松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

3月14日土曜 トーゴセファっていくらだ

2008年03月18日 | トーゴ

泊まっているホテル1000円


市内の道は砂の道 まいった.右の建物はトコヤ、左は屋台食堂

2008年3月14日土曜 はれ
トーゴもガーナと同じどんよりとした太陽だ。初めての
トーゴの朝、海が見える太平洋海岸まで200m。きのう
夕方は学校の行事なのか子どもたちが黒だかりになっ
て砂浜遊んでいた。朝一番トーゴのお金を下ろしに銀行
ATMで下ろす。シティバンクカードは使えず、VISAカード
を使った。ホテルに戻りホテル代ときのうの食事代の支
払いを済ませる。

ホテルバーカウンターにホテルの隣の人がしょっちゅう
顔を見せてビールを飲んでいる。フランス出身かなー。
その彼にオートバイを停めた時どうも不安定なのでスタ
ンドのことを相談してみた。すると隣の自分の家で溶接
道具がそろっていて、ものの見事に希望どうりに直して
くれた。今まで何回か溶接してもらったがなかなかうま
くいかなかった。これで停まった時左の方が多少高くて
も停めることが出来るのでうれしい。

トーゴセファの通貨の計算がまだ出来ていない。うーんと、
10000セファが25$=2500円だから3000セファは?
とまだすぐに計算できないでいる。トマト、たまねぎ、き
ゅうりを買って2000セファ=500円、ホテルに戻ってから
そんなにするはずがないなーと思ってもあとの祭り。

3月13日 トーゴに着きました 100カ国目

2008年03月18日 | トーゴ

トーゴに向う途中ガーナ最後の村


トーゴへの道


トーゴはどっちの道?


もうすぐトーゴ国境


国境ガーナ側


国境トーゴ側

トーゴに着く
2008年3月13日木曜 はれ
43日間過ごしたガーナからトーゴに向う。お世話に
なったバジョウと握手して朝6時30分INGOTHOTEL
を出発。トーゴまで200kmぐらいだから遅くとも10時
半ごろには着くだろう。アー一本早く道を曲がってし
まったようだ。走り出してすぐ間違ってしまった。

戻ればいいのにそのまま走り続ける。市内の渋滞に
巻き込まれてしまい幹線に出れたのは1時間半もたっ
ていた。ウーンまいった。トーゴ方面の幹線に入ると
車はぐっと少なくなった。いつの間にか鼻歌も出る。
130km過ぎて泥道に入る「エー」どこまで続くのだろ
うか。5,6人のいた若者に「ノーグッド」の道どこまで
「続くの」か。

この先もっと「悪い道」になると若者達。1,5km引き
返して迂回すると「ナイスロード」の道になると教え
てくれた。引き返すと幹線から右の道はアスファルト
になっている。おーよかったー。そのまま突き進んで
いたら泥沼にはまってどうなっていたかわからない。
考えただけでぞっとする。

200kmを過ぎても国境がない、「トーゴー」「ボーダ
ー」と聞きながら走る。静かな村から急ににぎやかに
なる。着いた国境だ11時45分なんと5時間もかかって
しまった。国境での手続きに出国一時間、入国一時間
計2時間はかかるだろうと覚悟する。ごったがえす人
ごみに混じってガーナ出国手続き。

そしてトーゴの入国手続きに入る。おー意外とスムー
ズに済んだ。トータルで1時間もかからなかった。いつ
もどこの国境にもいるガイド役には「ノーサンキュウ」
とガイド指南役は断っているが人のよさそうな人だ
ったので頼んだ。あっちこっちと手続きの場所に付い
て回った、そのお陰で早く済ませることが出来た。残
っているガーナのお金100円ガイド指南役に渡した。

どこから集まってきたのだろうと思うほど国境を挟ん
でガーナ、トーゴとも人々が行き交い大変な混雑ぶり
だ。ホテルを探そう。トーゴに入ったとたんオートバイ
が目立つ、オートバイばかりである。そのオートバイの
人にホテルまで引っ張ってもらう。トーゴの首都ロメL
OME市内は路地裏は砂地である。

砂地にタイヤを取られてホテルに向う時転んでしまっ
た、イヤだなー砂の道は。ホテル一泊1500円と高い、
一週間連泊するからと一泊1000円にまけてもらい泊
まることにする。外人も5,6人泊まっているようだ。
水シャワーを浴びて2時、遅い昼飯のビールを飲む。

トーゴでちょうど訪問国100カ国になった。よく走って
きたなーと自分でも思う。今自分が西アフリカにいる
こと自体なんだか夢のような気がする。「よし」きょう
の夜は豪勢な食事「チャーハン」でもと思って中国レス
トランに行くがまだ時間が早いのか開いてない。

しかたない泊まっているホテルの一階はレストランに
なっているのでスパゲティを注文、自分に「ごくろうさ
ん」と乾杯。そうだ、27万4千キロ走っているオートバ
イにも感謝しなきゃならない「ありがとう」。