beetaro's diary

ぐーたら主婦のお気楽な日常

そういえば。

2019-12-08 13:41:50 | 日記
さて。

書こうと思いつつ、機会を逃していましたが、先月、23年ぶりに高校の同窓会に参加しました。
春に同期会が開かれたんですが、会費にビビってさんかせず。
今回はクラス会で、居酒屋でこじんまりなんで、意を決して参加。

行ってみたらば、先生2人含め、15人くらい。
クラスの3分の1ってところでしょうか。
しかし、私が日常つるんでた仲間は予定があってこられなかったので、卒業後にほとんど・・・というか、全くやりとりのない同級生ばかりで、顔はわかるが、名前を全く思い出せない!
にもかかわらず、みんなは何故だか私のことを「変わらない」といい、すぐわかったよ、なんて言ってくれるんで、あはははは~と愛想笑いをしつつ、なんとなく会話に加わって様子をうかがい、1時間くらい経ったところでやっと半数の名前を把握。
でも結局数名は名前を思い出せないままお開きに。

予習しとくんだったぜ・・・。

男子の場合、髪と体型が激変していて、「あんた誰?」ってなることがありますが、今回いたメンツはみんな顔見れば「あ~!」ってなるんだけど・・・名前が出てこない。
女子も(私も含め)だいぶふっくらしちゃってるものの、やっぱり顔を見れば「あ~」ってなるんだけど、その後に名前が続かない。

情けない・・・。
まあ、これを期に思い出すかなあ・・・。

来年、中学のクラス会がありますが、こっちはね~、4年に1回やってるから、だいたい分かります!
でも、クラス会を定期的にやってるのがたぶんうちのクラスだけで・・・最近は他のクラスの人も参加したい!ってくる人が増えてきて、すぐには名前がわからない人もいたりするけど。

で、先月の同窓会の話に戻りますが、担任の先生の他に、古文の先生も来てたんだけど。
多少うるおいが減ったかな?という感じはするんだけど、30年前とほとんど変わらず、妖怪かと思いましたぜ。

担任の先生も国語の先生だったし、古文の先生もいるしで、本の話になりまして。
せっかくなんで、誰に勧めても拒絶されちゃう例の本をオススメしてみました~。
そう、その本は、これ!

「死霊解脱物語聞書」

たいてい題名でドン引きされちゃうんだけど、内容はホラー感は(私が思うに)全くない。
日本版エクソシストっていうか・・・まあ、誰かに取り憑いた霊を、坊さんが調伏するはなしなんだけどさ。
エクソシストっていうとまたオドロオドロしい感じになっちゃうけど、そんなことなくて。
たぶん1番近いのは、ワイドショーだと思う。
それか、2時間ドラマ。山村紅葉とかでてきそうなやつ。

真景累ヶ淵のもとネタなんだけど、若奥さんに取り憑いた累の霊はでてくるけど、見た目は若奥さんなわけで、真景累ヶ淵にでてくるような誰かに取り憑いてない単品?の亡霊もでてこないし、見た目に怖い幽霊みたいのはでてきません。

若奥さんの口から語られる、累殺害事件(とその前の殺人事件)の真相に村人たちがざわつくっていう話だ。
2時間ドラマの、船越英一郎の崖の上とか、海辺とかのあの場面、古畑任三郎のラストシーン、はたまた片平なぎさと神田正輝がお寺の境内に犯人を呼び出し、若林豪がいつの間にか現れる場面・・・。
感覚としてはそれに近いかも。

シラを切る犯人に、目撃者の名前を告げる「死霊」。
周囲、ざわつく。
犯人、動揺。
さらに畳み掛ける「死霊」。

みたいな展開で。
探偵の役をやってるのが「死霊」ってだけで。
殺された本人が事件を暴く探偵役をやるという、かわった探偵小説だと言えなくもない。

探偵の事件の真相を暴く場面がもちろん山場ですが、村人たちの罪の擦り合いっぷりがこの本のもうひとつの楽しむポイント(だと思う)。

・・・またうっかり力説してしまいましたが、とにかくオススメしたところ、古文の先生はさくっとスマホで検索し、「へぇ~」って言ってたんで、もしかしたら読んでくれるかもしれません。

でも担任の先生には「なんでそれを読もうと思ったの?」と不思議がられ、読もうと思うこと自体がスゴい、とよくわからんお褒めの?言葉を頂戴したのでした。

あ~!
携帯の電池がなくなる~!

ではでは。