NHKFM「夜のプレイリスト」にTRFのDJ KOOさんが登場。1961年生まれだそうですが、実家がスナックでレコードがいっぱいあり、それを聞くうちにジュリーの大ファンになったとか。そのジュリーがGSのザ・タイガースでボーカルをやってたと知り、そのライブアルバムを聞いたところ前半が洋楽カバーで、それがこの人の洋楽への入り口だったそうです。
アイドルのファンがステージでの洋楽カバーを聞いてるうちにオリジナルを辿ってのめりこむのはよくある話で、私の場合は入り口がキャンディーズでした。初めて聞いたライブアルバムが10000人カーニバルVOL.2でしたが、ここではプラウドメアリー、Do you love me?、Never My Love、Close to you、Sir Dukeなどやってて、そのときはSir Dukeに衝撃を受けました。
が、当時はもちろんインターネットはなく、周りに洋楽に詳しい友人もおらず、なにしろClose to youがカーペンターズの曲だというのも知らなかったくらいなので、「これらは誰の曲なのか?」とわからないまま聞いてたり。
その後、後楽園球場での「ファイナルカーニバル」のライブを聞いたら「どっひゃ~!」と。当時流行ったディスコミュージックがこれでもかと出てきて、あまりのかっこよさに驚いたものです。そこではCool&The Gangの「Open Sesame」、EW&Fの「Jupiter」「Fantasy」、ワイルドチェリーズの「Play that funky music」、スリーディグリーズの「Do it」などなど。
これらのアルバムには入ってませんが、動画サイトではKC&ザ・サンシャイン・バンドの「SHAKE YOUR BOOTY」なんかも上がってますが、あれもかっこいいです。ステージで洋楽をやるときはキャンディーズのバックで演奏してるMMPもまたかっこよくて、「Play that funky music」の動画では、ギターの西慎嗣さんや山田直毅さんが一緒に踊ってる映像もありますね。まぁ私はこの辺がきっかけで洋楽も少しは聴き始めたのですが、どちらかというとスペクトラムの方に行ったので結局また邦楽でしたが。
それにしてもDJ KOOさんは、ジュリーに大ファンであることを一言告げたくて「あなたのおかげで情熱を持って音楽の道を進んでいます」と言いたいそうです。なかなか熱い人ですね。話を聞いてて結構好きになりました。どうも妙な人だと思ってたのですが、人は見た目で判断しちゃいけないとは思いつつ、あの見かけで普通の人だとはなかなか思えないわけで。まぁTRFには全然興味ないのですが。