
ケープタウンからガーナ、テマTEMA港に送ったオートバイを
2月28日受け取りホテルにもって来た。
オートバイ受け取りました。
2008年2月28日木曜 はれ
オートバイを受け取りに行く日だ。受付嬢にはいつも
より30分早く8時に出勤してもらうように、また、
いっしょについて来てくれる青年バジョウにはあし
た8時半にホテルを出るからと、2度3度きのう頼ん
でいた。二人とも時間を守ってくれた。
船会社までいつものミニバスに乗り海岸沿いを走り
予定の10時に船会社に着いた。船会社からコンテナ
オフィスに向う。よしよし、これじゃ12時にはホテルに
戻れそうだ。コンテナオフィスの待合所は20~30人
座って待っている。一時間たって手続きが終わる。
オートバイの受取り倉庫へ、あったあったわたしの
オートバイだ木枠の台車に固定されているが、周り
は取り除かれている。これからカスタム(税関)の手
続きらしい。その間いつでも出発できるように準備
しておこう。
下向きになっているハンドルを元の位置まで戻した
り、フロントの取り付けやトランクを取り付ける。
アレースピードメーターが押しつぶされてガラスが
割れてしまっている、弁償しろーっ!。ケープタウ
ンから送るとき頑丈に出来ていると思ったBMWの
ダンボールではやっぱりダメだったんだなー。
どうにか取り付けを終わり最後にエンジンをかける。
うんともすんとも云わない。バッテリーの接続を繰
り返してみるが何の変化もない。バッテリーが上が
ってしまっているのだ。ウーン困ったな、近くにメカ
ニックの会社があるのだろうか。不安になってきた。
無口のバジョウはバッテリーのことは理解できない
でいるようだ。まだカスタムの手続きが終わらない。
13時を過ぎた。二人とも腹減ったが水だけ飲んで昼
抜きになりそうだ。外は暑かったがここ倉庫の中は
天井が高くて風も入り気持ちがいい。ウトウトしてい
るとようやくカスタムから船会社の人が戻ってきた。
もう3時を過ぎている。
バッテリーチャージは出口のところにあり助かった。
エンジンはすぐにかかったが停まるとかからなくな
ってしまう。二人が乗ったタクシーのうしろについて
船会社に戻る。精算を終わらせる間に新品のバッテ
リーを持ってきてもらって交換した(6000円)。
すべて終わったのは4時半になった。
さーホテルに戻ろう。バジョウが乗るタクシーのうし
ろについて走る、久しぶりの運転だ。夕方の渋滞を
心配したがタクシーはうまく回り込んでホテルには
5時半に着いた。「マチオ マチオ」と受付嬢が迎
える。バッテリーのことなどで今日中にホテルに戻
れるかどうかと心配したが、戻れることが出来てホ
ッとした。
バジョウ「ご苦労さん」と握手、二回も付き添って
くれたバジョウに2000円。毎日のように船会社に
何回も電話でのやり取りを手伝ってくれた受付嬢マ
フェヤに1000円感謝のお礼を渡した。(1000
円は3日分から5日分の賃金に当たるだろうと思う)
二人にありがとう。
あしたから壊れているスピードメーターや、温度計
がすぐに赤色橙がつくのでそれらの点検をする、
オートバイ屋を探さなければならないが、最大の
難関の受取りは終わった。バケツシャワーを浴び
てグーッと冷えたビールで乾杯。カメラは今日も
ついてない。