ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

かれいの目は移動する

2012-02-24 14:41:04 | 釣り
ネットで配信される食彩辞典の今日の記事は、カレイの眼の話。皆さんご存知のように、釣った時や食卓にのって来る時のカレイは身体の右側に両目がありますが、生まれた時には身体の両側にあったというのです。留学中にサンデイエゴの水族館からミシガン大学傍の書店に取り寄せた魚図鑑から、下の写真は大西洋産オヒョウで右側に両眼があります。上のカレイはwinter flounderとなっています。

成長するに従って片方の眼が移動し始め頭の上を越したり、額に深くくぼみができてそこを通ったりして反対側に移動すると言われています。体長が1cm程度に成長する頃、生後1~2ケ月で、眼は完全に移動して片側に寄ったというのです。

カレイ目のうち、右側に眼が寄っているカレイ科を英語でrighteye flounderと呼びます。左に寄っているヒラメ科やダルマガレイ科をlefteye flounderと呼びます。どちら側になるかは「科」のレベルで決まっていて「左ヒラメ(下の写真、ヨーロッパ産のヒラメ)の右カレイ」と呼ばれる一般的な形態になります。

但し、カレイ科のヌマガレイは、日本では例外的に左側に眼がありますが、アラスカやカナダで獲れるヌマガレイで右側に眼があるのもいるということです。オホーツクのノトロ漁港だったでしょうか、車椅子釣り師の敏さんが両側がざらざらではなくツルツル系で両側に眼が有るカワカレイ風のカレイを釣ったことがあります。さぞ、びっくりしたでしょうね。調べ直してみて、釣ったのは相棒さんでした。日付は2007年10月13日でした。詳細は、敏さんのサイト(以下)をご覧ください。写真も載っています。
http://homepage2.nifty.com/syumi_yu_yu/2007/10turi/2007.1013.htm