はじめに
『ハリー・ポッター』を研究目的で読むのは、非常に楽しいことである。もちろんストーリーを楽しむだけでもかまわない。しかし、それだけではもったいない。
『ハリー・ポッターシリーズ』にはたくさんの秘密の鍵が隠されていて、それを見つけ出した読者には、またさらなる秘密の扉が開かれるからだ。
ローリングさんは、最初から物語を奥深くするため、自分の想いを込めるために、たくさんのキラキラした大小の鍵を隠している。それに気づいたらあなたも立派なポッタリアンだ。一度迷い込むと抜け出せない「ポッタリアン道」へようこそ。
本書は、映画公開でますます気分が盛り上がり、日本語版第五巻間近でドキドキしているハリー・ポッター中毒者=ポッタリアンへ捧げる。『ハリー・ポッターシリーズ』を何度でも、いろいろな角度から楽しむために本書が役立てば幸いである。・・・だそうです。
『ポッタリアン』・・・「シャーロキアン」的なものか。
読んだことはあるけど「あー終わったー」(ポイッ)程度。終盤呆気なかったような。
Ⅰ 魔法族列伝―キャラクター研究―おっと、赤い奴が緑の人の地位を狙うのは許せんな。
ロンは永遠のニ番手?
ハーマイオニーとの微妙な関係『優秀な兄たちに対するコンプレックス』のやつあたりなぁ・・・
一方、ハーマイオニーに接するときのロンの態度は、ハリーとは全く異なっている。短気、わがまま、暴言などで、ハーマイオニーをすぐに怒らせてしまう。
ロンは誰に対しても失言が多いからそういう風に考えたことはなかった。
ハーマイオニーの方がロンには特別感情的に突っかかってるなーって感じ。
ただし彼らは成長しており、その関係も徐々に変わってきているようだ。それは、第三巻えは裁判の準備を手伝うと申し出たロンに抱きついて泣き出すハーマイオニーと、その頭を不器用に撫でるロンの姿にも垣間見える。二人は今後、ケンカ友だちの関係とはいいきれなくなくる日もやってくるのでは、と予感させるシーンである。(・∀・)ニヤニヤ
※未来の俺へ
『友だちの関係とはいいきれなくなくる』は正確な引用なので直さなくていい。
お嬢様ハーマイオニーこれを元に計算すると、『1クヌート=約2・2円とわかる』。
おこづかいから推理する魔法界の通貨レート
ところで魔法界のお金10ガリオンは、日本円では、いったいいくらなのだろう。この問題を解決するヒントは、マグルの書店で発売された二冊のホグワーツ校指定教科書にある。教科書の裏には日本の通貨「定価(本体900円+税)」と、魔法界の通貨「14シックル3クヌート」が並記されているからだ。
これだと「1ガリオン=1084.6円」だよね、意外と安いな・・・。
しかし!
ところが魔法界の通貨については、もう一つの基準がある。2001年3月に行われたBBC放送のオンラインチャットで、作者ローリングが「ガリオンの概算価格はいくらか?」という質問に対して「だいたい5ポンドです」と答えているのだ。こっちで計算(2004年4月の為替レート)すると、『1クヌート=約1・9円と新たなレートが導き出されてくる』。
「1ガリオン=936.7円」。
ま、どっちにしろ「1000円くらい」でいいんじゃないですか・・・なんてニワカなボクは思う訳ですが、協会の方は静山社に確認をとりました。
この件について、翻訳版を出版している静山社に問い合わせてみた。すると、「だいたい1クヌートは2・2円と考えてほしい」という答えが返ってきた。しかし、原作者の「1ガリオン=約5ポンド」発言を伝えると、「ローリングさんから価格の指示はされていないので、(日本側で)そういう値段になった」という答えに変わり、物語に出てくる魔法界の物価は、原作者の言うとおりつまり静山社は「14シックル3クヌート」という表示をただの模様だと思ってたと。
1ガリオン(493クヌート)=約5ポンド
1クヌート=約1・9円(1シックル=55・1円、1ガリオン=936・7円)と見るのが妥当なのようだ。
静山社はこういう本の中身とは別の部分も雑な印象が拭えない。
第7巻に入ってた広告は酷かった。「ハリーからコニーへ夢は受け継がれる」・・・だっけな。作者はローリングさんではない。
あれ見た時は「はぁ?」だったなぁ・・・どっちの作者にも失礼な話だと思ったよ。
あ、あれ・・・?何か続き書く気しなくなったぞ・・・
7巻読み終わったときの色々な意味でのガッカリ感が思い出されたせいか。
広告探しで時間食ったせいもある(見つからなかった)けど、いいやもう今日は。
ハリー・ポッターシリーズを「読んだことある程度の人」は、この本を読んでみると今までと違った視点を知ることができる・・・かもしれない。
俺は「読んだことある(深く考察するほどではない)」程度だったから飽きた。
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