beetaro's diary

ぐーたら主婦のお気楽な日常

生チョコ…

2024-02-20 21:47:13 | 日記
さて。

私が中学3年生か高校1年生の時、我が家にオーブンレンジが導入されました。
で、私はお菓子(主にクッキー)作りに夢中になった。
毎週のようにクッキーやパウンドケーキを、それも大量に作り、自分で食べるのはもちろん、学校で配り、さらに妹の友達にも配り、で、その結果高校入学から1年でかなり太ってしまい…制服のスカートのホックが留まらなくなったんだけど、スカートが落ちないほど太ったので、ジャケット着てれば見えないし、いっか~とそのまま過ごした…ことがありました。
クッキーなんか、1度に100~200個くらい作ってたんで、配りまくってもまだ自分が食べる分がたっぷりあったんだよね~。

で。現在、まゆちゃんはたまに作りたいと言って作ることもあるし、こっそり作ってこっそり食べてることもありますが、娘ちゃんはほぼやりません。
お菓子だけじゃなく、料理もしない。

私はほぼずっと両親とも働いてたので、食べたいものを自分で作って食べるというのは小学生の頃から当たり前だった。
家庭科で調理実習とかもやってたし。
昔はさ、女子は家庭科、男子は技術だったけど、今は両方やるじゃん。
だから広く浅くになっちゃって、大したことやらないんだよね~。
私はひとつとして上手く作れませんでしたが、確か1年生で割烹着、2年生でスカート、3年生でパジャマを作った気がします。でも今ってせいぜい巾着とかエコバックとか作るくらい。直線縫いのみでできそうなのばっかりじゃん。
調理実習も娘ちゃんは味噌汁とか基本過ぎるメニューを作ったぐらいであとはコロナ禍で出来ないから家でやってくれっていう状況。
さらに本人が食べることに興味薄いのでよけいに料理なんてやりません。

そんな感じなので、これまでバレンタインデーに配るお菓子、毎年私がカップケーキを作ってました。
ところが今年はまゆちゃんが抹茶の生チョコを作りたいと言い出しまして。
娘ちゃんもそれ食べたい!と珍しく乗り気になり、ネットで調べたりして、材料を購入。
抹茶を買ったので、今年のカップケーキは抹茶味にしよう!となり、私は大量にカップケーキを作ったのですが。
張り切っていたはずのまゆちゃんは、配るためのケーキが出来ちゃったらなんか面倒になったんだか、一向に生チョコを作らず。

仕方ないので、先週の土曜日、私が買い物に行ってる間に娘ちゃんは抹茶の生チョコを作り始めました。
ネットでレシピ見たりして作ったっぽいんだけど…私が帰ってきた時には惨劇が…。

私はだいたい決まったものしか作らないから、結構適当なレシピで作っちゃいますが、基本的にはお菓子って材料の分量と手順がかなり重要で、ちょっとしたことでとんでもない失敗につながる。
チョコレートなんかはさらに温度管理も大事だろうし。

とにかく、何かがダメだったんだろうなあ。
私が見たとき、娘ちゃんが険しい表情で混ぜていたものは、噛んだガムみたいな白いカタマリと抹茶色の油に完全に分離した「何か」でした。

もう、一目でこれが混ざることは絶対ないな、と分かるくらいに完全に分離してて…もはやリカバリー不能な状況。

一応、カタマリと油、両方味見してみたけど、即吐き出すほど不味かった…。

娘ちゃんに、これはもう無理だから諦めなよ、と言うも、少しの間無言で混ぜ続けてましたが、ボソっと「じゃあこれどうするの?」と。
もう捨てるしかないんだけど、なんとなく口に出せず、「とりあえずおばあちゃんがおでん食べにおいでって言ってるから、下行っておでん食べよう」って言って、分離した物体はそのままにしてお義母さんのところへ。

娘ちゃんはおでんを食べる間ずっと不機嫌で、食べ終わるとすぐに2階に…。
私も早々に2階に戻って娘ちゃんに、まだ材料あるからもう1度つくったら?と声をかけてみたけど、不機嫌にスマホでゲームをする娘ちゃんから拒否られまして。

別件でまゆちゃんのご機嫌を非常に損ねてしまったので、そのご機嫌とりも兼ねて、仕方なく私が作ることにしました。

生チョコなんて、私も作ったことないんで、とりあえずレシピ見て慎重に作りました。
娘ちゃんは、薄く平らに延ばして固めたのを一口大に切る…つもりだったみたいですが、切ったりするの面倒だなあって思って、アルミの小さいチョコレート用の型に入れて冷やしました。

で、一応、無事に完成したんですが。
生チョコだから、柔らかい。だから型からはずせなかった。
こりゃスプーンで食べるしかないなってなり、スプーンで食べたんですが、味はまあ美味しかった。
まゆちゃんのご機嫌も回復して良かった。
だけどなあ、娘ちゃんは型から外したのを食べたかったようで、少し不満そうでした。
美味しいけど、なんか求めてたのと違う、ということでね。

気難しい…。

この先娘ちゃんが自立して生活していけるのか、だいぶ不安ですが、必要に迫られたら何とかなる…かなあ…なると信じたい。

でもまあ、私のお菓子のレパートリーがひとつ増えたからいいか~。

ではでは。