ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

水の温い医釣会納会

2011-11-06 12:25:48 | 釣り
昨晩から医釣会の仲間は、山越から森までの範囲で納竿会に行っています。私は、留守番でカミさんに切り方に注文をつけられながら、「ニシン漬(写真)」と「赤カブの塩漬け」を漬けていました。そこに釣童さんから、電話で留守番の仕事が入りました。

今日の成績で、年間優勝が20ポイントづつになり、釣童さん、ササデンさん、会長と3人並んだということです。それで、今までの例会の3人のポイントに採択された時の実際の点数を表にして計算してみてください、というお仕事です。各例会の成績一覧表の入ったカバンを会長が忘れたので、という話でした。この集計結果は、医釣会のHP(リンク有り)に掲載されますので楽しみにしておきます。

納会の入賞者です。優勝は、会長の中江先生、この釣り場範囲では必ずここに入るという由追でカジカ、アブを揃えて1201点(2尾身長プラス5尾重量)。準優勝は、ササデンこと笹島さん、山越の遊楽亭前の海岸でカジカ、アブを揃えて1186点。3位は山岸さん、会長の右で数釣りをしたようです。4位は落部でカジカほかを数釣った生地さん、5位は山岸さんと並んで右に入ったマッツァ~ン改めマツカワさんこと松橋さん。水の温い時には、山越側がいいようで~。

写真の上は、優勝と3位、5位の出た場所の由追です。私が行っていたなら、入ったかもしれない場所の一つです。ここは、砂地にところどころコンブ根があります。最近、ほとんど砂に埋まってしまった、ということです。コンブの切れ端の流れ着いている場所が目印です。下の写真は、落部川の左岸から坂道になった場所、4位の出た近辺です。ここも、所々の船上げ近くがポイントになります。川に近いとアカハラの巣になります。


釣り場写真の吟味

2011-11-05 12:58:03 | 釣り
グーグルやヤフーなどの航空写真のソフトが進歩してわれわれにも利用可能となり、釣り場の鳥瞰画面が場所によって鮮明に公開されるようになりました。ハードコピーの本も海岸を詳細に記述しています。

しかし、実釣してみると、予想した風景と大きく違い、やはり現場の釣り場写真と併用せざるを得ないのかなと思っています。航空写真だけでは、釣り場の雰囲気が伝わりません。釣り仲間から丁寧に説明されても想像は勝手な絵を描きます。しかし、釣り座周囲の写真をみると、一見してあそこは、このような場所なのだ、という情報が入ってきます。

話には聞いているけど行ったことのない場所は、釣り座周囲の写真が大きな情報となります。2003年から9年間に入漁した場所の写真を分類し地域ごとのファイルにインプットしました。何度も行ったことのある場所でも、それぞれの写真を拡大してみると、記憶していた風景を超える鮮明さにびっくりします。ブログで公開する場合に使用メモリーに制限があり、枚数も多くは載せていませんでした。メモリーを落とすと湾洞の根境が不鮮明になっていましたが、メモリサイズを落としていない現物写真では非常に鮮明に見えています。

メモに干潮とか、時化とか、時間のファクターも必要でしょうね。今後、釣り場に行って写真を撮る時には、少し撮影場所を変えて数枚撮ることにし、干満の差異についてもメモを残すことにします。今晩医釣会は噴火湾に向かいます、生憎の雨ですが、波は穏やかそうで何よりです。私は、留守番です。新しいフォトチャンネルUpしました。噴火湾奥の釣り場:礼文華、山越、森、椴法華の50枚を貼り付けました。慣れていませんので、クイズと思って写真の釣り場をあてて下さい。

釣り場写真を読む

2011-11-04 09:57:34 | 釣り
大学の手術場には限りがあり、その使用順序などについて議論が1週に1度行われます。今週の手術会議には、私の手術は入れなかったようで来週に持ち越しになりました。緊急を要する場合や脳死移植が入って来ると、また延長となります。無駄な入院日数を増やすのを避ける為に、会議が終わって次の週の手術順に入ると、すぐに電話が入ってきて入院日時が決まるルールになっています。

