ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

Y岸式ごろネット仕掛け

2011-05-11 10:52:40 | 釣り

先日の寿都漁港では、アカハラがボンズだった私の前に、別の岸壁でアカハラを規定の匹数揃えて意気揚々とやってきた岩見沢釣遊会のY岸さんから頂いたごろネット仕掛けを披露します。隣の席の鹿島釣狂さんから「研究熱心なこと」と冷やかされましたが、このY岸オリジナル仕掛けのキモはネットとサルカンの繋ぎ部分をビニール管でカバーするところにあります。

この港内は、岩場を利用して造られていますので、根がかりが結構多く仕掛けを消耗します。当日の風に押されて根で止まり、私のアカハラ天秤仕掛けは3ケ既に消失していました。Y岸さんは、この漁港内の釣り場に精通し根がかりしないアカハラ仕掛けを造り出したものです。

ネットは小さ目にカットし、ネットの端をライターで焼いて固定、テグスを巻いて締め結び、サルカンに繋ぎ、丁度その上をビニール管でカバーします。ここのところは自分で工夫しながら試みて下さい。幹糸は、ビーズ玉に2本の糸が通るサイズになります。金属部分は極力使わないのが基本になっています。

私は真似て5ケ造ってみました。造っている間にY岸さんの意図するところが見えてきました。幹糸の本線に浮き玉が使われていないのは、投げた時に空気抵抗が少なく飛ぶ仕掛けであることが分かります。ビーズ玉は遊動式になっており、針は1本でも2本でも付けられます。ごろ針の方は、サルカンから外すことも可能ですので、遠投1本針仕掛けに変身します。非常に実戦的な仕掛けであると思います。今週早速使ってみます。


晴耕雨釣

2011-05-10 08:22:25 | 釣り

9日は、GW放置し荒れ放題になっていた畑兼庭の土おこしです。それにしても昨日の嵐は何だったんでしょう、今日はピンカーと晴れ渡っています。心臓の弱いカミさんの趣味ですので、肉体労働は私が手伝います。

毎週、機嫌良く釣り場に送り出して貰うには大嫌い(何故か下記を読むと分かります)な庭仕事と言えども、釣りのため、釣りのためと励みます。投げ釣り王の赤い帽子を被って、ビニローブをはき腕抜きを着け膝当てを巻き、釣り用のズボン、防寒靴という釣り場へのいでたちで庭の土に臨みました、

かってアパートの通路だった砂利道の跡地を耕すのですから、スコップの金属部分の深さは砂利混じりで、毎年泣かされています。午前中は、私一人で、午後はカミさんと一緒に丸一日で、予定の6割ほどの土を起こしました。

じゃりじゃりと音のする土に剣先スコップを突き立ててやっとのことで起こした土を膝当てをつけ這いつくばって雑草や大きな石をよけるんです。石は、隣の畑との境界線に積み、雑草は篩(ふるい)で土を落とし、大きなゴミ袋に入れて収集日(月末頃)まで保存します。雨風の土日釣りが続きますので、天気のいい日は畑仕事に徹します。晴耕雨読ならぬ晴耕雨釣です。


今年になって10回目の釣り

2011-05-09 08:55:08 | 釣り

今回の釣りバスで私にとっては、今年になって10回目の釣りになることが話題になりました。よく続くね、とかいろんな意味があるのでしょう。

毎日のように樽川の岸壁に釣りに来る老人のことを話題にしたことがありました。リタイヤしたあとで、趣味は釣りしかない。デーサービスなんかには行きたくない。それでお嫁さんが、毎日この岸壁に送り迎えしているのでした。夕方になると迎えの車が気になって気もそぞろのようでしたが。

私も、この方の生き方に近づいているのかもしれません。自分で運転して釣りに行くのは、今回の豊富遠征でも感じましたが、運転は釣りよりも危険です。今年は巡り会わせが良くないのか、毎週釣りバスは嵐に遭遇します。天候が悪いからと断わるひとが続出すると釣りバスが立ち行かなくなります。

ひげカジカさんから「ボナさん、今週の釣りの目標は?」と聞かれ「一応規定の10匹を釣りたい」と、応えました。釣りができるといいのですと、悟ったようなことを言っていますが、いつも思うような釣りができず、自分と闘っています。何でこんなあずましくないところで釣っているんだと思っている時にクロが釣れて、「きれいなカレイですね」と本州からの旅行中のギャラリーから言われ、一瞬で情けない気持ちが吹っ飛んでいました。


交流戦を終えて

2011-05-08 16:53:56 | 釣り

雨と風、場所によっては怒涛の波、恐ろしくて平盤から漁港に避難した方もおりましたが、無事に釣り会を終えました。風速10m前後の風が南南東から南、そして西に急に変わり最後は北西になるという嫌な風でした、逃げて風をよける場所に移動しても風が追っかけて来ました。

私は、予告通りに寿都漁港に入り、竿道会のベテランN尾さんと竿を並べていました。明けて河井塾頭の入漁する場所に移動しました。30前後のクロ2、川1、アブでホッケなし、アカハラ無しという無様な成績でした。アカハラ釣りは、むづかしい。

