★ BIO-GARDEN ★

山の中に移り住んだbioが 
大好きな植物や手仕事のこと 思いつくまま綴ります。

志津川レポート。

2015-10-10 21:44:54 | 仙台四朗くんプロジェクト
最近とみに報道されることが少なくなった震災後の様子。
報道だけでは何が真実なのかさっぱりわかりません。
仙台四朗くんPの天野さんが里帰りされるというので、
ぜひ実際に見てきたことを教えてってお願いしました。

(天野さんからのメール)
志津川は途中に写メしたように外国みたいにガラリと違う場所になっちゃってました
町の中をいつも協力してもらっている志津川在住の友達一家に案内してもらいました。

地元ならではの言い表し「おもしぇぐねぇっちゃ」
気に入らないなあ なんだかなあ みたいな感じですが
有名になってしまった合同庁舎を前にして聞いた地元の人の言葉です。
なんだかなあ ここばっかりに観光案内来てくれて拝んでもらっても
ありがたいけれど他もいっぱい持ってかれた(津波に)んだし
かといって来てもらうのはありがたいけどなんだかな~。みたいな、、、

それにはせっかく観光だし志津川のよさを知って楽しんでもらいたいって気持ちもこもっていて 
私たちも複雑な様に地元の気持ちもいろいろ。
そこの家はお父さんを津波で亡くしているけど庁舎だけ拝むのって?と 複雑なのは同じです。

グランドキャニオンみたいにそびえ立つ盛り土の間にできている道はいつも臨時の道で
10月からはこちらの道になります。来年からはこちらになります。
との普通に書いてあるお知らせ板。
その道も店も満潮や雨の後はなかなか水が引かないのでこの間の大雨でまだびっちゃびちゃ。

これが普通になってしまっている普段の暮らしに言葉が詰まりました。


でもあたたかーくあったかーく迎えてもらって 子どもたち同士も仲良くなり
これが志津川の良さなんだな、震災があって変わらない素晴らしさなんだなとも改めて感じました。

賑わっている商店街をテレビで見てたけどそれは町のほんのほんの一部。
ごくわずかな人が力をふりしぼって、先を案じながらも仮設の店をオープンさせた…という奇跡並の商店街。
まだまだこれからです。

たくさんの震災が次々と起こっている今を志津川の人たちも見つめてます。
何かしてあげたいけど行く訳にも行かなくて申し訳ないとよく言われてたけれどその気持ちがよくわかる。 
してあげたくてもなかなか出来ないのも分かるから、
だから余計にずっと支援いただいてことがありがたいとも話してくれました。

次はこっちの番かもしれないし、いつも忘れずに、だからこそいつも明るく前向きで、
志津川のみんなを見習ってまたがんばろー!と気合いが入りました。

けどけどほんとーにほんとーに志津川~!すんごいウマイもんだらけです!
イクラ丼 鮭 ほや! タコ~! アワビ~! 最高です。
あのね、ほんとーにどれも全然違いますよ!これ、復興せずに終わりにしたら私が許しません!って感じ

民宿も元気に営業してます。
1時間位走れば昭和の香りのひなびた温泉街もありますよー!

子どもが帰って来て言った言葉。
無駄遣いはやめて仙台行けるようにがんばるわ (笑)
ちょっと言い過ぎかもしれないけれどそんな感じ。がんばって行っても裏切らない。
だからぜひぜひ 元気で暮らしてポッと空いた時間には行ってみてくださいね。

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