実年という言葉をおぼえていらっしゃいますでしょうか? 昭和61年ごろだったと思いますが、中年と老年の間の世代を表現するのにピッタリの言葉を作ろうということで、一般公募で決まったと思います。「実」という字は、実り、実力をイメージさせるので良いとか、左右対称なので良いとか(ってのがわかりませんが)という事だったような。マスコミでは無理やり使われましたが、まったく定着せず今では誰も使う人はいません。MS-IMEでも変換されません。
当時TBSラジオの「小沢昭一的こころ」でネタにしてましたが、小沢氏曰く「実年…。読み方を変えれば“さねどし”。上品に言って“お”を付けたりしちゃいけません」。不覚にも笑ってしまいました。
さて、今日は何の話かというと掲示板にも書きましたが例の「なでしこジャパン」という呼び名。なにやら一般公募らしいですが、どうにも気持ち悪いし違和感ありあり。実年同様、マスコミが無理に広めようとしている印象があります。公募なら考えた人は一般人かもしれませんが、選んだのはマスコミの人なのでしょう。ココログを見回しても「マスコミの皆さん、意味をはき違えてます」と書いてるものもありましたし、こういう印象を持ってるのは私だけではないのでしょう。一体どれくらいの人が歓迎して、どれくらいの人が嫌悪感を持ってるのかというのは知りたいところ。考えた方は「なでしこ」という今では滅多に使わない日本語と、「ジャパン」という英語の響きがミスマッチで面白いと思ったのでしょうが、私は絶対に認めません。(まぁ私が認めないからと言って影響はないですが。)
この「大和撫子」という言葉については思い出す事がありまして、12年ほど前のNHK-FMのポップスステーション。竹村淳さんが担当する中南米音楽の日でしたが、丁度デビューしたばかりのチカブーンの曲を紹介。1stアルバムに収録されている「MI BOMBA SONO」という曲は、キューバの古いサルサの雰囲気で歌詞もスペイン語、アレンジもそれっぽくてモノラル録音という凝った曲。それを聞いて竹村氏は開口一番「大和撫子もついにここまで来たか、という感じです。」ですって。思わず吹き出してしまいました。大和撫子って言葉は滅多に使いませんものね。
なお、オリンピックといえば柔道の谷亮子選手については「YAWARAちゃん」という呼び方が以前より減ってきたような気がします。もう既に、漫画の主人公よりは本人の方が存在が大きくなってしまった事があるのかもしれません。うちの子供たちも「なんでYAWARAちゃんなの?」とか言いますし。
もう10年ほど前の話ですが、私の友人で「田村亮子をYAWARAちゃんと呼ぶなの会会長」を名乗る者がいました。その言い分は「YAWARAちゃんというのは、可愛くて可憐だけどとんでもなく柔道が強い女の子である。田村亮子が柔道が強いのは認めるが…(以下自粛)」という事でした。その田村亮子も“日本一ストライクゾーンの広いバッター”と呼ばれる谷選手と結婚し、既に奥様となった事も関連してYAWARAちゃんとは呼ばれることが少なくなったのかもしれません。しかしなんですね、今後オリックスの谷選手が女子アナと不倫したり飲み屋のお姉さんと浮気したりした日にゃ国賊扱いされるでしょうし、本人もそれを認識してるでしょうから、なかなか度胸があるというか肝っ玉の座ってる人です。もっとも、男子たるもの結婚するからにはみんなそれくらいの覚悟は欲しいところですが。…は? 私ですか? そりゃもうそういう覚悟という点では谷選手になんぞには負けません。(誰ですか? 単にもてないだけだろうと言ってるのは?)
で、オリンピックですが毎日楽しんでみてます。「日本人は本番に弱い」などと言われる事も多かったですが、柔道の金メダリスト達は言うに及ばず、水泳の北島選手とか体操の選手とかの集中力は素晴らしいものがあります。残念なのは女子バレーで、今後まだ試合が残されてますので一層の奮起を期待します。
で、本番で思い出したのですが、「ソープランド」という名前も一般公募でしたね。あの頃のニュースで聞いたのですが、寄せられた名前で一番多かったのは「コルト」だったんですって。みんな馬鹿ですね。女子サッカー日本代表の愛称公募に私が応募するとなれば、「赤き血の女子イレブン」か「サッカー戦隊決めるんじゃー」か、どっちか。(ああ、センスない…) そういえば、昔の「東洋の魔女」というのは誰が付けたのでしょう。当時の男子チームが「東洋の魔男」と呼ばれなかったのは幸いです。
…え~と、まとまらなくなってきたのでこの辺で。がんばれニッポン!
