一時スパムメールが来ていましたが、それに引っかかる人が高齢者に多かったわけですね。
「九条麗子」を名乗り“詐欺” 中心メンバーを起訴
「九条麗子」を名乗り“詐欺” 中心メンバーを起訴
架空の資産家「九条麗子」を名乗って金をだまし取ったとして、41人が逮捕された大型詐欺事件で、中心メンバーの11人がより刑罰の重い組織犯罪処罰法違反の罪で起訴されました。
矢原良二容疑者(35)ら11人は去年10月以降、架空の資産家「九条麗子」を名乗り、「7000万円譲ります」などと嘘のメールを送り、50代から70代の男女7人から5000万円余りをだまし取ったとして、組織犯罪処罰法違反の罪で起訴されました。この詐欺グループは、幹部やアルバイトなどメンバーを11の職位に分け、タイムカードで勤務管理するなど会社のような組織で詐欺を繰り返していたことから、東京地検は組織犯罪処罰法の「組織的詐欺」に当たると判断しました。摘発時に見つかった犯罪収益金とみられる3億円を没収することや詐欺罪よりもより重い刑罰に問うことが可能になります。警視庁はここ数年、詐欺グループの幹部の逮捕とアジト摘発に力を入れています。