松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

3月9日日曜 奴隷積出し港 エルミナ、ケープコースト要塞

2008年03月11日 | ガーナ

美しい海岸に突然突き出た城塞が現れる。エルミナ要塞


当時使われていたクサリの実物も展示されていた、首輪と足輪だろうか。


奴隷として収容されていたエルミナ要塞。


収容されていた部屋


ケープコースト要塞入り口


要塞からつながっている奴隷積出しの埠頭 ケープコースト要塞

奴隷積出し港二つの要塞を見る。
2008年3月9日日曜 はれ 朝29℃昼2時39℃

屈辱的な悲しい歴史を残す奴隷積出し港は西アフリカ
海岸の至るところにある。きょうはケープコースト、エル
ミナ二つの要塞に行って来よう。久しぶりの遠出運転と
ガーナ地図がないので多少不安の中出発。2時間程走
りケープコーストの町入り口に着いた。

この先のエルミナ要塞を先に見てからケープコースト
に戻ろう。椰子の木がきれいな海岸を造りだしている。
白い城塞が美しい海岸から突き出ているのがエルミナ
要塞だ。入場料7$=700円支払い要塞の中に入る。

博物展示館には当時使われていたクサリの展示もある。
クサリをはめられ閉じ込めらた石の部屋は要塞の中に
いくつもある。しゃれこうべのマークは亡くなった人の
部屋なのだろうか。うーん、気持ちが重くなる。

30分ほどでケープコースト要塞に戻る。エルミナと同じ
規模の要塞。入場料6$。奴隷の収容所が今はおみやげ屋
になっているのがエルミナ要塞と違う所。要塞から海岸に
向けている大砲とスイカ大の大砲の砲弾もそのまま残され
展示されている。要塞からつながる海岸には奴隷の積み出
しに使ったと思われる埠頭が残っている。

朝7時過ぎに出発。往復400kmぐらい走っただろうか、
スピードを落とすために作られた「カタカタ」の「突飛と
っぴ」がひっきりなしに出てきた。もしかしたら要塞の近
くで泊まることになるかもしれないと洗面用具を持っ
ていったがホテルに3時半に戻ることが出来た。

夕方黒い雲が立ち込めてガーナに来て初めて雨の音
を40日ぶりに聞くとことが出来た。