弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

どこから来て、どこへ行くのか・・・!

2022-02-26 | 弁護士のお仕事(V版)。

裁判所で刑事事件を傍聴していると、

おそらく、

ふとこのような疑問が湧くのではないでしょうか?

 

「裁判官ってどこから来て、どこへ行くの?」

「被告人ってどこから来て、どこへ行くの?」

 

裁判官は法廷のひな壇の奥にある扉から入って来ますし、

被告人(身柄)は、

手錠+腰縄の状態で、

一般の人とは違う扉から入って来ます。

※ちなみに、刑事事件の法廷ではこの扉に近い方に、

弁護人が座ることが多いです。

 

ちなみに、

弁護人も検察官も、

一般の方と同じ場所を通って法廷に入りますよ

 

つまり、

「さっき廊下ですれ違った弁護士が法廷に!」

「さっき法廷で見た検察官が廊下に!」

というのは、

とってもナチュラルです

 

確かに・・・!!

裁判所の廊下を、

手錠+腰縄の人が歩いているのは・・・見ないね!!!

法服を着た裁判官も、めったに廊下では見ないね!!!

別の通り道があるってことですね

 

私は、さいたま修習でしたので、

修習の際に建物の内部も見せていただいていますから、

浦和の裁判所については、

およそどのようになっているかは知っていますが・・・。

当然、ブログで書いていい話ではありませんので、

話しません

 

ただ、

弁護士になって、

一般の方と同じ場所しか通らない身の上になった後、

(つまり内部構造は知れない身の上)

不思議な間取りの裁判所にはいくつか出会いました

 

一般の方が通る廊下の突き当りが、

ブロックガラスになっており、

光が差し込んでくるのですが、

その光の中を、

法服のシルエットが横切っていくのが見られる某裁判所

(ブロックガラスの先に通り道があると思われる)

これは、なかなかロマンティックな光景ですよ

 

法廷の中に窓(もちろん透明な窓)があって、

窓の先に廊下と、もう1つの窓がある構造の某裁判所。

「なんでここに廊下が?」と思っていたら、

その廊下を裁判官が通り過ぎてゆかれた・・・

秘密の通路(?)が丸見え!!!

 

一方で、

被告人(身柄)のルートについては、

本当に良く知りません  

どこから来て、どこへ行くのか・・・!?

 

 

◆◆菅沼法律事務所◆◆

弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
         吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
 スムーズです)

◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」及び「法文書作成」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー 
埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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 →弁護士生井澤葵 HP