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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダムAGE②アウェイクン 原作/矢立肇・富野由悠季 著/小太刀右京 2012年4月1日 角川書店(3回目)

2019-02-10 09:40:04 | ガンダムAGE
ハセルッハセルッハセルッハセルッ→1回目2回目


○ここまでのあらすじ
決戦への準備は着々と進んでいるぞ!
それから昼ドラ展開待ったなしのようだぞ!



第四章


「チョコを喰え、チョコを! 今の体重が倍になるまでチョコを喰って、頭にカカオと糖分を回せばわかるだろうよ! ハッ、根拠はあるか、だと!? 根拠もなしに海戦を仕掛ける提督がいるものか。オレは海賊狩りのストラー・グアバランだ。民間人に面倒をかけずに、反乱者などは鎮圧してやるよ!」
連邦の正規軍が『反乱者』を捕まえにきますた!


UEとは何度も戦ったとはいえ、人間、それも正規軍と戦うのは初めて
ディーヴァのブリッジは1人を除いててんやわんやであります
(どうせ、この程度の危機で死ぬような連中なら、UEには勝てまい)
 それが彼の偽らざる本音だった。
 もちろん、そんな連中を選んだ自分なら、巻き添えになって死んでも恨みはすまい、とも思った。
グルーデック、腹が据わり過ぎィ!


格納庫でも多くの人間が動揺
バルガスやウルフといった主要メンバーがどうにか抑えている状態
すっかりベテランのはずのラーガンも混乱中だもの
(まあ、こいつらの誰も人間と戦争したことがねえからな。百年前の人類は、同じ地球圏の人間同士で戦争をしていたんだぞ)
ディーヴァで『人間と戦争したこと』があるのはウルフだけの模様
これはディーヴァのクルー及びパイロットの気力-20ですわ


そんなことはお構いなしに
「よーし、そんじゃ」
 巨艦の提督は、芝居がかって派手に指を鳴らした。そういうことが、戦場に人間を引きずり出すには有効だ、とわかっている男なのだ。
「開戦の花火と行こうか!」
戦じゃあああああああ



ディーヴァ艦隊対連邦艦隊、ファイッ!
閃光弾か!」
 グルーデックさえ、立ち上がって叫んだ。だが、叫んだところでどうなるものではない。
初めてグルーデックが慌てるシーンのはず


新型の武器によってディーヴァのセンサー類は死にました\(^o^)/
『第八艦隊分艦隊司令、ストラ―・グアバラン中佐である。ま、この功績で大佐だな――貴様らは完全に包囲されている。速やかに武装解除し、おとなしく投降せよ』
【速報】チョコバーマン、有能だった


ちょ、ちょっと待ってくれませんか
「特務艦ディーヴァの航行統括を拝命しております、アダムス・ティネル少尉であります。当方に地球連邦に敵対する意思はありません」
『ほう』
アダムスが状況を説明&説得を試みました


要約すると――
UEの拠点を特定してるから一緒に や ら な い か 
『理屈と膏薬はどこにでもくっつく、と言ってな。お前たちの正義がどうであれ、連邦の統制の下にない武力を認めてしまえばどうなる? 正義のために法律を破っていい、という前例を作ればどうなる? そうなれば、百年前に逆戻りだ。いくら銀の杯条約が有名無実になりつつある、と言われても、破約になったわけじゃない。オレの仕事は、UEとも戦い、そして連邦の平和を守ることだ』
うーん100%正論


グルーデックさえ拘束できれば、他の人間は無罪だそうですよ
 だがブリッジクルーの、そしてザラムとエウバの艦隊の答えは、沈黙だった。
連邦全体がチョコバーマンのように考えられる組織なら、
そもそもディーヴァは連邦から離反してない訳でね


さぁ戦ろうか
でもいくらガンダムがいるとはいえ先制されてセンサー死んだのは痛すぎ・・・・・・
「こんなタイミングでか!」
 グアバランは己の不運を呪い、一秒後に別のことを考えた。
(本当にこれは運なのか? グルーデックは、この事態を読んでいたのではないのか?)
UEさんがログインしました


位置的に、連邦艦隊はディーヴァ艦隊とUEに挟撃される形であります
慌てて指示を出すチョコバーマンですが――
 我ながら愚策だ、とグアバランは考えたが、すでに‶ヘイローズ〟の艦載機は半数が喪われていた。選択肢のない状況で、とにかく‶よりまし〟な選択肢を模索するしかないのが現実なのだ。
どうやら時間の問題ですなぁ


ディーヴァ艦隊としては労なく危機を脱することができそうですね!
あとはスタコラサッサだぜ
「凹型陣を展開し、火砲の網にUEの戦隊をたたき込む! グアバラン艦隊を援護せよ! 我々の背後には、コロニー‶ミンスリー〟があることを忘れるな!」
UEと戦うために立ち上がった連中やぞ?
UEを見逃す訳ないだろうが!


