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閲覧注意! 恐怖の予言大河ドラマ「駱駝が来る」

2020-01-21 13:00:42 | せたっしーの絵日記!
本日はトニー志茂原作の大河ドラマ
「駱駝が来る」の奇妙な歴史を紹介しよう。

中東の聖地で悪政のアベシンの妻アギーエ姫とラクダとの戯れから始まる物語であるが、アラビア半島で、まだ一神教のイスラムが登場しない多神教のジャーヒリーヤの時代のこと。

メッカの西の紅海沿岸のヒジャーズ地方を領土としていたキナーナ族(Banuu Kinaanah)はサアド(Sa"d)神を信仰していた。キナーナ族は、預言者を産んだクライシュ族を支族に持ち、暦作りの重きを置く古くから在る主要な部族である。
幸の神サアドはメッカの外港ジェッダ近くの海岸にある石神であった。

岩石信仰も日本同様アラブには根深くあり、カアバ神殿の中心壁に埋め込まれている「黒石」もさすがに偶像を一切廃したイスラムも排除は出来なかったくらいである。

ラクダの象徴の幸の神サアドは長い平たい石の岩石であった。名前サアドは運命や運を司り、参拝者に祝福やご利益のサアド(吉)を与える威力ある神として、近隣部族の尊崇を集めていた。サアド神はキナーナ族のミルカーン(Milkaan)支族の篤い信仰だけでなく、フザイル族(Banuu Hudhayl)もまたその信仰を共有していた。

その信仰運の中にはアラブ社会における燃える水アブラによる「増財」信仰も含まれていた。
イブン・カルビーの『偶像の書』には次のような逸話が載せられている。

それはサアド神のサアド「幸運、幸福」を授ける中には、子宝を授けることも含まれており、その影響力は遊牧民主体の部族には家畜にまで及んでいたことを窺わせる。 



ある時、アベシン夫婦がラクダを率いてサアド神のところに来て、そのご神体の石の上に立たせて、祈願して信仰を無視して俗物ご利益を得ようとした。

ところがその聖石のところに導いて間近に来たとき、ラクダたちは逃げ出してしまった、そこには(祭壇があり、生贄の)血で塗られていたからである。
ラクダたちは(供犠されるのではないかと恐れおののいて)あらぬ方にてんでに散らばって行ってしまった。


この事態を見て、この男は(期待を裏切られて)怒り心頭に来て、石を拾ってこの聖石に投げつけたのである。「えーい、呪われた神め、(サアドを与えてくれるどころか)わしの(大事な願い事のある)ラクダたちまで逃げ失せさせてしまったではないか!」こうサアド神に悪態をついた。そして逃げ失せたラクダたちを再び集めて、自分のキャンプ地に戻って行った。その折彼はサアド神に向かって、次のような捨て台詞を投げつけて詩を吟じた
我らサアド神のもとに来たり、ご利益を一つにせんと願って
されど彼その願いを反古にせり 何一つご利益無くして
サアドなど神ならぬ荒れ地にあるただの岩に過ぎぬ
思い込め呪おうが願おうが 聞く耳持たぬものぞ  幸福の神サーズと火の戦争の神マーズは合体変異を繰り返し地球を地獄図にしてしまったのである。



『偶像の書』英訳より

その後、世界に謎の疫病が大流行した。





それが21世紀になっても2002年の「サーズウィルス」、2012年の「マーズウィルス」そして2022年の「コロナウィルス」が地球人類の半数以上も死滅させる人類最悪のハルマゲドンが起きることになる。

その前兆が2020年の今年、中東や中国大陸で「コロナウィルス」の恐怖が始まっているのだ…





この物語はトニーのフィクションではあるが、紀元前のキリスト教が出来るはるか前の中東メシアの予言聖書に記されている。

さて貴方は駱駝(ラクダ)コロナウィルスをどう予防しますか?