママ 「かわろうか~?」
おねえ 「…」
パパ 「ゆっくりでいいから、やってごらん。」
おねえ 「…はぁ。」
おねえちゃんの“ためいき”がつまった“りんご”。
やっとでてきた“りんご”を、たべる。
おにい 「おそいよ。」
ママ 「はじめは、“じかん”がかかるんだよ。」
おねえ 「つかれた…」
パパ 「なんかいもやれば、できるよ。」
おねえ 「もう、いい。」
ママ 「“きゅうしょく”で、“りんご”と“ほうちょう”でてきたな~」
おにい 「え、“じぶん”でむくの?」
ママ 「うん、“はん(班)”で“1こ”の“りんご”。」
おねえ 「え~、“じかん”かかる~」
ママ 「はじめはね。でも、できるようになったよ。」
おねえ 「ふうん。」
はじめは、なんでも“じかん”かかる。
はじめは、そんなに“うまく”できない。
でも、それは“もんだい”じゃない。
そのあと…やるか、やらないか。
それが“もんだい”になる。
『スタートラインは毎日ある。
自分次第だ。
大丈夫。
ここからだ。
未来だけは変えられる。』
(元教師 長岡秀貴)
おねえ 「わたし、むきたい!」
パパ 「よし! やってみるか~」
おねえ 「うん!」
おねえちゃんは、はりきってやりはじめた。
パパの“むきかた”は、グルグルと“ぜんぶ”。
おねえちゃんは“ていねい”だから、すごく“じかん”かかる。
おねえ 「…はぁ。」
パパ 「がんばれ。」
おねえ 「…はぁ。」
ママ 「かわろうか~?」
おねえ 「…」
パパ 「ゆっくりでいいから、やってごらん。」
おねえ 「…はぁ。」
おねえちゃんの“ためいき”がつまった“りんご”。
やっとでてきた“りんご”を、たべる。
おにい 「おそいよ。」
ママ 「はじめは、“じかん”がかかるんだよ。」
おねえ 「つかれた…」
パパ 「なんかいもやれば、できるよ。」
おねえ 「もう、いい。」
ママ 「“きゅうしょく”で、“りんご”と“ほうちょう”でてきたな~」
おにい 「え、“じぶん”でむくの?」
ママ 「うん、“はん(班)”で“1こ”の“りんご”。」
おねえ 「え~、“じかん”かかる~」
ママ 「はじめはね。でも、できるようになったよ。」
おねえ 「ふうん。」
はじめは、なんでも“じかん”かかる。
はじめは、そんなに“うまく”できない。
でも、それは“もんだい”じゃない。
そのあと…やるか、やらないか。
それが“もんだい”になる。
『スタートラインは毎日ある。
自分次第だ。
大丈夫。
ここからだ。
未来だけは変えられる。』
(元教師 長岡秀貴)