ゴロが手つかずの状態で戻ってきました。18人中9位でした。10尾釣ると入賞でした。寿都漁港近辺は名物のコウナゴもとれず、ホッケもまばらでしたが、奥の方はホッケが平盤に戻ってきました。

優勝は、前列中央の医釣会N江会長、先月のリベンジを果たしました。原歌からカンバラ磯まで歩いて、竿道会のホッケ祭りに参加できたのが効きました。40のクロにホッケで1528点でした。前列左は2位の磯釣りク川原さん、栄磯でカジカ、ほっけ、アブで1423点。右は3位の岩見沢釣遊会仲俣さん、弁慶の崖を下ってホッケにちびアブで1268点。後列左は、4位岩見沢の山岸さん、私と一緒に寿都に降りて、場所は向かい側の岸壁でカジカにアカハラを揃えて1226点。中央は5位の岩見沢の嵐さん、矢追の平盤で1176点。後列右は身長賞の吉本さん、43のアブを栄浜で上げています、点数的には2位相当でした。4月に引き続き交綸会トップ連勝です。


嵐の中の交綸会と岩見沢釣遊会の交流戦

2011-05-07 12:20:41 | 釣り

今晩は、今年初めての交綸会と岩見沢釣遊会の交流戦が島牧海岸で行われる。南東の風が10m前後、波は朝満潮なので2mに高くなる、雨は一晩中降り続く。GWに多くの家族連れが入漁し根魚は根絶状態、さてこの条件で何処に入りますか。

ホッケの釣れないGW最終日に、審査法はアカハラ有りの2魚種の10尾重量、場所は寿都漁港から第二栄浜まで。若者は風を避けて山中から弁慶の岩場に崖を降りるようだ。

大平川右の湾洞は5日に40名位が入漁していたというのでパス、満員御礼の千走は小さなカレイと遊んでいたというのでパスすることにした。

こうなると、雨風を凌いで何が釣れるか分からない、何も釣れないかもしれない寿都漁港に入ることにした。コマセを分けて貰ったひげかじかさんに、「ボナさん、今週の目的は何」、ときかれたので、GWに遠征していたので無理はしないで付き合いに徹することにした、と応えた。


瀬越浜釣り堰堤

2011-05-06 11:18:48 | 釣り

真面目にお湯に浸かるところまでいかず、痛痒いのは続いたまま、湯治の効果はこれから出るのだろうと豊富温泉をあとにし、オロロンラインを留萌に向かいました。交通事情は数珠つなぎの部分もありましたが、海岸を見ながら走れるので不満もありませんでした。

道央高速道で朝から2度も追突事故が発生しているのを聞いてぞっとしました。午後のは30台以上が絡んだ事故、死者が出なかったのは不幸中の幸いで巻き込まれた可能性もありました。千円がマックスで走れるので凄い車だよ、と聞いて海の道を選びました。一番混んだ時間帯を瀬越の浜で鋭気を養っていました。

小学、中学、高校の夏休みはほとんどこの瀬越浜で過ごしていました。快晴でしたが北風がかかり水温は冷たく小さなクロと川ガレイが遊んでくれました。天気がいいので一生懸命投げの練習をしてました。数年前から、この浜は大きな湾洞すべてが釣り公園の堰堤と突堤になりました。釣りやウオーキングの人で賑わっています。札幌寄り礼受入り口に砂浜の海水浴場、稚内よりに黄金岬という岩場でカニ釣りもできる海の公園もあります。是非子供さん連れで遊びに来てください。

ガヤの開きだけど食べないかい、と三平さんがやってきて、船釣りに出かけた釣り天狗の親方も、海水温のせいか不漁で数本しかソイを釣らなかった、と言いながら3本のソイをお土産に持ってきてくれました。故郷はいいですね、22日は、波が良かったなら教えられた場所に挑戦してみようと思っています。


さよなら豊富のK島旅館

2011-05-05 06:49:25 | 釣り

1週間過ごした豊富温泉のK島旅館とも5日はお別れです。宿は、共同浴場「ふれあいの湯」の真向かいにあります。宿の温泉も泉質は同じで、24時間入浴可能な源泉かけ流しですので何度でも入れます。1日6度入るという方もおりました。

オーナーは、2代目ですが、若く明るくよく気の付く方です。女将さんは、2代目とともに豊富温泉を活性化しようと一緒に仕事をしているうちに結ばれたと女将のブログに書かれていました。子供さんも生まれて老舗旅館も若さでみなぎっています。

今晩のお造りに昨日私が釣ってきた川ガレイが昆布絞めされおいしいコリコリした刺身になって出てきました。泊り客全員にサケのルイベと一緒に盛りつけられていました。釣りに行って食べていなかったアイヌねぎの天ぷらも私に出されました。泊まりの最後の夕食になる明日帰る方のみにと特製のプリンもついてきました。

2種類のレシピを変えるというので、このプリン(150円)のさよならセールも行われています。湯治仲間もぼつぼつ帰路につく頃になり、帰るルートが話題になっています。私は、高速の渋滞を嫌ってオロロンラインを札幌に向かいます。時間にゆとりがあったなら留萌瀬越の浜でクロでも釣って帰ろうかなと考えています。さようならオーナーご夫妻、M本さんはじめK島旅館のスタッフ、お元気で。

