やよひのつれづれ日記 Yayoi's Japanese Calligraphy

毎日のことを書き留めています。

よみがえる王朝のみやび 2日目

2012-09-27 16:45:06 | 行ってきました

今日は、熊野の筆工房で開催されますので、8時にホテルを出て

呉線でゆっくり行こうと言うことになりました。

筆工房は、呉線で矢野駅下車。後はタクシーで行かないとバスは途中までの様です。

セレモニーに参加するなって聞いていなかったので・・・・・。

びっくりいたしましたが。先輩の先生の御招待で入場。

筆の工房では、筆の製作着物の絵付けなどが行われていました。

田中親美先生の平家納経全33巻の模写。すごいです。ただこの言葉しかないです。

後で、田中親美先生の長男・重氏が、どの様に模写したのかお話し下さったのですが、

ただ、ただ頭が下がる思いで・・・・・。胸がいっぱいになってしまいました。

上村和堂先生は、私はNHKでしか知らないのですが、お話によると

「やさしくって厳しい先生」だったようです。

 

午後は、平安朝のみやびと平家納経 講師 島谷弘幸(東京国立博物館副館長)の基調講演がありました。

続いて、田中親美と上村和堂 と タイトルの座談会が催されました。

いつか、平家納経を臨書したいですね。もちろん見返しも・・・・。

帰りに頂いた本(よみがえる王朝とみやび)・上村和堂先生の仏画(手書きです。)

有意義な1日でした。

今は、平清盛で一躍有名になりましたが・・・・・。少し不便な所ですが

平家納経を見にお出かけになってみてはいかがでしょうか。

 

 

 


よみがえる王朝のみやび

2012-09-25 13:59:02 | 行ってきました

2カ月ぐらい前から先輩に、「よみがえる王朝のみやび」特別展に参加しないかと誘われて

いました。場所が熊野ですのでずいぶんと迷っていたのですが、思い切って御一緒させていただきました。

小田原8時の新幹線で、名古屋で乗り換えて広島に到着したのは、12時過ぎでした。

日本は、狭いですね、半日で広島まで来れるのですから。笑

来れないのは、私の気持ちにブレーキがかかっているから???

昼ごはんは、すでに新幹線の中ですんでいるので、そく観光に!!

でも荷物があるのでとりあえずホテルに行って荷物を置いてからと言うことで

路面電車で・・・・・。

名古屋は路面電車は、ICOCAが使えますので便利です。

1回乗車で、150円乗り換える場合は、30分以内なら乗り換えた線は、100円です。

渋滞も無いし待ち時間も少ないので、今回は大助かりでした。

それに、広島の人たちはどの方もとても親切でした。

ホテルに荷物を預けたら、最初に広島ドームに行き、戦争で亡くなった方々をお参りをしようと。

言うことになりました。

平和であることの喜び・・・・・。しっかりとかみしめて今後も平和であることを一番に望みます。

今度は縮景園・・・・。

ここは、広島美術館とつながっているようです。両方で入園料が250円とすごくお得な感じです。

広島藩主浅野長晟が入国の翌年1620年から別邸の庭園として築庭したもので、庭を作ったのは茶人の上田宗箇。

園の名称は、幾多の景勝をあつめ縮めて表現したことからによるそうですが、一方でまた中国杭州の西湖を模して縮景した

とも伝えられています。

 

今は、萩と芙蓉が見ごろでした。

広島美術館は、かなりの写真が撮影OKでした。

一部を御紹介いたします。

この様な感じです。

撮影可能な美術館は始めてでした。ロシアには少しはありましたが・・・・。

ずいぶんとのんびり見ていたせいか5時近くになってしまいました。

先輩がガイドブックから抜き出したレストランアンデルセンで食べたいと言うことなので、そのお店を探しに・・・。

ガイドブック片手に。

ありました。バイキング形式で自分が選んだ分だけ料金を払うと言うお店でした。

ここは、フェイスブックに載せるのに夢中でカメラで写真を撮らなかったようです。

広島のプラザも、大阪のプラザに似ていますね。

本当にプラプラと歩いてからホテルに帰ってきました。

明日は、早めに起きて熊野に行かないといけないので早めに眠りにつきました。

 

