ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

関内を集める

2015-02-28 22:03:18 | 釣り
今、亡き同期の49日の集まりから帰宅しました。奥様はじめ、お家族が元気を取り戻しているようで、ちょっと安心しました。遺影の笑顔が素晴らしかった。彼は、釣りからゴルフに転じました。
昼間、資料の中から熊石海岸の釣り場情報を集めていました。スクラップした紙片には、懐かしい思い出が詰まっていて、読みだすと、昔にタイムスリップしてしまい、時間が経つのも忘れてしまいます。

特に熊石への釣行の半分を占める関内湾洞(写真上A)は、十分すぎるほど通っているのに、良く知らなかった情報が出てまいります。頻繁に訪れる黄金道路のモイケシと同様に、滅多にいい想いはしていませんが、春先は、ここから始めるんだ、という安堵感があります。下の図は昭和52年にスクラップしたもの。釣りTの会のT松さんが「北海道の釣り」に投稿されたものです。「カジカの大量?大漁」という題目でした。写真下は、関内漁港の左側付け根にあるカジカの巣と言われた水被りの岩場です。


どんな魅力があるのか、平磯の好きな私にとって、釣り場のすべてを兼ね備えていると言えます。高齢になると、人家が傍にまとまっているのも安心感があります。避難する漁港があり、防波堤があり、波かぶりだけれど平盤があり、一寸した川がある。右に足を伸ばすと風光明媚な長磯海岸。左に足を伸ばすと西浜から鳴神を通って熊石漁港。下の図は、昭和52年、釣行後のメモ書きです。

舟揚げもあり、沖溝もあり、時化に強い。何と言っても、釣りバスから降りて5mも歩けば釣り場。適当に根がかりもする。釣り人が絶えないが、名人たちは避ける。釣れる魚は、ホッケ、クロガシラ、カジカ、アブラコ、ソイ、アカハラと魚種が豊富なのもいい。冬場はサクラマスの釣り場にもなり、家族連れも訪れる割と安全な釣り場です。戊辰戦争の戦場でもありました。写真上Aの右端あたりに旧戦場跡の石碑があります。