「愛しい風」へようこそ・・
庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・
旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。
移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。
風を感じて立ち止まっていただければ
嬉しいです。
熱く狂おしく燃えた夏は
いつしか遠くへと旅立ってしまい
季節がまたひとつ往ってしまったことを
茜色を纏った秋風が耳元で囁いた。
季節は変わり
時間(とき)は走馬灯のように
流れ続けていく・・
陽光に咲き誇っていた花びらも
いつしか春風に舞ってゆき
降り続いた雨も
やがて朝には上がっている
色づいた木の葉は
散り急ぐように土に還り
降リ積もった銀世界も
雪どけの春を待っている。
すべてのものは
変わり続けてゆくけれど
たったひとつの
変わらない思いがあることを
私は信じたい
この道が
見えない明日に向って
此処にこうして続いている限り・・
あなたの足跡を辿って歩いてゆける
そんな気がする