※今日は、現在のあおい先生（イメージ）と、
ロースクール１年生時代のあおい（イメージ）の対談形式の記事です。
は～～～い。あおいだよっ。
ね？
ね？
民事訴訟法、みんそ、ちょっと見た。
１条、２条は、まぁいいとして・・・、
３条あたりから、
いきなり、変なのが出て来るの
超、意味わかんない。無視したい。
あらあら？
早速、民事訴訟法の洗礼を受けたんですね！
そうなんですよね、
３条の２から、
さっそく「管轄」（かんかつ）が出て来るんですよね・・・
管轄は、
日本全国にたくさんある裁判所の、
どこの裁判所で裁判をするのかのルールだと思ってください
ちっとも面白くない話だよね。
どこでもいいじゃん？
裁判所なんて。
そりゃあ・・・、
地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所あたりを、
間違えると、なんかビミョウなのかな？
とは思うけど・・・
間違えて、行ってしまったことはありますよ・・・。
東京地裁と東京簡裁
そもそも、建物が違う。
同じ建物と信じ切って、
●●●号法廷！！！と、突進したものの、
期日表に自分の事件がない・・・。
絶望していたら、
看板のようなものがあって、
「ここは地方裁判所です。地方裁判所の●●●号法廷！
簡易裁判所の●●●号法廷は、そもそも建物が違うからね！」的な、
ご丁寧な注意書きが・・・
（恐らく間違えた代理人が多くいるのでしょう）
横浜地裁・横浜家裁
そもそも、全然場所が違う。
うわ・・・弁護士になってからも、
いろいろやらかしてるのか・・・。
埼玉県の裁判所は、
同じ建物に、
地裁・家裁・簡裁があるところが多いんだっけ？
フォロー、ありがとうございます。
ああ・・・管轄の話でしたよね。
じゃあ、１つ質問です
どう頑張っても、
管轄が・・・例えば、札幌地方裁判所だった場合、
どうします？？？
え？ 嬉しい
仕事で北海道出張なんて、
憧れる～
北海道に行く交通費
や宿泊代
は、
どうなりますか？？？
弁護士が自腹を切ったら、
そもそも、その仕事は赤字
になることだってあり得ます。
少なくとも２日は北海道の事件にかかりきりになるので、
２日間、
丸々他の仕事ができない分の、
日当
なども考えなければなりませんよ？
む？？？
交通費、宿泊費、日当は・・・、
お客さんからいただくんだよね？？？
そうです。
交通費も、宿泊費も、日当も、
どれも決して安くはありません
事前に、
きちんと説明してさしあげて、
それでも、裁判をやりますか？？？ということまで、
伺ってから、
お仕事を引き受ける必要がありますよね？
したがって、
多くの弁護士は、
管轄にはとても敏感です
弁護士同士で話していて、
「●●訴訟提起した～」と言われた後、
「管轄は～？」とリアクションすることは、
結構ある気がします。
受験生の時は、
管轄についてはイマイチぴんとこないことは分かるのですが、
実務家の得意分野（？）なので、
司法試験でも出てきたりするのですよ
深みにはまる必要はありませんが、
完全にスルーはしちゃいけないゾーンです
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵（埼玉弁護士会所属）
埼玉県越谷市越ヶ谷１丁目１１番３５号
吾山ビルⅡ ４階
電話：０４８－９６９－３８０１
（お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです）
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士中央大学法科大学院兼任教員JADP認定夫婦カウンセラー 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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→弁護士生井澤葵 ＨＰ