 

 

 


遠別釣り突堤

2011-05-04 09:32:04 | 釣り

かすべ釣りで有名な遠別北里海岸は写真のようにうねって濁っていました。ASAさんに私がきたことを示す字を砂の上に残して遠別に向かいました。釣り場写真集の28ページA地点から留萌の方角(上)、宗谷の方角(下)を写したものです。

このような時は、遠別釣り突堤だと車を走らせると時々波しぶきがかかる中で二人の方が釣っています。ここは1mの胸壁がありますし、岸側は写真(中)のように陸続きで安全です。沖側(上)は波があたって濡れていますが、徐々に波が静まってここに5名ほど入漁しました。

角の千石場所に入っていた先行者に40前後のかじかが続き道糸を手繰り寄せて手伝って揚げました。すると私の沖に出していた竿が一気に刺さりました。途中で軽くなりましたが突堤に近づくと抵抗します。やっとのことでリールを四角く巻くような感じでよせました。かすべの小さい50オーバーのようです。道糸を手繰り寄せて貰ってずるずると引き上げリールを巻いている途中に針がすっぽ抜けました。「昼間でもかすべが竿を持って行くから竿先だけちょこっと胸壁に出しているんだ(下の写真参照)」と先行者が教えてくれました。「俺の針はソイの21号だ、丸セイゴの16号だら抜けるべや」。

先行者は40オーバーの川ガレイを2枚釣っていましたので、気を取り直して竿を3本出し、塩いそめとサンマのエサで投げました。ここは、川ガレイのメッカというような場所で、以前カミさんにあたりを取らせて上げさせた時にダブルが続いたことがありました。写真は途中の撮影ですが、35を頭に10枚と数が上がりましたが、先行者は針が大きくエサも大きいのか48の大物を上げていました。夕方になり20から40のウグイ、アカハラの攻撃に遭いました。「あれボナさん、釣りしてるの温泉でなかったの、苫前もアカハラが入れ食いだよ」という中央支部の選手から知らせが入りました。23日まで続くといいですね。相当数の自家用車です。パトカーも一生懸命仕事をしています。車が数珠つなぎで眠くなると危険ですので、高速をよして、海岸通りで帰ることにしました。やみいさん「日向温泉」はまたの機会にします。

 


苫前から興津までの釣り場

2011-05-03 09:18:16 | 釣り

今日3日は朝方まで、雨と風がついていました。昼頃かすべ場所に向かいます。釣りになるといいのですが・・さて、このシリーズの最終範囲、苫前港から終点興津までの写真を載せます。苫前港の国道際に検印所の栄浜バス停留所があります。時化の時には、漁港の右手にできた新しい海水浴場が一つのポイントになるでしょう。写真は、海水浴場から右手で遠景の崖向こうは豊浦です。

一つ坂を越すと昔はアワビなどの魚介類で有名だった豊浦になります。左側は時化に強い。下の写真の上は豊浦左側の崖下から苫前を臨んだところを、右はオコツ側を示します。

なぎの時にはテトラの前に出られます。向こうの崖の裏側にあるオコツは、豊浦の湾洞と見間違うような造りです。撤去されたJRオコツの駅から天売焼尻がきれいに見えましたが、当日はどうでしょうか。

上は豊浦バス停、下は興津(オコツ)バス停留所です。ところどころに根があり、大物のアカハラも廻ってきます。なお興津のバス停裏の堰堤はびっしりとテトラで守られています。テトラにはクロソイも居ついています。23日の全道大会では海が荒れないことを、そしてアカハラが釣れますように祈っています。

 


三豊から苫前の釣り場

2011-05-02 07:58:50 | 釣り

5月2日も道北はみぞれと暴風波浪警報の中です。さて、今回の大会でアカハラの大物場所は古丹別川、上平会館裏から遠方の崖下が川の右岸になり崖の向こう側が苫前町三豊、バス停留所が幌内である。両岸とも釣りは禁止にならないという。

昨年の交綸会のこの地区の大会では、この幌内バス停の苫前寄りの南浜からこちらの三豊ではアカハラはいなかった。しかし、2週後の中央支部の大会でリベンジしたおのちゃんは、しっかりとアカハラを釣ってきた。

三豊の旧トイレ前堰堤から古丹別川を臨む漁師が上の写真。海岸は写真のようにテトラで守られ、古丹別川右岸のはずれ迄、テトラの切れ目はない。多分この範囲は禁止場所になる。この旧トイレ前から幌内ハス停留所までの海岸(下)は、昔の海水浴場であるが、階段状護岸堤増設以来、全く面影がなくなった。苫前漁港に通じている。

バス停留所を過ぎ、南浜、岡田水産と名場所が続く。電話でO西中央支部長から伺った検印場所を、手稲副支部長ひげかじかさんと電話で話をして確認しながらこの記事をまとめています。下は岡田水産前、このあたりは漁港の右の国道寄り栄浜の検印所からの方が近いかもしれませんね。よく確かめて下さい。