今日のひとネタ

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オリンピック競技に無茶を言う

2004年08月26日 | 日記・雑記・ただの戯言
 あれは、バルセロナオリンピックでしたか? 柔道を見ていた時にふと疑問が浮かびました。柔道には関節技がありますが、うつぶせになった相手を攻めるのに“裏アキレス腱固め”はダメなのだろうか?と。で、友人に聞いてみたら「それを言い出したら、“インディアンデスロック”はどうなんだ?」という反応。それでいろいろ調べてみた結果、柔道で極めていいのは肘関節だけなんですと。どおりで関節技の決まり手が、腕ひしぎ十字固めが多いはずだと納得しました。

 また、棒高跳びを見ていた時のこと。うちの父は「あれはもっと長い棒を使えば、10mくらい跳べるんじゃないか?」ですと。正式なルールは知りませんが、棒の長さは決められてるんじゃないでしょうか?

 それと、私は体操競技を見るのが好きだったのですが、やはりうちの父が「わしは点数で決めるのは好かん。ボクシングみたいに相手をガンガンと殴りつけにゃ勝った気がせん。」と言ってました。なんと言っても戦前の生まれですから、やはり「打倒!鬼畜米英」という事でしょうか? ただ、これを発展させて考えると、床運動の広いマットを使ってバトルロイヤルをやれば、みんな一流の体操選手ですからすごい技が見られるのではないかと夢が膨らみます。ローリングソバットやサマーソルトキックからフライングニールキック、その場飛びのケブラータまで乱れ飛ぶ、それこそルチャな世界が広がるかも。

 体操選手はみんな体が柔らかい上に筋肉隆々だし、床運動で鍛えてれば受身もバッチリだし、それはそれで素晴らしい演技が見られるかもしれません。(そんなルチャな…という突っ込みは受け付けません。)

 ということで、いろいろと無茶を言いながら見るとオリンピックも楽しいですね。なお、インディアンデスロックは今となっては「北米大陸先住民族デスロック」とした方がいいでしょうか? また、「腕ひしぎ十字固め」はプロレスの世界ではなぜか「腕ひしぎ“逆”十字固め」と言います。まぁプロレスの世界は「雪崩式」とか「日本海式」とかいろいろつけたがりますから。

 なお、私はもともとプロ野球が嫌いなため、長嶋ジャパンについても非常に厳しい評価をしてます。というのも、プロの一流選手を揃えていながら同じ相手に2回負けたという事と、準決勝が完封負けであったということが許せんと。同じ1点差負けでも、11対10というならまだ許せますが、あれだけ揃ってて手も足も出なかったというのはもっと深刻に考えねばなりません。点取るためなら、バッターボックスで屁こいてキャッチャー毒殺するとか、バット持ったまま百面相でピッチャー笑わせて集中させないとか、いくらでも出来たでしょうに。

 で、何が腹立つといって普通のオリンピック選手は負ければそれまで。国に帰ればただのアマチュアというケースがほとんどなのに、あの人たちはみんな本業で何億も稼いでるんですよ。高橋由伸なんぞは、下手すりゃ入団前に何億かもらってるかもしれません。そういう人達が国民の期待を一身に受けて戦ったのだから、もうちょっとなんとかならんかったもんかと。「野球なんてそんなもんだ」と訳知り顔でいう人もいますが、結局優勝は下馬評どおりキューバっていうこってす。中畑コーチが「すべて私の責任」っていうのもおかしいですけど。まぁ特別にいじめようというわけではないですが、やたらと美談にしようとするマスコミの扱いにも腹が立ってるわけで、同じ銅メダルの選手でも扱いの小さい人がいますしね。その辺どうかなぁ?と思うわけです。