こちらの地方では連日の雨で桜もすっかりと散ってしまいました。
桜の命は儚いと言いますが
今年は不安定なお天気に散り急いでしまったようで
ちょっぴり残念な思いです。
それでも
お花見を予定した日は
雨にも降られずに
今年も美しい桜を楽しむことが出来て感謝です
最後のお花見は
先週に行った彦根城(滋賀県)を
ご紹介します。
午前中の早い時間はまだまだ雲が多めでしたが、
お堀沿いの桜が
今年も見事に咲き誇っていました。
桜の木はお堀沿いに約1200本あると言われ
お城を取り巻く二重の堀の水面に映る様には
思わず足を止めてしまいます。
琵琶湖畔を望む旧彦根藩主・井伊家35万石の彦根城は、
往時の天守が現存する全国12城の一つで、国宝に指定されているそうです。
例年なら4月20日頃まで
桜まつりが開催されているのですが
今年は13日頃に終わってしまったようですね。
この写真を撮ったのは9日で
もうこの時点で満開ピークでした。
そのあと、お天気が良ければまだまだ楽しめたのでしょうが、
生憎の強い雨が続いてしまいましたね
城内から見下ろしてみると
城壁に植えられた桜が満開です。
遠く琵琶湖を望むことが出来ました。
この景色、昨年のちょうど今頃に訪ねた「日本のマチュピチュ」、
竹田城の桜を思い起こさせてくれます。
眼下に広がる彦根の町も
桜色に染まっています。
彦根城のマスコットキャラクター
ひこにゃんが登場です。
実は、隠れひこにゃんファンの私です
見事な枝垂れ桜でした。
午前中の早い時間だったためか
けっこう人は少なかったです。
中国人の団体客は賑やかに楽しんでいましたが
そこを離れると
園内で静かに鑑賞している人たちが散策しています。
桜は日本人の心花
美しく咲き誇って潔く散ってゆく。
儚い命ですがその儚さゆえに
わたしたち日本人は
切なく桜を愛でるのですね。