志津川小学校の校長先生から天野さん宛にお礼のお手紙が届いています。
仙台四朗君プロジェクトに協力して下さった多くの方々にお伝えしたいのですが
それは無理なのでここに全文掲載させていただきます。
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仙台四郎プロジェクト
天野千恵様
謹啓
南三陸の地にも新緑が美しい季節となりました。貴台にはますます
ご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、昨年度に引き続きこのたびも多大なご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
皆様の思いのこもった義援金は、子どもたちのために大切に使わせていただきます。
また、たくさんのベルマークなどをいただきまして本当にありがとうございました。
集計いたしまして備品等に役立てたいと思います。
あの東日本大震災から3年2ヶ月余りを経過し、この頃は学校から見える風景も
高台から取り出された土がうず高く積まれ始め、復興への基礎作りが少しずつ見られるように
なってきています。
ただ、本当の復興への道のりは未だ遠く、厳しいものであることを、見慣れるようになった
風景から改めて感じております。
現在の志津川小学校の状況を少し紹介しますと、全校児童270名(震災時499名)、そのうち
5割の生徒が仮設住宅に住み、9割の生徒がスクールバスで登校しています。
中には約40㎞も離れた仮設住宅から登校する児童もいます。
学校内には、校舎が完全に水没し、すでに校舎が解体された戸倉小学校が一緒に仲良く生活
しています。4月11日には交流会を行い、学年ごとにレクリエーション等でお互い仲良く活動し、
理解を深め合いました。
また、校舎の半分には60戸の仮設住宅が建っており、運動に制限がある状態が続いています。
この度の大震災に対しましては、貴台を始め、世界各国・日本各地の方々からの暖かいご支援を
いただき、感謝の念に堪えません。
いただきましたご支援の数々から、いつも人の優しさを感じ、生きる希望や勇気を与えられております。
今後とも、本校及び本地域に対しまして、災害を忘れずに見守り続けていただければ幸いと存じます。
末筆となりましたが、貴台のますますのご発展をご祈念申し上げ御礼といたします。
皆様にもよろしくお伝え願います。
敬白
平成26年6月3日
宮城県南三陸町立志津川小学校長
丸森 一城
仙台四朗君プロジェクトに協力して下さった多くの方々にお伝えしたいのですが
それは無理なのでここに全文掲載させていただきます。
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仙台四郎プロジェクト
天野千恵様
謹啓
南三陸の地にも新緑が美しい季節となりました。貴台にはますます
ご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、昨年度に引き続きこのたびも多大なご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
皆様の思いのこもった義援金は、子どもたちのために大切に使わせていただきます。
また、たくさんのベルマークなどをいただきまして本当にありがとうございました。
集計いたしまして備品等に役立てたいと思います。
あの東日本大震災から3年2ヶ月余りを経過し、この頃は学校から見える風景も
高台から取り出された土がうず高く積まれ始め、復興への基礎作りが少しずつ見られるように
なってきています。
ただ、本当の復興への道のりは未だ遠く、厳しいものであることを、見慣れるようになった
風景から改めて感じております。
現在の志津川小学校の状況を少し紹介しますと、全校児童270名(震災時499名)、そのうち
5割の生徒が仮設住宅に住み、9割の生徒がスクールバスで登校しています。
中には約40㎞も離れた仮設住宅から登校する児童もいます。
学校内には、校舎が完全に水没し、すでに校舎が解体された戸倉小学校が一緒に仲良く生活
しています。4月11日には交流会を行い、学年ごとにレクリエーション等でお互い仲良く活動し、
理解を深め合いました。
また、校舎の半分には60戸の仮設住宅が建っており、運動に制限がある状態が続いています。
この度の大震災に対しましては、貴台を始め、世界各国・日本各地の方々からの暖かいご支援を
いただき、感謝の念に堪えません。
いただきましたご支援の数々から、いつも人の優しさを感じ、生きる希望や勇気を与えられております。
今後とも、本校及び本地域に対しまして、災害を忘れずに見守り続けていただければ幸いと存じます。
末筆となりましたが、貴台のますますのご発展をご祈念申し上げ御礼といたします。
皆様にもよろしくお伝え願います。
敬白
平成26年6月3日
宮城県南三陸町立志津川小学校長
丸森 一城
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