松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

オートバイひとり旅・シベリア横断~モスクワ~中央アジアの旅28 モスクワ

2012年11月19日 | 赤道直下と陸路国境148か所


オートバイ「セル」も直ってお世話になったモスクワからカザフスタンにむかう

モスクワを出てカザフスタンに向かう。道の両サイドには煙が上がるうまそうな食堂の店がならんでトラックが集まる休憩所なのだろうか。肉を注文。

お世話になったモスクワよさようなら
2003年8月10日日曜 くもり18℃ はれ18℃ はれ18℃
タンニャさん、アレックスさんほんとお世話になりました。ありがとうございました。15日間滞在したモスクワホテルを7時15分出発。日曜とあって車は少ない。郊外に出るとすぐに霧につつまれる。9時過ぎまでスピードを落として走る。予定通りの走りであるが久しぶりの走りで疲れた。前回走ったサマ―ラまで250km残して泊まることにする。いかがわしいホテルだが仕方がない。250P=750円

シャワー、水もチョロチョロしか出ない。水だけでも困る。熱いお湯だけ出てももっと困るんだ交互に出して時間はかかる。音楽は朝まで流れていた。そう言えばモスクワではバックミラーが付いてない車が多かったなー。わたしは不安に感じたが「なれれば」平気なのだろうか。

8月11日月曜 18℃はれ 25℃はれ 39℃ はれ30℃
夜中1時半に目が覚めた。それからウツラウツラしていて目が覚めたら5時半。もういいや出発しようと6時に出発。きのうと同じで朝はすごい霧、だんだん登っていく山になってくる。先が見えないすごい霧になってきた。80キロでサマ―ラ通過、ヤフー通過。5,6台並んで走っていたのを追い越した、そこへポリスが立っていた・・停止命令。やばい、すぐには止まれない、わざと100mぐらい走りすぎて停まる。

待っていたがポリスは来ない。振り向きながらしばらく待っていた。来なければいいや、普通のスピードで走りだした。5kぐらい走った所でバックミラーにパトカーが映った。来た来た、道ばたに停めて待つ。「どうした」みたいな言葉、紙に追い越した理由を「図」で説明。一台づつ追い越していた。他の車は一気に追い抜いて走ったと話す。てっきり罰金かと覚悟したが「パスポート」を渡されてOK罰金なし。

次の検問所でばっちりお金を取られるかもしれない。しばらく走った所に検問所チュックポイント。ドキドキしながら停められるかな。トレーラーのうしろをソロソロと隠れるようについて行く・・よし通過できそうだ。スーッと走りぬける。お―止められなくてよかったよかった。カザフスタン国境チェリャビンスクまであと250km。泊まろうとドライバーに聞くと本線から高台に上がっところにある宿を教わる。

すぐにわかった見晴らしのいい感じのいい宿だ。トラックいっぱい分ぐらいの「石」を入れた「サウナ」小屋。これがロシアのサウナだろうか。宿代160P=480円、サウナ40P=120円、駐車代20P=60円。トータルで220P=660円。ビール3本、餃子のいとことスープ=160P=480円。全部で1100円どこでもこのぐらだとうれしくなる。ここまで来たのでウラル山脈を行ったり来たりしたことになった。

そう言えばモスクワに向かっていた時広大な麦畑は青々していたが今は黄金色に輝く麦畑になっている。もう刈り取ったあとの畑もある。

トラックの運転手から教えてもらった・・本線からちょっと上がった見晴らしのいい場所の安宿。うしろの道は本線。ホテルのことロシア語では「むずかしい」発音・・覚えられない・・「ネンネ・ネンネ」これでで充分通じる。