先月デビュー45周年記念コンサートを大成功させたばかりの石川ひとみさんのライブへ、海はないけど夢はある埼玉から今日も東武東上線に乗って行ってきました。(入間しおり風)
今回はビルボードライブの大阪と横浜で各2回公演を行ったのですが、私が参加したのは横浜の1stステージ。今回のバンドは45周年コンサートの時の編成からベースとドラムが抜けたほぼアコースティック編成。そして、全曲同期音源無しの生演奏という緊張感。そのメンバーは以下の通り。
山田 直毅(Guitar)
斉藤 哲也(Piano)
園山 光博(Saxophone,Flute)
元田 優香(Percussions)
今回は7月に発売したアルバム「笑顔の花」の曲が中心になるかと思いきや、新旧取り混ぜての豪華な選曲でした。セットリストは記憶によると以下の通り。(曲順違いや抜け漏れは存分に指摘して下さい。) 参考までに作詞作曲者も入れてみましたが、ご覧の通りバラエティに富んでます。
あなたの天使 (作詞:友井久美子/作曲:西島三重子)
置き忘れたメモリー (作詞:宮原芽映/作曲:玉置浩二)
風薫花~kazekaoruhana~ (作詞・作曲:CHIHIRO)
こんなにも愛してる (作詞・作曲:中田裕二)
アシタノ風 (作詞:石川ひとみ/作曲:山田直毅)
粉雪のぬくもり (作詞:石川ひとみ、真名杏樹/作曲:岩田秀聡、永野大輔)
にわか雨 (作詞:岡田冨美子/作曲:西島三重子)
ひとりぼっちのサーカス (作詞・作曲:谷山浩子)
夕暮れて (作詞:丸山圭子/作曲:丸山圭子、佐藤準)
笑顔の花 (作詞:石川ひとみ、真名杏樹/作曲:島袋 優)
まちぶせ (作詞・作曲:荒井由実)
<アンコール>
えんどうの花 (作詞:金城栄治/作曲:宮良長包)
君は輝いて天使にみえた (作詞・作曲:天野滋)
石川ひとみさんのライブは静かに始まるのが定番ですが、今回も段々ギアを上げて行った感じ。終盤の「夕暮れて」「笑顔の花」「まちぶせ」というあたりは声の張り、伸び、力強さが全開でした。個人的にはこの3曲が本日のベスト。
そしてアンコールで歌った「えんどうの花」はDVD「わたしの毎日」で見られた歌唱とはまた違った振り切れ方で、見てて一瞬世界が止まったような感覚もありました。
バンドの方も「これ4人だけでやってるの?」と思うほどの多彩な演奏。パーカッションの元田さんは両手両足を駆使して時折「ドンッ!」という低音も響いてきたし、園山さんはサックス、フルートだけじゃなくクラリネットやグロッケン(かな?)も演奏。直毅さんも、いつものアコギを基本としながらフジゲンのP-90搭載のストラトタイプのエレキ、アコースティックの12弦を持ち替えての大活躍。斉藤哲也さんは言うまでもなく安定の演奏でした。
ビルボードライブ横浜は、料理やお酒を楽しみながらライブを見られる場所ですが、今回私が陣取ったのは図の左側のDLという列。ここはアーティストの入退場の通路前なので、すぐ目の前を石川ひとみさんが4回通りました。ふっふっふっ。
私の場合一般男性なので一般会員ですから前の席は狙わず、ここで見たいと思って狙ってたのでした。なお、アーティストによってはここを通らない人もいたそうなので、この情報がいつも役立つかどうかはわかりません。あしからず。
なお、「昔の曲もそんなにあれこれ歌ったのなら行きたかった」という声もあるかもしれませんが、人生チャンスを逃してはいけません。悔しいと思う場合は次は必ず行きましょう。ただし、ここで次にいつあるかはわかりません。
とにかく、素晴らしい歌と演奏を聞かせてくれた石川ひとみさんとバンドの皆さんにお礼を申し上げます。思いっきり楽しめたし、元気も出たし、気分的にもスッキリしました。歌の力は大きいですね。