やよひのつれづれ日記 Yayoi's Japanese Calligraphy

毎日のことを書き留めています。

書道 書いてみよう わかのうら帖

2011-04-29 07:10:46 | 書道 行書

お弟子さんで、昔、仮名を勉強したことがあるので

また勉強したいとの希望がありましたので・・・・。

私が、昔、昔使った本を使用して、ご一緒に勉強を始めました。

良かったら、ご一緒に勉強してみませんか??

山部赤人の歌で

   若の浦に 潮満ち来れば

    潟を無み

     葦辺をさして 鶴鳴き渡る


     わかのうらに しほみちくれば
      かたをなみ
       あしへをさして たづなきわたる

  訳:和歌の浦に潮が満ちて来ると
    潟が無くなるので、
    葦のほとりを目ざして鶴が鳴き渡ることよ。

私が勉強した本は、「しおみちくれば」「 しおみちくらし」となっていました。


ご一緒に勉強しましょう!!



彩鳳舞丹霄

2010-04-28 15:59:25 | 書道 行書
さいほうたんしょうにまう

       

これは禅語で、この1行物はめでたい新年ににふさわしいと言うので

よく年頭の茶会に使われるようです。

彩鳳とは、5色の羽毛を持つ鳳(鳳凰の雄)凰(鳳凰の雌)の

一双のことである。

丹霄とは、朝焼・夕焼などの赤い空のことであるが、ここでは
広く天空を意味している。

したがって、この句は
五色の鮮やかな鳳と凰との一双が、天下泰平・万民農楽の聖代を

祝って出現し、雲ひとつない天空を悠々と舞い遊んでいるという

意味です。

書道 書いてみよう 蘭亭叙 「永和九年」 行書

2009-04-18 08:34:24 | 書道 行書
今年は、集字聖教序をアップしていきたいと考えていたのですが・・・・。

お教室ごとでいろいろな行書を勉強していまして、

なかなかグログの為の集字聖教序を書くことができないので、

予定を変更しまして

     蘭亭叙

をアップしてまいりたいと思っております。

これは今、私が毎月「競書」を提出している書道会の課題でもありますので、

勉強しますしアップしやすいと思います。

蘭亭叙について

 蘭亭序は書聖と言われる王義之の書で、古来より行書のお手本として使われてきました。


353年(東晋)3月3日、今の中国(せっこう省)蘭亭に貴族41人が集まり、儀式の後に流しょう曲水の宴を開き、

各々が詩を作り発表しあいました。

その詩集の序文を王義之がかきました。

その序文のことを蘭亭序といいます。

能書きはそのくらいで、まずは書いてください!! 笑




蘭亭叙 王義士書



解説は後にアップしてまいります。