 

 

 

 

 

 


法隆寺夏期大学 in 奈良 4日目 後半高野山

2012-08-28 18:57:39 | 行ってきました

奈良では高野山に移動してきて半日。

この辺までは前回紹介済みでしたが・・・・・。その続きだと思ってください。

途中雨に降られました・・・・。やはり大きな木の下で雨宿りしていました。

雷は無かったですが、雨に降られれば木の下で雨宿りしたいですよね!!

とりあえず、びしょぬれ手前で「中の橋」(この橋を渡ると死の世界に入ると言われる橋です)を無事

帰ってきました。

そこで「はちょう」というレストランの2階で永坂嘉光のギャラリーがあり高野山の写真が展示されていることでしたので

行ってみました。冬の高野山にも来たくなる写真が飾ってありました。

他にもすばらしい写真が数多く飾られていました。

お天気も回復したので、バスに乗って・・・・。壇上伽藍に。

ここは奥の院と共に高野山の2大聖地です。大塔がまず目に飛び込んできます。

続いて・・・。金堂。

御影堂と続きます。

三鈷の松・蓮池と見て回り、そして総本山金剛峯寺に。

ここの庭はすばらしいですよね。

ここの歴史は省かせていただきますが・・・・。最後は豊臣秀吉が亡き母の菩提を伴なうために木食応其上人

に命じて建立させて寺院・・・。その後3度の火災にあいといろいろあります。

中はこの様になっています。

そしてお庭は・・・。

四国の青い花崗岩140個と雲海には京都の白川砂が使われているそうです。

大分疲れてきましたしたが、平清盛の血曼荼羅が特別公開されていると言うことでしたので寄り道しました。

曼荼羅はいつか描いてみたいですね。でもこんな大きいのはとても無理ですが・・・・。

いつの世も色々な願いがあったのでしょう。この様な曼荼羅が納められているのですから。

本当に1日高野山を歩きまわりました。御苦労さまでした。

 

 

 


法隆寺夏期大学 in 奈良 4日目

2012-08-12 11:09:00 | 行ってきました

今日は、法隆寺で最終日。

午前中 法隆寺子寺の本堂と門 ・ 玉虫厨司といろは歌。

この授業があったのですが・・・・・。

本来は、授業が終わった後移動を考えていたのですが、あまりの暑さに授業をパスして

朝から高野山に移動してしまいました。

途中、奈良駅から新今宮で、南海高野線に乗り換えて極楽橋。

極楽橋からケーブルで高野山まで、約2時間半で全くの別世界!!

高野山行きのケーブルです。

高野山駅からバスで、7~8分今晩お世話になる宿坊に到着。

もちろん、まだチェクインはできないので荷物だけ若いお坊様にお預けして

いざ、高野山詣でに・・・・・。

東光院さんより、2~3分の所が、一の橋。参道入り口で最初にわたる橋なので「一の橋」と呼ばれています。

ここからは、有名人のお墓が両側に並んでいます。お参りしないと悪い気がするのですが・・・・。

あまりに多いので。

しばらく歩いて行くと「汗かき地蔵」さんが祭られています。

中の橋を渡ると汗かき地蔵さんをお祀りしています。

このお地蔵さんは、世の中の人々の苦しみを御地蔵さんが身代わりになって一身に受けて

いつも汗をかいていると伝えられています。

豊臣秀吉、織田信長、石田三成、薩摩島津家、伊達政宗、武田信玄、大岡越前

もちろん分骨ですけど。

ただ同じ宗派で弘法大師の足下に眠れば極楽往生できるという信仰に基づくもの

と言うことです。

 

 

ここからは聖域の場所で写真を撮ることもできませんし。脱帽と言うことです。

参拝をして水むけ地蔵まで戻って来たら、雨が降り始めました・・・・。

途中に無縁塚もありました。

 

木の下で雨宿りをしても一向にやまないので、びっしょりになりながら山を下りてきました。笑

これも授業をさぼった罰なのかな???

