「言葉は取るに足らないものだ。一番大きくても「象」としか言えない」。こちらもチャールズ・チャップリン氏の名言だが、確かにそのニュアンスによって誤解もある。だからこそ「百聞は一見に如かず」なのだ。それに勝るものはないだろう。さて趣味だが、電子パーツが足りない。そのパーツは電解コンデンサとか、三端子レギュレータ、チューブラコンデンサ、抵抗だが、ソリッドステートでも、まだ真空管を使ってた頃のパーツが使われていた時代の機材があるので、微妙に定格も合わないが、それこそ割れ鍋に綴じ蓋で、工夫次第である。それでメイン機として使っているカセットデッキ(Technics「RS-670U」)だが、チューブラコンデンサ(2200µF 25V)の劣化の為に電圧が下がる事が頻繁にあり、ピッチも安定しない。だから折角の安定回路にも負荷が掛かり、発熱もするので流石に交換だ。なるべく早目にしよう。その時の調子によるが、定速を30分、保てるかどうかだ。今日の札幌は大雪で、朝は呼吸が苦しくなる程の吹雪だった。予報では、これから止むが厄介なものである。
では時事だが、通常国会に於ける衆議院・参議院の各本会議での岸田内閣総理大臣の施政方針演説が、23日に行われたのだが、今ひとつ、心に響かない。言ってる事が他人事だからだろう。何せ内政は官僚主導で、国防に至っても、米国からの外圧なのだから、本心はやりたくもないのだろう。どうせ中共政府へ強い態度を示そうが、根は親中を飛び越えた媚中内閣だ。そんな現状では単なるパフォーマンスにしか思えないのだ。参考に首相官邸のURLを掲載するが、突っ込み処も満載である。大体、夢のような政策を掲げても、実際にしている事は、その否定なのだ。おかしな内閣だ。
此処で興味深いアンケートだ。Yahoo Newsによると「1月12日に発表された台湾の民意調査では「大陸への駒としてアメリカに利用されたくない」や「大陸と対立するのは台湾に不利」といった回答が多かった。日米が盛んに台湾有事を叫ぶ現状と乖離している」と。思わず「確かにね」だ。現在の米国は民主党政権である。ちなみに「第二次世界大戦」時も民主党政権だった。何故か戦争がある時は、その政権なのだ。これは中国問題グローバル研究所所長で、筑波大学名誉教授、理学博士の遠藤誉氏のコラムだが、そこで指摘をしているのは「中国は平和統一を望んでいる。ただし台湾が日米の支援などを受けて、中華民国政府として「独立」を叫ぶようならば、その時には武力攻撃を辞さない」と。あれで中共政府が平和統一を望んでいるとも思えないが、遠藤教授は、その理由を上げている。即ち「武力統一などしたら、統一後に中国共産党を嫌悪する台湾人を大量に生み、一党支配体制を危機に追いやる。だから武力攻撃は避けたい」。「中国の軍事力はまだ十分ではないので、もしかしたら負けるかもしれないような戦に中国は絶対に挑まない」等である。遠藤教授は更に「戦争を起こして得をするのは誰か?」と問い、その答えを「唯一、アメリカだ」。とし、その理由を「アメリカの軍事産業が潤い、さらに中国に制裁をかけることができるので、中国の経済発展を阻止させ、アメリカがいつまでも世界一でいられる」。としてるが図星だろう。更には遠藤教授も述べているが、中共政府を発展させたのも日本政府である。ODAもそうだが、あれだけ優遇すれば、現状が、こうなるのも当たり前だ。おまけに天安門事件の際に中共政府への扱いを間違ったのも日本政府だ。それが現在の尖閣諸島問題にも繋がるのだから、何をやっているやらだ。その中共政府に関しては。いつも「遺憾の意」だが、その積み重ねが現在である。親中政権を隠してはいるが、保守層の有権者からは遠にお見通しだ。
第二百十一回国会における岸田内閣総理大臣施政方針演説
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0123shiseihoshin.html
台湾民意調査「アメリカの対中対抗のために利用されたくない」
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20230120-00333655