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赤線、青線、白線!?新宿ゴールデン街の噺

2007-10-23 20:08:50 | マスター独り言
最近、「ブログ見てますよ。」とか「是非、本にして下さい。」とか声を掛けられることが多くなりました。
ブログ始めて2ヶ月になりましたが、ビックリです。
デザイン学校時代の友人がデザイン論の話を専門家じゃなくても分かり易い文体で解説したブログを開設して1年足らずで出版社から新書の依頼がきたそうです。
只今2冊目執筆中(ブックマーク参照)だそうです。
うらやましいぞ木全のケンちゃん。

そこで今日は、反響の多い、昭和30年代ネタ,なんと《売春》ネタである。
と、いっても下(シモ)ネタじゃない(名前は志茂だけど、笑)
風俗文化の話です。

厨房の奥で料理作っていると、興味あるキーワードがバンバン聞こえてきました。
昭和30年代の新宿花園神社周辺の話、今の新宿ゴールデン街のことだ。
 
以下ウィキから引用もあり

新宿ゴールデン街(しんじゅくゴールデンがい)は、東京都新宿区歌舞伎町一丁目にある飲食店街。花園神社と隣接し、第二次世界大戦後に建てられた木造長屋建ての店舗が狭い路地をはさんでマッチ箱のように並んでいる。作家、ジャーナリストが多く集まる街としても知られる。

もともとは新宿駅東口にあった闇市(和田組マーケット)が起こりである。1950年ごろ東京都が駅前の闇市を撤去した際の替地として当時都電沿いの土地であった場所に移転してきた(都電の跡が現在、四季の道という遊歩道)。当時は繁華街から離れた場所であり、ほとんどの店が飲食店の名目で赤線まがいの営業をしていた。風俗営業法の許可を取らないもぐり営業のため、俗称で青線と呼ばれた。歌舞伎町付近にはこれ以外にも青線が集まっており、都内でも有数の売春街であった。

売春防止法施行(1958年)の後は飲み屋が密集する「ゴールデン街」と名を変えた。この街の店は、文壇バー、オカマバー、ボッタクリバーの3つに分類できるとも言われた。店内は3坪または4.5坪と狭く、カウンターに数人並ぶと満席になる。

文壇バーには、作家やジャーナリスト、編集者らが集まり、(全共闘世代などが)熱い議論や喧嘩を繰り広げる場所でもあり、佐木隆三や中上健次などが常連として知られた。

バブル経済の最盛期には地上げ屋に狙われ、放火事件などもあったが、この街に愛着を持つ者も多く、現在でも1950年代の雰囲気を残す場所として続いている。

赤線、青線とは

 売春を目的とする特殊飲食店街の別称で、所轄の警察署の地図に、その地域を赤線(現、同性愛者の街新宿2丁目)で囲って示されていたことからこの名称が生まれ、1952(昭和27)年から1956(昭和31)年にかけて盛んに使われた。青線は非合法特殊飲食店(今のゴールデン街)

以前の投稿で、新宿末広亭のエピソードや花園神社周辺での、祖父と母と父のドラマを小説にしたいとかねてから思っていたので、是非、この世田谷、成城の名士でもあるTさんにリアルな話を聞きたかったのである。

赤線、青線、のことは知っていたが、白線は知らなかった。
もちろん隠語なので地域や時代でも違う代名詞になっておりで外人が多い場所では、白人相手をさすらしいし、黒線、黄線もあったそうだ。

ただし新宿地域では白線は
いわゆるもぐり売春で、赤線の特殊飲食店ような決まった形態はなく、指定された場所に売春婦を派遣したり、アパートの一室などで売春を行ったりしていた。特に電話で売春婦を呼び出すものを「黄線(おうせん)・イエローライン」と呼んだ。これらは秘密裏に行われる場合だが、他にも結婚紹介所を偽装して売春婦を紹介するものもあった。(むしろ現在の主流か?)

T氏の話は興味本位の話ではなく日本の教育論まで波及する真面目な話でした。私の持論も同じでした。(私は団塊世代より上の世代の話が何故か共感できる)

最近落語を始めて思うのは時代の文明や環境は大きく変わったのに人間の本質は、江戸時代とかわってないのネ、ということ、とても感じます(笑)

私は新作落語派ですが、現代落語は、古典は江戸時代、新作は現代とワープしすぎ(笑)戦争中の噺はともかく、昭和3、40年代を背景にした創作落語が、もっとあってもいいと思います。オレがやるしかね~か(笑)

写真は、当時の赤、青線飲食店の看板で、表向きは料理店なのに、おもっきり風俗営業とかいてあるのが、笑える。

成城マーマレードも当時の雰囲気を感じるインテリアの料理店ですが、けっして風俗営業ではありません。(笑)安心して来店下さい。

読者増えて感謝ですけど、こういうネタ投稿するとヘンな書き込み増えるのよネ~
私は、いたって真面目に投稿してますので、ヤメテネ。スグ消去します。(笑)