ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

コクと釣り

2015-02-09 11:30:52 | 釣り
今朝のTVでコクについて語り合っていた。カレールウを年間1億円売り上げるメーカーのカレールウ開発部門では、マル秘のコクのもとを披露した。どういう風の吹き回しなのか、疑い、いぶかったが自信があるから広めた感じがした、この会社のコクを覚えた人々はこの味のカレールウを求める筈で、これは一種のコマセである。

単純なのだが、このカレールウのコクのもとを造るには40分位、フライパンに付きっ切りでいなければならい。玉ねぎを千切りにして、一寸油をたらし強火で炒める。色が変わってきたなら、玉ねぎをフライパンの中央に集め、焦げ付かないように、30分ほど同じ仕草で炒め続ける。何度も、中央に集め焦げ付かないように努める。玉ねぎ1ケで造ったコクのもとは、8人分のルーの適量だとか。

コクとは、エグミ、苦味、渋味、甘味、塩味、旨味などが絶妙に混ぜ合わさった雑味というのが実体。大学いもに垂らす味付けは、グラニュー糖に酢を入れて煮詰めたコクのある甘味で引き立つ。野菜の蒸し焼きは、あっさりしてあじっけない感じがするけれど、これも一寸油を垂らして硬めの野菜を炒めたあとに、他の野菜と適量の塩を入れてかき混ぜ、水を入れて蓋をして10分間、いつもの蒸し野菜として造るとコクがでてびっくりという。

月沼のような、流の穏やかな三日月湖のフナには、同じ場所から、例年同じ処方箋で粉コマセを調合したものを、10号の金網錘に入れて投げ入れる。釣行の前日に造るが、ミネラルウオーターの量も毎年同じ容量で溶いている。コクと思える雑味造りは、適量のグラニュー糖、ニンニク、バニラエッセンス、リキュール(日本酒や焼酎の時も)に適量のフェロモン入り粉エサ。これを、初夏、爆弾にして月沼に投げ入れる。去年以前のサイズアップしたフナちゃんが寄ってくる算段である。関内の湾洞にも毎年似た処方のフェロモン入りコマセを使っている。コマセにも、コクが要る、と思っている。遠投派にチョイ投げ派の私が対抗する策である。写真は、段ボール箱に詰めて保存している粉エサなどの一部を示す。