今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

実況はまともにして下さい

2004年08月18日 | 日記・雑記・ただの戯言
 オリンピック中継ですが、夕方は車に乗ってるのでラジオ中継で聞くことが多いです。困るのが柔道の中継ですが、今日の泉選手の1回戦などアナウンサーは「一本! 一本! 一本です! 泉鮮やかな一本勝ちを決めました~!」って言ってんですけど、何の技で一本取ったか言わないもんだから、聞いてる方はフラストレーション溜まりまくり。天下のNHKのアナウンサーなのだから、まともに実況して下さい。

 ただ、同情すべきなのは卓球の実況。ニュースでは「卓球の福原愛が勝ちました。では、その試合の様子を…」って言って、実況の録音はというといきなり「福原マッチポイントです」というところから始まって「カツン ポコ ペン ペン サァ!(叫び声) 福原勝ちました!」という感じでした。そりゃよっぽど早口の人でないと卓球の一打ごとには実況できませんわね。

 テレビの方は各局のオリンピック中継を見てて思うのですが、TBSはキャスターがだめ。スマップ中居には元々期待してませんが、久保純子がダメです。「あなた、それでよくNHKのアナウンサーやってましたね?」と思ってしまいます。TBSにはもっとましな局アナがいたような気もしますが。テレ朝の松岡修造はまぁ許します。それにしても、TBSラジオのレポーターとして二宮清純なんかが出てくることにはガックリ。プロ野球問題を語る「朝まで生テレビ」にも出てましたが、スポーツジャーナリストとしてあの人が幅をきかせるようでは世も末です。二宮清純が素晴らしい本を書いたり、「これは鋭い!」と思うようなコメントをした場面を見たことありますか? 何年か前のプロ野球選手の所得隠し問題でトンチンカンなコメントをしてた場面がいまだに頭に残ってます。それだけ、日本のスポーツジャーナリズムの世界も層が薄いのでしょう。

 ところで、「実写版サンダーバード」はマニアの間では酷評をされてますが、世の中捨てたものではありません。アメリカではメカを駆使した人形劇映画「チームアメリカ:ワールドポリス」というのが製作中だとか。紹介記事はこちら。冒頭のシーンはこんな感じ。

 「パリの街角。ターバンを巻いた“いかにもアラブ人”という男がジュラルミンのケースを下げて歩いていた。するとチームアメリカは『あの男はテロリストで、カバンには大量破壊兵器が入っているに違いない』と言って、まだ何にも事件の起きてないパリを思いっきり爆撃。市民は巻き添えにするは、エッフェル塔もぶっ壊すはと大騒ぎ。で、当のジュラルミンケースからは汚れた下着とかそんなもんしか出てこなくて、『こらまた失礼しました~』と去っていく。」

 要するに、アメリカが現実の世界でやってるのはこんな感じって事ですね。アニメのサウスパークを作ったスタッフによるものなので、政治的な風刺はバリバリ。(というかそれが主目的でしょうが) んで、この映画の最大の悪役は金正日なんですって。気になる人は公式サイトで予告編をどうぞ。でも、ちゃんと公開されるんやろか…。ちなみに、サンダーバード側からは許可も何にもとってないので、単なるパクリだそうです。

 さて、中曽根元首相は発売中のSAPIOには妙にまともな事を書いてましたが、「自分の事は棚に上げて」という事にすると、ベテランの政治家はいい事言うのかもしれませんね。