70年代の音楽雑誌を集めるのを趣味としております。製本方法には詳しくないのですが、この手の雑誌は中央をホッチキスで止める「中綴じ」と、接着剤を使う「無線綴じ」があるようです。
音楽雑誌の中でも私の好きなのは「guts」ですが、こちらは最初ホッチキスを使った「中綴じ」でした。
それが、1977年頃から無線綴じに変わって、これがやたらと割れます。割れた感じはご覧の通り。
同じ無線綴じの音楽雑誌でも、ヤングギターは手持ちの物で割れたのはなく、ヤングフォークも背は割れてますがバラバラになるほどは悪化しません。これは製本の質によるのでしょうか? このNSPが表紙のヤングギターなどは1975年の雑誌で、表紙はよれてるものの背はまったく問題なし。
1977年くらいのgutsは最近古本でもあまり見かけないので、割れすぎて売り物にならないのかもしれませんね。まあ私としては別に読めればいいので入手してからテープで補修してましたが、当然うまく戻らないのでページがはみだした状態になってます。
調べてみたら接着剤で補修する方法があるようですが、それを知ったのがごく最近なので時すでに遅し。まあいいのですが。
なおgutsは74年~76年くらいが面白くて、ヤングギターは77年~78年が面白いというのは、あくまでも私の好みです。意見には個人差があります。次に割れた本を入手した時は接着剤にトライします。