私も早ければ早い方がいい患者の部類ですが、事情はみな同じでしょう。入院が決まると有無を言わさずに入院できる態勢を整えていなければなりません。理事長と医局会議の了解を得て11月と12月の2ケ月間の休みをいただきました。できるだけ人込みを避けるのはいうまでもありません。風邪を引くことは自分で入院のチャンスを引きのばすことになります。歯科の治療を中断したのも慎重に対応したつもりです。

いまの自分にできる事は、この待機中に貧血の改善を図ることです。慢性失血による鉄欠乏性貧血に対する鉄の補給です。ヘモグロビンが増えると、術中の輸血の量も少なくてすみ、術後の回復も早くなるでしょう。鉄剤注射の通院だけで家にじ~としているのは、身がもちません。日和がいいからといって腹に力のかかる冬囲いは、危険なのでできません。釣りに行って腹痛や貧血がでても皆の迷惑になるのでパスしました。

仕掛けの類を整理しても、直ぐに片付き、釣り具や衣類を干して分類しても、長くはかかりませんでした。データーの入力は、こんなのはいつでもできるだろうの内なる声があり、心の余裕がないのもあってか長続きしませんでした。いま取りかかっているのは、テラバイトの外付けメモリーに蓄えてあるデジカメの写真を釣り場ごとにふるいわけし名前をつける作業です。およそ10年分について整理していますが、ほとんど名前が付いていません。写真をみて釣り場の名前が出てくるのと直ぐには出てこないものもあり、意外に時間稼ぎになっています。昨日は、妹二人が姪を連れて激励に来て呉れました。たまに騒々しいのもいいものですね。

文化の日は釣り日和

2011-11-03 10:19:23 | 釣り
11月3日は、昔は明治節とよばれ、現在「文化の日」と呼ばれているが、この日は、私は「カジカの日」と別名をつけていた。調べてみるとお分かりのように、この日に天気が荒れることは滅多にない。釣り会とバッテングしない日は、仲間を誘って暗いうちに釣り場に向かい、翌日の仕事に支障のないように昼過ぎに帰ってくるのを常としていた。あまり長距離では、帰りが辛くなるので札幌からおよそ100km圏内を釣り場に選んだ。今日の釣り新にも、門別フェハップや厚田の安瀬(ヤソスケ)が出ている。

砂地に飛び根のフェハップの手前になる富川のシノダイには、護岸工事前には10数回通った。少しぐらいの時化でも釣りになった。浅い盤が主体なので、いかごろをつけた両天秤を投げたあと、道糸を緩めて竿を立てておき、日向ぼっこしたり、おしゃべりを続けた。時々竿を揚げカジカが付いていれば喜び、根がかりしているとがっかりの一喜一憂をしていた。2-3人で出かけ、欲はなく、皆にカジカがゆきわたれば帰ってきた。現在、シノダイは、見違えるように護岸されて観覧席のような釣り場に変身した。車を横着け出来るようになったので、残念ながら釣り場は荒れてしまった。

石狩の嶺泊の浜にもよく出かけた。昼間でも釣れるので、家族連れで何度か出かけた。船上げの両サイドから崖下がポイントなのだが、ここも浅い盤の上にいるカジカを狙う。型は大きくないが、ほどほどに揚がった。左の崖下にあたる沢下りの場所は、最近造成された団地の傍になって、この穴場も面影がなくなった。

ここ数年は、帰りに「I食堂」のおいしいそばにありつけるので門別港の左右に釣果は二の次にして出かけている。カジカよりもタカノハ狙いで入ることが多くなった。漁港の右手にあたる国保病院の裏手は、門別川の走行が津波のあと激変した。漁港の左手は、灯台の一寸先の車を置けるところから崖を下って出たきれいな浜も土砂で埋まってかなり沖まで進出した。それにしても、いい天気だな~、家にいるのが辛くなるような釣り日和だ。


