今日は、熊野の筆工房で開催されますので、8時にホテルを出て
呉線でゆっくり行こうと言うことになりました。
筆工房は、呉線で矢野駅下車。後はタクシーで行かないとバスは途中までの様です。
セレモニーに参加するなって聞いていなかったので・・・・・。
びっくりいたしましたが。先輩の先生の御招待で入場。
筆の工房では、筆の製作着物の絵付けなどが行われていました。
田中親美先生の平家納経全33巻の模写。すごいです。ただこの言葉しかないです。
後で、田中親美先生の長男・重氏が、どの様に模写したのかお話し下さったのですが、
ただ、ただ頭が下がる思いで・・・・・。胸がいっぱいになってしまいました。
上村和堂先生は、私はNHKでしか知らないのですが、お話によると
「やさしくって厳しい先生」だったようです。
午後は、平安朝のみやびと平家納経 講師 島谷弘幸(東京国立博物館副館長)の基調講演がありました。
続いて、田中親美と上村和堂 と タイトルの座談会が催されました。
いつか、平家納経を臨書したいですね。もちろん見返しも・・・・。
帰りに頂いた本(よみがえる王朝とみやび)・上村和堂先生の仏画(手書きです。)
有意義な1日でした。
今は、平清盛で一躍有名になりましたが・・・・・。少し不便な所ですが
平家納経を見にお出かけになってみてはいかがでしょうか。