にゃおん雑記

日々思ったこと、感じたことを綴っています

超常現象

2007年09月05日 | 雑記
乙一著『暗黒童話』を読了。
この作品はファンタジー色の強いホラー・ミステリでした。

二章以降の「ある童話作家」ではかなりグロテスクな描写が登場しますが
不思議な雰囲気(ある設定がね)のため嫌悪感がないんです。
ラストもすっきり、読後感は心地良かったです(*^_^*)

超常現象に「なんでやねん!」と突っ込まない(^-^;)
ホラー好きなミステリファンの方にはお薦め作品です。
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ミステリアス

2007年09月04日 | 雑記
本日購入した長編ホラー小説『暗黒童話』
「アイのメモリー・前」と一章を読み終えたところです。
「アイのメモリー」とは小説中に登場する作家が書いた童話。
(人間の言葉を話す鴉が眼球の無い女の子に眼を運んでくる話です)

一章では記憶を失った主人公の心理描写がせつないですね。
裏表紙にはホラーと書かれていますが、一章を読んだ時点では
ホラー要素はありませんよ。
ホラーというよりファンタジー&ミステリという感じ。
「グロテスクなシーンや残虐なシーンがけっこうある」と言われていますが
今のところあまり無いかな。
主人公が傘によって左目を失うシーンは、想像すると痛いけど
その描写自体はグロテスクじゃなかったもの。
だって、傘の先端が瞼と眼球の間に押し入ったくらいで、
ぷつんと視神経が断ち切られ眼球が掻き出されて落ちる?
まぁ、偶然視神経が断ち切られたんだろうけど…
私は眼球が落ちるより、視神経で繋がったままぶら下がってる方が怖い(>_<)


兎にも角にも、『暗黒童話』は面白い!
まだ一章しか読んでないけど(五章まであります)早く続きが読みた~い。
今後、裏表紙に書かれているようにホラーな展開になるのかな??
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肌が粟立つ

2007年09月03日 | 雑記
以前から気になっていた作家の乙一氏。

先程、彼のデビュー作『夏と花火と私の死体』を読了。
この物語は9歳で殺された死体の一人称によって記述されています。
その「わたし」が兄妹の行動を淡々と描写するのが不気味なんですよ~
今までに読んだことのない、不思議なサスペンス作品でした。
16歳で執筆された作品とは思えません!

表題作品とは別の一編『優子』はまだ読んでいませんが
他の作品にも興味が出てきました。

次に買おうと思っているのは初の長編ホラー小説『暗黒童話』
「死者の眼球が呼び覚ます悪夢の記憶とは?」という
臓器移植で死者の眼球の提供を受けた女子高生の話のようです。
どんな展開になっていくのかワクワクしますね(*^_^*)
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怪人

2007年09月02日 | 雑記
『コミック怪 Vol.01』が何処の本屋でも売り切れ!
角川書店のネットを覗いても「在庫無し」!
仕方がないので増刷を待っての取り寄せ発注をしました。
凄い人気なんですね。
早く読みたかったけど、気長に待つことにします。


京極夏彦さんの作品が大好きなのに情報収集できていない私。
『コミック怪 Vol.01』創刊ニュースで初めて『怪』という雑誌の存在を
知りました。
このベタで魅力的なタイトル!
世界で唯一の季刊妖怪マガジンなんですね(*^_^*)
水木しげる先生、荒俣宏先生、京極夏彦先生と妖怪が大好きな方々の
お名前が!
私も妖怪好きなので、この雑誌に興味津々ですよ。
そこで『怪 Vol.0023』も取り寄せてもらうことにしました。
こちらは在庫があるようなので早く手元に届きそうです。
どちらも、読むのが楽しみです。
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モンスター誕生

2007年09月01日 | 映画
レクター博士がいかにして怪物になったのか?というテーマに惹かれ
『ハンニバル・ライジング』を鑑賞。
怖さやドキドキ感は無かったものの、普通に面白かったですよ。
鑑賞中はハンニバルに共感し、応援していました。
どんな理由があれ殺人を肯定してはダメなんですけどね(^-^;)

ハンニバル・レクター博士のファンにはお薦め作品だと思いますが。
どうなんでしょう?賛否両論分かれる作品ではありますね。
レクター博士は生まれながらの怪物だからこそ魅力を感じる
という人はダメなんでしょうね。

この作品が良かった理由の一つがカッコいい俳優の存在(*^_^*)
若きハンニバルを演じるギャスパーが色気があって美しかった。
骨格全く違うこの青年が後にA・ホプキンスになる、
というのは無理があるもののギャスパーが演じて正解です!
色気や美しさの中に、ハンニバルらしい狂気をしっかりと演じていました。
彼の演技を見るためだけに『ハンニバル・ライジング』を観る価値あり。
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