ゆめぴりかの卵かけごはん

2011-11-02 10:36:04 | 釣り
ゆめぴりかを夕食に食べた。初めてだったが、やわらかくもちもちしていて、おいしかった。歯の方がまだ未治療のままの上に術前のストレスのせいか、最近、食べるものがおいしく感じなくなっていた。

ただ、釣にはいつもおにぎりなのだが、ゆめぴりかでおにぎりを作って寒い海に持って行った時に、どのような状態になっているだろうか、がちょっと気になった。夕食にはおかずが多いので我慢したが、明日の朝食には、ゆめぴりかの卵かけごはんにしようと決めた。写真は質素な朝食ですが、たまごかけごはんがあれば十分です。

歯をいじって炎症が長引くこともあるので、歯科医に事情を話し、だましだまし今の状態を維持することに決め、術後は、歯の治療を再開することにした。インフルエンザの予防ワクチンの注射も済ませた。人込みには、必ずマスク着用をカミさんにもお願いした。

賽は投ぜられたので、あとは「何日に入院してください」を待つ身となった。同窓会誌の「同期便り」の初校校正用原稿を同期に速達で送った。用語辞典の分担執筆の追加は後輩より草稿を送って貰い、規定の100字に収めて返送した。年賀状は、娘に頼んで購入したが、退院後のリハビリにしよう。腸の生検の病理結果が主治医より知らされた。腺がんの中でもたちの悪いものではない、と言われたが、がんに変わりはない。生まれて初めての手術を前にして、緊張ばかりで情けない。

男って一人で病院にこれないんだね~

2011-11-01 12:35:53 | 釣り
31日は、紹介状を持参し大学病院の外科を受診しました。10時の予約でしたが、9時半頃に到着。地域連携センターから総合外来に行き、手術に備えての外科医の問診をとられたのは11時頃でした。待っている間、ほかの患者さん達の様子をみていたカミさんが「男って、一人で病院に来れないんだね~」と言う。成程、女性は紹介状を持った患者さんも、そうでない方も、ほとんど一人で座っている。高齢者の場合には家族が何人もついてきているが。男性が患者の場合には、ほとんど付き添いがついている。

大学病院に紹介状を持ってくる場合には、軽い病気では無い筈。同じ事情なのに、男性は、女性のように自立していないのか、女性の受診を夫は心配していないのか、患者になって座っていて気付かされた。その後、紹介状の宛名に書かれた医師の診察を受け、診断と手術の術式の説明をうけた。12時過ぎから、全身麻酔による手術に耐える条件を満たしているかの検査室めぐりとなった、本来は、入院してからの検査なのだが。健康保険制度の下では大学も例外ではなく、長く入院できない。

私のように、大学の連携病院で精査をして資料がすべてCDなどにインプットされ大学の外科に送られ、その診療科で検討されて、受診日が決まる。入院してからの検査は大抵は重複しない。入院して数日以内に手術をして10日を過ぎるとほとんど退院するという。採血、尿検査、胸部と腹部のエックス線写真、心電図はスムーズにいったが、呼吸機能検査が難関であった。白衣を見ると血圧があがる緊張症なので何度もNGを重ねて、やっとデーターが取れた。歯を治療中だったので、硬い筒をくわえるのは苦手だった。筒のサイズを落として貰って楽に呼吸ができた。

最後に、3人目の手術担当医師から丁寧な説明を受けた。検査の結果、手術に耐える呼吸機能もあり、血液もレバーが効いたか輸血しないでできる範囲に入っていた。手術の準備のために、術式の詰めの説明も受けた。会計を終えたのは午後2時ちょっと前だった。生死に関わる重要な時間とはいえ、5時間かかるのは、釣り好きな短気な、忍耐強くない男はひとりで来れないのかも、とふと思った。流石のカミさんもくたびれ果てていた。その時に、釣り場から救急車で搬送されたTさんから、無事退院したという明るいニュースが飛びこんできた。元気づけるニュースだった。紹介状を書いて頂いた病院に出向き、主治医に挨拶し、入院まで鉄剤の注射を続けることに決めた。