長姉が上京するので、車で新千歳までお見送り走行。
空港送迎とは言え、久々の遠乗りだったもんで。
これはついでに夕張辺りまで寄り道しようか?、とも考えたのだが。
体調の回復した母が、気分転換も兼ねて車に同乗した為、企み(?)を変更。
まずは空港から泉郷を目指し、農家直営のぞば処「いずみ」に寄り、半年ぶりにそばを頂く。
己は前回と同じく「もりそば」を注文。

母は、本日は気温が低いこともあり、温かい「しいたけそば」を所望。

地元産そば粉を打ったそばは、コシが強くてとても旨く。つゆの味も申し分無し。
また食べに来たいそば店ではある。
昼食後、長沼の道の駅へ立ち寄り、新鮮な野菜類を買い込む。
駐車場をふと見れば、「網走交通」の観光バスが停車している。
これはチャンスとデジカメを取り出し、バスのお姿を抜け目無く撮影。
最後に栗山町まで寄り道し、地酒醸造元「小林酒造」の歴史的建造物群を探訪する。
敷地内の駐車場に車を停めて、旧本社事務所を改装した「北の錦記念館」を見学。
館内には、多くの酒器、陶器、美術品やら小林家が使っていた調度品などが展示されており。
昔の、“正しい意味”での“お大尽”ぶりに圧倒された。造り酒屋ってのは、儲かったんだねえ。
次に記念館に隣接する酒倉群と小林家旧宅外観及び庭を探訪。
何と旧宅玄関から酒蔵に向かって、「手押しトロッコの軌道跡」が残っているではないかっ!。
軌道の中間地点には、立派(?)なターンテーブルも残されている!。

うーむ、こりゃ所謂“微小鉄道系”愛好の方々には、堪らないものがあるだろうなあ。
己も恥ずかしながら興奮しつつ、デジカメで軌道跡を撮りまくった。
家の敷地に「手押しトロッコ軌道」があるとは、流石は「小林酒造」さん。
やはり“お大尽”の鑑っ!、だなあ。
と、さんざん「小林酒造」を堪能した後、隣りの「谷田製菓」の事務所小売窓口に寄り。
代表銘菓「きびだんご」を買ってから、長沼、北広島経由で帰札。
(途中、信号無視のジムニーに肝を冷やしたが、何とか無事に帰れた)
残念ながら、炭鉱系廃墟探訪とはいかなかったが。
歴史的建造物探訪を堪能出来たので、これはこれで満足した1日ではあったw。
