やよひのつれづれ日記 Yayoi's Japanese Calligraphy

毎日のことを書き留めています。

彩鳳舞丹霄

2010-04-28 15:59:25 | 書道 行書
さいほうたんしょうにまう

       

これは禅語で、この1行物はめでたい新年ににふさわしいと言うので

よく年頭の茶会に使われるようです。

彩鳳とは、5色の羽毛を持つ鳳(鳳凰の雄)凰(鳳凰の雌)の

一双のことである。

丹霄とは、朝焼・夕焼などの赤い空のことであるが、ここでは
広く天空を意味している。

したがって、この句は
五色の鮮やかな鳳と凰との一双が、天下泰平・万民農楽の聖代を

祝って出現し、雲ひとつない天空を悠々と舞い遊んでいるという

意味です。

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1 コメント

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こんな情景を見たことがあります (mui)
2011-04-14 17:52:04
この言葉にぴったりな情景をインドの夕景の中に思い出します 今でも宝物のような場面です
ある時棟方志功の”飛雲”と言う作品にその情景があり 天女がキラキラと舞っている情景でした ぴったりな言葉大切にしますm(._.)m
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