ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

セカンドオピニオン

2012-07-01 15:07:11 | 釣り
病気になった場合に一つの病院だけではなく、他の病院を受診し、考えを聞く傾向になってきました。大体1週間たっても症状がとれないとか、段々と強くなってきたとか、の理由ですが、がんと言われたとかの深刻な場合もあります。老人病院なのに若い患者さんもやってくるようになりました。病気をしたせいでやさしく対応しているせいなのかもしれません。

ゆっくりと話を聞き、本人が納得のいく診療をするには、今の保険診療では、色んな検査をすると、何の疑いと診断名に書くこともあります。そのような診療制限が根にありますので、スクリーニングが十分になされなかったなどでセカンドオピニオンを求めてくる方もいるのでしょう。

積極的に自力で解決策を求めるご時世になってきたとも言えます。ネットで調べると、病院の評価も分かるのですから、医師も勉強し新しい知識を学んでいかねばなりません。私の職場は、4月から入院患者を責任主治医を中心に他の医師が協力して医師団として眼こぼれなく診て行こうという体制になりました。

毎週1回昼休みに、新薬や新しい治療法の勉強会をもつことになり、医師のほかに、薬剤師、看護師も参加しています。外来患者さんの良く利用される調剤薬局からも参加されていますので、新しい知識を共有することが出来ます。釣りの情報を得る際も一方的な意見だけではなく、他の釣り人に話を聞くと、一寸温度差があって有用なコメントが返ってきます。案外、釣りの世界は、最もセカンドオピニオンを有効に生かす場かもしれませんね。