松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

3月27日 オートバイにかかりっきり ニジェール ニアメ市内

2008年03月29日 | ニジェール


ニジェールの子どもたち


暑い日中もリヤカーで商い中 ニジェールニアメ市内

2008年3月27日木曜 はれ
ほんと自分ながらあきれてしまう。ニジェールに入った
直後オートバイ右のボックスの鍵穴ごとそっくり抜けてし
まった。24日タイヤカバー溶接しているときだった。こ
りゃーやばいと後先考えずあわてて瞬間接着剤をたっ
ぷりつけてそのまま鍵穴にはめ込んだ。

瞬間接着剤は出口がふさがりいつ使おうかと、保管して
いた、この際使い切ってしまおうとケツから全部出し切っ
たのだ。ボックスにはキャンプのテント一式、エンジンフィ
ルターなどが入っている。きょうはオイル交換、オイルフ
ィルターの交換しなければならない。オートバイを停めて
いる中庭に下りて鍵を回すが回らない。

そうこうしているとホテルスタッフ二人が近づいてきた。
「こうで」「こうして」「こうなった」と話す。この鍵穴を「
そっくり」取り外したい。どうにか理解してくれたようだ。
小さいドライバーで少しづつ鍵の周りに打ち込んでいく。
時間はかからずそっくり取れた。

頼りになる中年の男、今度は接着剤を金属部分から剥す
最後はペンチ二本でまわすと元の鍵に戻った。おーサン
キュウ。次は鍵穴に埋め込む、どうするのかなー接着剤
をつけたあと鍵穴にはめ込み、なんと隙間には砂を埋
め込んでいる、へーなるほどねー。

頼りになる男にボックスの取っ手が長すぎるので短くカ
ットしてもらうように頼んだ。両サイドの取っ手を外して
近くの溶接屋にもって行く。わたしはボックスからオイル
フィルターを取り出し角を曲がった100m先のエッセンス
(ガソリン)スタンドへ、オイルとオイルフィルター交換そし
て洗車もしておこう。

オイル4L1500円手数料200円洗車200円全部で1900円。
ホテルに戻ると短くかっとした「取っ手」も直っていた。
こちらは200円ですんだ。どうなるかと心配した鍵穴「
案ずるより難し」あたってみてこんなにスンナリ行くと
は思ってなかったのが意外に早く解決したのでうれしい。

頼りなる中年の男にタバコ2箱300円、オイル交換につ
いてきてくれた、若い青年に100円のお礼をした。冷た
いビールで昼飯。今日はオートバイにかかりきりになり
ネットカフェにもいけなかった。

3時を過ぎると一段と日差しが強く肌を刺す暑さ、42
度ぐらいだろうか。部屋に駆け込んでクーラーをかける。


3月26日 ニジェール ニアメの初日

2008年03月29日 | ニジェール

ニジェール葦を組む人達 ニアメ市内

2008年3月26日水曜 はれ
昼ホテルのビールは冷えてない、冷えてなくてお当たり
前だからスタッフはナンとも思ってないのだ。暑い太陽の
下で暖かいビール、わたしには飲めない。ワインはポルト
ガルで下痢の時温めてのんだことがあるが。

我慢できないのでタクシーでレストランに飲みに行く大
瓶一本90円。タクシー代片道40円。夜も同じレストラン
でスパゲティを注文したが「ない」と。これじゃ栄養失調
になるぞー。メニューを見てもわからないので何も食
わずにホテルに戻る。帰りに青空バザールでトマト、きゅ
うり、たまねぎ数日分を仕入れる。全部で100円ぐらい
だろうか。

ホテルでジャガイモと肉をみせてこれは「どうだ」とす
すめる、OKと注文。ジャガイモはつぶしてサラダにして
食べるのだろうと待っていたら、ポテトチップスだった。
肉はたまねぎといためて甘みがあってうまかった。午
前中から風があり黄砂が舞う。わたしは気になるが地
元の人は露天で食事している。

到着した日に探していたネットカフェに夕方行く。コネ
クトしてもらって画面が出てきたときはうれしかった。
3時間ぐらいかかってブログを終了。ホテルに戻った
のは8時近かった。ホテルで夕べ食べていた人のメニ
ューを見て{カッパ、マルク?」と聞いていたのでホテ
ルスタッフに頼んだ。

羊の肉とウガリ(とうもろこしとは違ったお米を練った
もの)を喰った。もっと暑いかなーと思っていたが思っ
たほど暑くない。午後3時4時ごろもっとも暑いが、不
思議に汗が出ない。湿気がなく乾燥しているので汗が
出ないのだろうか。


サハラ砂漠の原野でただひとつ咲かせる花木