元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

そのような人々

2023-01-31 08:23:30 | 社会・政治




「不幸な暮らしを送りながらも私達に尽くしてくれる人々が居るならば、そのような人々の幸せの為に現在よりも更に身を捧げる事、それは当然の務め」。こちらもフランスのマリー・アントワネット妃の名言だ。人物については、あまりにも有名なので解説の必要はあるまい。王妃となれば、その不幸な人々は当然、国民だろうが、日本の場合は、官僚がまるで王族のような暮らし振りで、その生活を支える為に増税され、ある国の既得権益側に就いて儲かるのならば、その国の肩を持つ節操の無い事をやらかす。なので国益よりも自身の生活が第一で、例え国家が外交的な敗北となっても官僚には関係ないのだ。それが現総理の岸田文雄が外務大臣時代にやらかしたユネスコの世界文化遺産登録での軍艦島の扱いだ。その構図は、慰安婦問題に於ける河野談話にそっくりで、登録決定後にユネスコ政府代表部大使の佐藤地(くに)氏の発言が問題だ。何せ朝鮮人徴用工は「1940年代にいくつかの施設で、意思に反して連れてこられ(brought against their will)、厳しい環境の下で働かされた(forced to work under harsh conditions)」てな事を公言したのだから韓国政府の思いのままだ。正に言ったもの勝ちだが、「何故直前になって騒ぎだした韓国側の意見に同調したのか?」と不思議に思う。これぞ外交的な敗北だ。(それにしても韓国政府は【強制】と言う言葉が好きだ。)だが実際には給料も支払われており、募集工だったとのオチがある。そこでは日本人も働いており、大半がそうだった。おまけに炭鉱だ。その労働者は、誰しも厳しい環境だった。仕事上、高給でもあったが、後に韓国最高裁で、原告である朝鮮人の元徴用工が勝訴し、関連の日本企業に対し賠償を求めたのだから本末転倒だ。結果、日韓外交は疎遠となる。つまりユネスコの件が尾を引いた。本来であれば、当時のユネスコ政府代表部大使の佐藤地氏は更迭相当の大失態であり、それを遠してしまった外務大臣の岸田文雄氏も辞任案件だ。然も「慰安婦問題終結合意」さえ(一方的に韓国政府から)破棄されたので、その雪辱も「如何ばかりか?」だが、ほとぼりが冷めてもいないのに、その徴用工問題を妥協しようとしている岸田内閣である。馬鹿としか言いようがない。しかしながら、その手の報道も眉唾物だ。また世論形成か?



冒頭から話が重たくなったが、こんな状態でも、与党たる自民党内部での対立が無いのか?そんな話が表沙汰にすらならないのだから、逆に危機感がある。本当に「暴走する岸田内閣に対して、それを引き止める派閥さえないのか?」と。何せこんな状態でも、次の衆議院選挙では【安泰】との声も上がる程なのだ。後は結果を御覧じろだが、議席は確実に減ると思う。昨年の参議院選挙の議席も過半数ではなかった。尚、前記に上げた徴用工問題の件は、テレビ報道もされており、既成事実とも、観測気球とも取れて注視が必要だ。本当ならば政権が引っくり返るだろう。それ程の重要案件である。

「サンモニ」青木理氏、岸田首相に「どちらの国の首相なんでしょうか」皮肉「対米従属が露骨」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d1376618f1ed11fca536f402e6dd64342e5ceca

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする