はーい全国のわいファンのみなさーんお待たせしましたー
今回はビスターリ通信番外編、わいのお出かけ通信でっせー
えっわいの話なんか聞きたくないって
ビスターリ通信が見たいんやー
てな人は、少しの間あっちの方にいっといてくださいなー
びすはんがブログ更新したら呼びますかんなー
びすはんに立山でまったりしよか提案されたんだが、
天気予報では北陸は天気が悪そうなので、天気の良さげな大峰に行こかと言われた。晴れ男やから、そないな心配は無用やでと申し出たがかるーく却下されてしまった。
では、いっその事わいが歩いた事の無い、南奥駈道を歩きたいと申し出たところ、
以前びすはんは歩いたことがあり、しばらく考えてええよとの返事。
5月3日(火)前鬼の小仲坊~太古ノ辻
5月4日(水)太古ノ辻~行仙岳~行仙宿山小屋
5月5日(木)行仙宿山小屋~笠捨山~玉置神社
5月6日(金)玉置神社~熊野本宮大社
いざ出発。電車にゆられてバスにゆられてタクシーにゆられた後、
降りて徒歩30分で前鬼の小仲坊の登山口に着く。
歩き始め
南奥駈道は水の補給が絶対ではないので、飲めるモン(酒含む)8リットルを担いで歩く。
もちろん水をたっぷりやで。
太古ノ辻に着いたのが夕方。
南奥駈道の始まり
雨が降ってきたので深仙の宿近くにテントで寝る。
この晩は風が強くて五時間しか寝れんかった。
翌朝起きると快晴。行仙宿山小屋に向かって歩く。
稜線上の爽快な歩きだ。展望が少ない道やでと聞いてたがそんなことはない。
あれに見ゆる台形の山、笠捨か
バイケイソウの路
持経ノ宿の手前で水場の状況を本宮から歩いてきた人に尋ねると、
あるある宿で水もらえるでとのこと。
持経ノ宿に着くと、新宮山彦グループの管理人1人。
学生3人が昼食を食ってたわ。
見てると1人がインスタントラーメンをそのままガジガジとかじってる。
ガジガジ
苦学生だからコンロを買えないのと、この食べ方に慣れているとの事やて。
新宮山彦グループの人に奥駈道の歴史について、いろいろ教えていただきました。
奥駈道は古い歴史と人々の深いい話があるんやなぁ。
平治ノ宿の手前でECCサンドを食べる。
(ECC=卵&チーズ&キャベツ)
山で食べると3倍おいしいわぁ。
平治ノ宿にはおじさんが1人。
この先でテント張りたいんやけど、どの辺がええと聞いてこられた。
まったり歩きたいとのことだったので、テントではないが持経ノ宿を勧めておいた。
昨夜は行仙宿山小屋で楽しく過ごせたと言ってたわ。
行仙岳の山頂でしばし歩いてきた山々を眺める。歩いたなぁ。
行仙の頂
行仙宿山小屋で荷物を降ろすと、
新宮山彦グループの方々に水を汲んできてちょうだいと言われたので
生まれて初めての背負い子を担いで小屋の裏手を10分ほど下ると水場があり汲んで上がる。
行仙のうまい水
行仙宿山小屋は今晩泊まる人が10名ほどだったので、みんなで囲炉裏を囲んで
晩ご飯を食べた。小屋で食べると3倍うまいなぁ。
高速天ぷら揚げ
法螺貝ライブ
※通常、持経ノ宿、行仙宿山小屋は無人です。寝具、食料は各自持参しなければなりません。
水場はそれぞれ小屋の近くにありますが季節によっては枯れている場合もあります。
次の朝、ビスはんが二日酔いだと言う。
なので小屋を1番最後に出る。
咲いてたで 奥駈の槍ヶ岳
この日もえんえんと歩いて玉置山の手前あたりを歩いてると、
山道と車道が交差するところで、後ろから走ってきた車からおーいおーいと呼ばれたので
振り返って見ると行仙宿山小屋の新宮山彦グループの方々だった。
たらこパスタ&ミネストローネ
大事なもん忘れてんでーとカッパの上着を出されたが、ワイらのではない。
わざわざ山降りて、車で追いかけてきてくれはったんや。
なんとまぁ親切にもほどがある。
荷物を山頂まで上げたろか食料あるから持っていきと、
至れり尽くせりで世の中捨てたもんじゃぁない。
もちろん荷物は自分で持って歩くのに意味があるので丁重にお断りさせてもろた。
後続のおじさん達は60歳以上は特別だと言い荷物を載せてもらい、空身で上がってきた。
頂いた食料は後から上がってきた学生たちに渡した。
渡したら、すぐに食べていた。
この時は学生は食欲旺盛でええのうと笑えたのだが、
後に自分たちも同じことをするとは思いもよらなかった。
玉置神社にて今日も無事に歩けて感謝ですと神社にて感謝のお礼をする。
無事に到着で感謝
神社の駐車場でビールをゲットできるとの情報を得ていたので早速買いにいく。
神社に戻ると一升瓶とお神酒が置いてあり飲んでもいい酒があった。
神社で飲む酒は3倍うまいなぁ。ありがたやありがたや。
この日の夜はとても静かで星がようさん輝いていた。
最後の日、登ったり降りたり下ったり。
本宮の文字が出てきた
鳥居が見えた。
熊野本宮大社に到着。
階段を上がると、りゅうちゃんのご主人たちが待っててくれた。
何時に着くか分からんのに。ありがたやありがたや。
りゅうちゃんご主人ふたり
おまけに弁当とビールまで持って来てくれはった。ありがたやありがたや。
まったく皆はん親切にもほどがある。
帰りの電車の中で食べてと言って渡してくれはった。
しかし帰りの電車まで我慢できずに、
熊野川のほとりで早速食べてしまうのであった。
学生たちを笑ってたわいらも一緒やんか。
河原のほとりで食べる弁当とビールは3倍うまい。
ちまき食べたべ
南奥駈道、満腹満喫の歩きであった。
今回の歩きの写真をわいに任されたのだが、
わいの顔のドアップばかりでカメラマン失格のレッテルが貼られたのは言うまでもない。