当時TBSラジオの「小沢昭一的こころ」でネタにしてましたが、小沢氏曰く「実年…。読み方を変えれば“さねどし”。上品に言って“お”を付けたりしちゃいけません」。不覚にも笑ってしまいました。
さて、今日は何の話かというと掲示板にも書きましたが例の「なでしこジャパン」という呼び名。なにやら一般公募らしいですが、どうにも気持ち悪いし違和感ありあり。実年同様、マスコミが無理に広めようとしている印象があります。公募なら考えた人は一般人かもしれませんが、選んだのはマスコミの人なのでしょう。ココログを見回しても「マスコミの皆さん、意味をはき違えてます」と書いてるものもありましたし、こういう印象を持ってるのは私だけではないのでしょう。一体どれくらいの人が歓迎して、どれくらいの人が嫌悪感を持ってるのかというのは知りたいところ。考えた方は「なでしこ」という今では滅多に使わない日本語と、「ジャパン」という英語の響きがミスマッチで面白いと思ったのでしょうが、私は絶対に認めません。(まぁ私が認めないからと言って影響はないですが。)
この「大和撫子」という言葉については思い出す事がありまして、12年ほど前のNHK-FMのポップスステーション。竹村淳さんが担当する中南米音楽の日でしたが、丁度デビューしたばかりのチカブーンの曲を紹介。1stアルバムに収録されている「MI BOMBA SONO」という曲は、キューバの古いサルサの雰囲気で歌詞もスペイン語、アレンジもそれっぽくてモノラル録音という凝った曲。それを聞いて竹村氏は開口一番「大和撫子もついにここまで来たか、という感じです。」ですって。思わず吹き出してしまいました。大和撫子って言葉は滅多に使いませんものね。
なお、オリンピックといえば柔道の谷亮子選手については「YAWARAちゃん」という呼び方が以前より減ってきたような気がします。もう既に、漫画の主人公よりは本人の方が存在が大きくなってしまった事があるのかもしれません。うちの子供たちも「なんでYAWARAちゃんなの?」とか言いますし。
もう10年ほど前の話ですが、私の友人で「田村亮子をYAWARAちゃんと呼ぶなの会会長」を名乗る者がいました。その言い分は「YAWARAちゃんというのは、可愛くて可憐だけどとんでもなく柔道が強い女の子である。田村亮子が柔道が強いのは認めるが…(以下自粛)」という事でした。その田村亮子も“日本一ストライクゾーンの広いバッター”と呼ばれる谷選手と結婚し、既に奥様となった事も関連してYAWARAちゃんとは呼ばれることが少なくなったのかもしれません。しかしなんですね、今後オリックスの谷選手が女子アナと不倫したり飲み屋のお姉さんと浮気したりした日にゃ国賊扱いされるでしょうし、本人もそれを認識してるでしょうから、なかなか度胸があるというか肝っ玉の座ってる人です。もっとも、男子たるもの結婚するからにはみんなそれくらいの覚悟は欲しいところですが。…は? 私ですか? そりゃもうそういう覚悟という点では谷選手になんぞには負けません。(誰ですか? 単にもてないだけだろうと言ってるのは?)
で、オリンピックですが毎日楽しんでみてます。「日本人は本番に弱い」などと言われる事も多かったですが、柔道の金メダリスト達は言うに及ばず、水泳の北島選手とか体操の選手とかの集中力は素晴らしいものがあります。残念なのは女子バレーで、今後まだ試合が残されてますので一層の奮起を期待します。
で、本番で思い出したのですが、「ソープランド」という名前も一般公募でしたね。あの頃のニュースで聞いたのですが、寄せられた名前で一番多かったのは「コルト」だったんですって。みんな馬鹿ですね。女子サッカー日本代表の愛称公募に私が応募するとなれば、「赤き血の女子イレブン」か「サッカー戦隊決めるんじゃー」か、どっちか。(ああ、センスない…) そういえば、昔の「東洋の魔女」というのは誰が付けたのでしょう。当時の男子チームが「東洋の魔男」と呼ばれなかったのは幸いです。
…え~と、まとまらなくなってきたのでこの辺で。がんばれニッポン!