未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

トムラウシ山-ガイドについて違う証言も

2009年07月20日 19時18分50秒 |      +事件・事故
中日新聞:生還男性が状況語る 大雪山系遭難:社会(CHUNICHI Web)
野首さんは、事故を報じる新聞を見て、初めて亡くなった人のことを知った。「この男の人、とってもきちょうめん」「話題豊富でようしゃべるんだわ、このおばちゃん」。名前も住所も、職業もほとんど知らない。でも、大好きな山の話になると、みんな夢中になった。野首さんにとっても、トムラウシ山は初めてだった。

 遭難当日の16日、野首さんは宿泊したヒサゴ沼避難小屋から出発した18人の隊列の後ろから3番目にいた。出発時から雨。半袖に長袖、その上にフリースと雨がっぱを羽織ったり、登山服にかっぱ姿だったり、服装はそれぞれだった。

 異変は風雨がいっそう激しくなった午前10時半ごろという。後ろを歩いていた女性と男性ガイドの姿がないのに気付いた。岩陰でガイドが女性の背中をさすっていた。野首さんは持参した簡易テントを渡し、先を急いだ。

 さらに、しばらく行くと別の女性1人が座り込んでいるのが見え、右手をつかませて引き上げるようにして歩いたというが、さらに別の女性2人も動けなくなった。野首さんは先頭の第1ガイドと一緒に、女性3人をテントに運び入れた。「頑張れ」。体温が下がらないようこんろで火をたき、手や足をさすった。

 気づくと、1人が息をしておらず、いびきをかき始めたもう1人には心臓マッサージも施したが、息を吹き返すことはなかった。

 遺体にシュラフをかぶせ、テントの中で救助を待った。「(遭難した現場で)ガイドらは一生懸命だった。ただ、どうしてこんな事態になったのか、原因をきちんと明らかにして、二度と繰り返さないようにしなくてはならない」


まずツアーというものの問題です。最近は個人情報保護法があり、お互いに名前を明かすこともないという話を聞きました。埼玉から来た人は「埼玉さん」青森の人は「青森さん」だったりするという驚く話を聞いたばかりでした。それでこの記事。

ツアー客同士がお互いを知らないままに、遭難。ばらばらになってしまったにはそれなりの理由が潜んでいるような気がします。この記事ではガイドの方もがんばった様子はわかりますが…。

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