鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

しゃもじ君の謎部分

2024年12月17日 | 宮城県_蕪栗沼

 蕪栗沼に,今季も,ヘラサギが来てくれた。

 前月,青森でクロツラヘラサギと出会って,今月は,ヘラサギ,と続いた。
 
 ヘラサギは,クロツラヘラサギよりひと回り大きくて,名前のとおり「黒つら」ではないので,目が白い顔の中に見える。
 
 
 しゃもじのような,独特の形のくちばしは共通だが,ヘラサギは,先っぽが黄色になっている。
 
 
 どちらも,良く寝る鳥で,起きて活動する姿を観察するのに苦労することが多いが,今回は,起きてくれていた。
 
 比較的近くで,色んなポーズを見せてくれて,大サービス。
 
 大口を開けたポーズ。
 
 
 自慢のしゃもじを見せるポーズ。

 
 どうよ,どうよ,て感じ。
 
 独特の首振り採餌を見たくて,午後に再訪したら,希望どおり,その姿も見せてくれた。

 
 水の中にくちばしを突っ込んで,首を左右に振り,餌となる魚などを探る。
 
 
 で,今回気になった,というか,昨季も気になっていたのは,喉。

 
 喉の皮膚が,裸出しているように見える。
 
 
 普通にしていると,上の部分の黄色いところが見えず,いわゆる『あかめろ』(秋田弁?)に見えるが,怪我をしているわけではない。
 
 
 ヘラサギは,元々,こういうふうになっているらしい。
 
 クロツラヘラサギは,このようになっていないし,同じ魚食のサギやウも,そう。
 
 
 何のため?

 餌を一時的に貯める袋なら,ヒナへの給餌用?
 それとも,求愛に関係がある?
 
(2024/12/07  ヘラサギ)