高野山の入り口で昼食をすませ、今度はエネルギーをセーブルる為にバスに乗って御影堂の方に移動していきました。

 

 

 

 


法隆寺夏期大学 in 奈良 3日目

2012-08-07 19:37:22 | 行ってきました

3日目も勤行からスタートです。

第6講 法隆寺百万塔と生産工房  独立行政法人・国立文化財機構 松村恵司 

この講義、とても興味ありました。この時代のこれだけの人を動かすことが財政力はどこから来たのだろうか??

もう少し、後で勉強したくなりました。

第7講 春日も神様と仏様 春日大社宮司 花山院 弘匡

5回・10回の参加者表彰式

5回の人は法隆寺百万年塔のレプリカと法隆寺住職 大野玄妙さんの色紙

10回の人は、聖徳太子のお軸と法隆寺住職 大野玄妙さんの色紙

いいな~!!

午後は、護摩供養

だったのですが・・・・・・。あまりの暑さに逃げ出してしまいました。

昼ごはんを、法隆寺の近くのレストランですませているうちに、何人かの人が

集まって、唐招提寺と薬事寺に行こうと言うことになりました。

唐招提寺は、は聖武天皇の娘、孝謙天皇のお書きになった文字を見るのが好きです。

暑いせいか人では意外と少なかったですね!!

金堂の御仏は、左から千手観音、盧舎那仏、薬師如来で、皆さんにお会いしてきました。

もちろん鑑真和尚さんにも。

 

薬事寺

いつも裏口から入っていきます。

この薬師寺さんは、天武天皇により発願(680)、持統天皇によって本尊開眼(697)、

更に文武天皇の御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成を見たお寺さんです。

ここの薬師三尊像さんは、薬を持っていらしゃらない??

極楽は西にもあれば東にも
    来た[きた](北)道さがせ
      皆身[みなみ](南)にぞある

 

暑いので失礼して建物の中からパチリ!!西塔を・・・。

あおによし ならのみやこは さくはなの におうがごとく いまさかりなり

塔の連子窓[れんじまど]に使われている色を「青[あお]」色、

扉や柱に使われている色を「丹[に]」色 と言うようです。

東塔は修理中でした。

正面はこの様になっています。笑

今回も玄奘三蔵伽藍は拝見できませんでした。

この次は、3度目の正直で見れると良いのですが・・・。

暑いので、あちらこちらで休んでばかり・・・・。笑

いつも期待して探している夕飯??

今日も少し早い時間ですが・・・・。お腹がすきましたので

いただきま~す!!まだ、5時です。笑

野菜バーニャカウダ とサラダ

今日も1日大変楽しかったです。

奈良は暑いです!!

 

 

 


法隆寺夏期大学 in 奈良 2日目

2012-08-02 19:08:55 | 行ってきました

2日目も勤行から始まりました。

今年の勤行の後の法話は、聖徳太子の17条憲法からです。

九曰。信是義本。毎事有信。其善惡成敗。要在于信。羣臣共信。何事不成。羣臣無信。萬事悉敗。

意味は、

第九条 信(まこと)は義の本である。 何事においても信を存さねばならない。
善悪成敗は、いかに信があるかによって決まる。
群臣(多くの臣下)互いに信あるならば成らざる事は無く、群臣に信が無ければ万事尽く敗れるであろう。

