和歌山県は7月31日、新型コロナウイルスに感染し、異常行動が確認されている50代男性会社員について、新型コロナによる脳症と診断されたと発表した。
県によると、国内では新型コロナによる髄膜炎とみられる症例はあるが、脳症の症例は珍しいという。男性は21日に感染が確認され、27日から大声を出すなどの異常行動を取るようになったという。現在は快方に向かっている。
第二波でささやかれていることは咳や肺炎などの呼吸器系の疾患ではなくて他の臓器で障害を起こすことです。脳症もその一つです。
また過剰な免疫機構が働き体内免疫システムが暴走し始めるサイトカインストームも恐れられています。具体的には大量のサイトカインが生み出されて肺炎などは重症でないのに血栓ができ心筋梗塞、肺塞栓、脳梗塞、下肢動脈塞栓 などによる突然死が懸念されています。突然死は感染後に再感染して起こるという症例も報告されています。YouTubeでも動画が流れています。
そういう意味でこの異常行動は気になります。俗にいえばゾンビ化です。
やはり新型コロナウイルスは軽症で済むと侮れないと思います。
確実に第二波への移行が始まっています。本格的な冬を迎えている南半球のオーストラリアで感染数が急増していますが、数だけでなく症状にも注目しておきましょう。
一日も早い終息をお願います。