今日のひとネタ

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病人は病人らしく

2004年08月27日 | ドラマレビュー

  テレビで見た死にそうな病人役でもっともはまってたのは、ドラマ「恋文」のいしだあゆみでした。あれくらい痩せてればピッタリですが、共演してた和久井映見はいかにも健康そうで違和感ありあり。しかし、過去に一番すごかったのは熊谷真実でしょう。

 これは自身が「テレビ探偵団」でネタにしてましたが、なんとドラマの「ああ野麦峠」で主役をやったんですって。ああいう健康そうなキャラをそういうドラマに起用する事自体無理がありますが、本人は長野県内のロケでさらに太ってしまったとか。曰く「ご飯は美味しいし、野沢菜は美味しいし、こき使われてやつれて死ぬ役なのに6キロ太っちゃった」ですと。

 果たして最後のシーンは、なんとかメイクでやつれた感じを出そうと、目の周りをパンダのように黒く塗り、頬はやせこけて見えるように太平シローがデーモン小暮の物真似をしたときのように青く塗り、無理やり病人らしくしてました。撮影当時は必死だったのでしょうが、テレビ探偵団では大笑いされ、私も笑ってしまいました。

 で、放送中のドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」ですが、この主演女優の綾瀬はるかも病人役としてはかなりいけてます。条件としては、色が白い、痩せてる、顔が細い、という事でしょう。ちょっと目の下を青く塗ったり紫に塗ったりするだけでいかにも死にそうに見えます。

 しかし、私の場合痩せすぎてる人とか顔の細い人は女性としての魅力を感じませんので、あくまでも病人役として評価するだけ。綺麗だけど、どうも好きにはなれないと。どっちかというと熊谷真実の方がタイプだなぁ。