現在でも必要なことですよね。

昨日に続いて

第3講 法隆寺西円堂薬師如来と唐招提寺蘆舎那仏像 天平乾漆仏の国宝  美術国宝修理所理事長 西川杏太郎

第4講 一人の僧として 日蓮聖人と妙蓮寺そしてWCRP 本門法華宗官庁 松下日肆

第5講 偽文書と料紙 奈良国立博物館館長 湯山賢一

偽文書の講義はおもしろかったです。特に花押には興味がありましたので。

奈良国立博物館館長 湯山賢一の紹介で、国立美術館で

頼朝と重源 展が開催中で夜7時まで入館できるとのことでしたので、講話の後行きました。

何かすご~く得をした気分です。

歩き疲れたし、お腹もすいてきたのでホテルに帰る途中何か美味しい物が食べたいね、

と言うことで・・・・・。探したのですが。

奈良は、美味しいものが食べれるお店が、早い時間ね閉店してしまい難しいです。

やっと見つけた薬膳料理のおみせ。

お弁当を注文しました。

日本の古代のチーズ”蘇”・・・・。どんな味かな???

確かにチーズです。

充実した講義にいつも食べれないお料理がいただき満足の1日でした。

 


法隆寺夏期大学 in 奈良

2012-07-31 18:36:09 | 行ってきました

母の具合があまり良くないので迷っていましたが、多くの方の協力のもと夜行バスで

参加と言う強行軍で行ってまいりました。

最後は、母の調子もよかったので予定を延ばしてしまいました。笑

26日朝、京都に5時半に着いてJRで奈良まで行き8時からの勤行にぎりぎり間に合いました。

懐かしいお顔も・・・・・。

第1講話   聖徳太子の理想 和の社会            法隆寺の住職 大野 玄妙

第2講話   遠くに届け聖徳太子の心 瓦は時を超えた   帝塚山大学教授 森 郁夫

午後は記念撮影

私はどこにいるでしょう???笑

西院伽藍ドレンジャー放水と伽藍の特別拝観です。

今回も、百済観音さん中宮寺の菩薩半跏像にお会いしてきました。

 

 


伊勢原市展

2012-07-01 17:11:46 | 行ってきました

伊勢原市展に行ってきました。

後期(書・写真・陶・工芸)で今日まででした。

はがきを頂いたので拝見するのを楽しみにしていました。

会場は、いろいろな力作が飾ってありましたが、書から拝見させていただきました。

書の中で印象的な作品は、優秀賞を受賞された作品と審査員奨励賞を受賞されたお二人の作品でした。

私の知人の作品は、言葉と色が素敵でした。

篆刻のことは、よく分かりませんが、私は彼の作品が好きです。

いつかこのブログでも紹介いたしましたが、我が家の玄関に

「夢舞」と彫っていただいた作品が飾ってあります。

風が素敵ですよね。

それから尺八。これも彼の作品です。

きっと素晴らしい音色がするんだろうな~。

短い時間でしたが有意義な時間が過ごせました。

はがきをありがとうございました。感謝。

 

 


秩父宮記念公園 in 御殿場

2012-06-29 15:15:10 | 行ってきました

 

御殿場にある秩父宮記念公園に友達に誘われて行ってきました。

秦野から、約1時間半ぐらいで別世界です。平日の日かとても空いていました。

特に入口が素敵でした。別世界へ誘っているようでした。

 

個々秩父宮公園は、秩父宮同妃両殿下の別邸跡地を整備した公園で春は梅や枝垂れ桜、

夏はフヨウやサルスベリ、秋はキンモクセイなど、

季節ごとの花が楽しめると所だそうです。

あじさいが見事に咲いていました。

秩父宮殿下が生活されていた母屋。

築280年以上の重厚感あふれる茅葺きの記念館です。

両殿下のご愛用品なども展示されていました。

 

母屋の外には、富士山に向かって秩父宮殿下が登山姿の銅像が設置されていたり、秩父宮殿下と勢津子さま

お二人が愛した景色臨むことができます。

他には、来園者がくつろげる休憩所 うぐいす亭。殿下が陶芸に興味があり、陶芸家

加藤土師萌(はじめ)氏の指導によって制作された「三峰窯」などがあります。

最後に、休憩所と売店で、正子様の家紋入りのハンカチを母に、虎屋の羊羹を

息子にお土産で買ってきました。

少しだけ秦野から離れるだけで別世界に旅行することができるのですね。

誘ってくれるこんな友達に巡り合えたのは感謝です!!