連邦艦隊&MS隊がまったく太刀打ちできないUEを、
ガンダムやGエグゼスはおろか、正規軍と同じ機体であるはずのジェノアス、
そして性能的にはジェノアス以下であろうザラムやエウバのMS隊が撃退
その光景はチョコバーマンが考えを変えるには十分すぎるものでした
「ディーヴァのMS隊は、敵ではないのですか!?」
「バカ野郎! 全裸で宇宙遊泳させるぞ! コロニーとオレたちを守って戦ってくれようって連中に銃を向けるやつは、オレが叩き殺す! いいか、宇宙の海では、提督が法律だってことを忘れるな!」
何事も柔軟性が大切なのじゃ


戦場で大活躍なのはやはりGエグゼス
 フットペダルをわずかに踏み込みすぎるだけで、スロットルを少し派手に吹かすだけで、あっという間に推進剤が尽き、プラズマ反応炉が爆発し、エネルギーが枯渇する。一度簡易量産前提としてグルーデックがラーガンにテストをさせたことがあったが、シミュレーション上で実に三十分あたり十九回の死亡、うち十二回は単なる自爆、という結果を見て、量産化が断念された、という逸話もある。
【悲報】Gエグゼス、MS史上稀に残る欠陥機の疑い
ウルフ以外だと動きの良し悪し以前に『自爆』は笑うしかない


そして勿論ガンダムも大活躍!
 フリット自身の言葉を使えば、
「正解が見える」
 ということになろう。
ウルフの操縦技術とは全く別の方向で、フリットは進化している模様


そんなこんなで戦闘終了でーす
「ディーヴァに打電。平文でいいぞ」
「は? いや、音声通話可能な距離ですが」
 近頃の若い者は、という禁断の言葉を思ずグアバランは吐き出しそうになった。
これを耐えるとは流石チョコバーマンである


フリットは戦闘時の異変についてグルーデックに相談
やはり『Xラウンダー』ってやつの可能性がある、らしい
フリットのその感覚は、UEに「中の人」がいることを確信させつつありましたが、
グルーデックは(UEは)『人間ではない』とバッサリ
「そうですよね。人間だったら、あんなに惨いことを出来るはずがない・・・・・・」
 もし、グルーデックが善良で責任感ある大人、たとえばウルフや死んだボヤージのような人間だったなら、フリットが倫理の問題と知性の問題を取り違えていることを指摘しただろう。だが、グルーデックは責任感の面についてはまだしも善良な人間ではなかったから、彼の誤解を訂正してやりはしなかった。
(´・ω・`)


ミンスリーは今日も平和です
「おはようございます、お義父様」
 と言って。
 そして、それだけのことで、バーミングスが破顔して泣き出すのを見ると、ユリンはなんだかすごく、心が楽になったような気がした。
フリットとの交流で、ユリンは歩き出すことが出来たのでありました(´;∀;`)


めでたしめでたし
「来て、くれるよね? 大丈夫。フリットお兄ちゃんに会わせてあげるよ。ユリンお姉ちゃん?」
 ユリンには、言葉もなくうなずくことしかできなかった。
 他に何ができよう?
なんだと





第五章


『同志諸君。グルーデック・エイノアである。いよいよ最後の決戦の時が来た』
ディーヴァ艦隊、宇宙要塞アンバットを捕捉!
銀の杯条約以前に造られたもので、放棄されていたらしい
・・・・・・厳重管理が無理なら破壊しておけっていう('A`)


さぁてと
(どうせ二の矢はないのだ。走り出した以上は、やってみせるしかあるまいよ・・・・・・!)
 グルーデックは何かに祈るようなことはしなかった。
 祈って何かが起きるのなら、とうに起きているはずだったからだ。この世に救世主がいないなら、自分で作り出す他にない。そういうものだ。
決戦、始まる


ラーガンは『突撃仕様のジェノアス・アサルトのチーム』を率います
 もとより見栄えのいい戦い方ではない。だが、そんなことはどうでもいいことだった。要は勝つことだ。負けるよりみっともないことがあるはずもないのだ。
勝てばよかろうなのだァァァァッ!!


激戦となると格納庫内も――
「合わないパーツはどうすんだよ!」
「そこを合わせるのが技術者じゃ!」
「理不尽だァ!」
戦場であります


全ての人間が奮闘してはいるのですが・・・・・・
「このままじゃダメだ」
 それはただ、少年フリットの焦りというのではなく、より冷徹な計算の結果だった。
ディーヴァが敵防衛線を突破できないと押し潰されておしまいです


だからさ!
「大丈夫!行けるよ!」
ガンダム(スパロー)、単機突撃!!


サクサクサクっとな
 それがXラウンダー、と呼ばれる力なのかどうか、フリットに確信はない。が、ユリンが守ってくれているのだ、と信じることはできた。
それは愛の力!そうだな、イザベラ君
実際常時愛なら絶対回避絶対命中ダメ2倍だから楽勝やな!


ガンダムがぶち抜いた戦線の穴を、あの男が見逃すはずもなく
「フォトンブラスターキャノン、撃ぇーーーーっっ!」
 巨大な光の渦が、ディーヴァの艦首から放たれた。
切り札決まったぁぁぁぁぁぁぁ


主砲×
『特装攻城砲』○
実に頭悪い武器だな(褒め言葉)
「敵艦の一部が、分離! こちらに向かってきます!」
「特攻か!」
むむむ・・・・・・!


分離したデカブツはガンダムが押し出すと相場は決まって
「この間の借りを返しに来たよ、お兄ちゃん!」
「デシル・ガレット!?」
例の黒いUEがリベンジにキター


今回は思念ではなく通常通信での会話なので、
黒いUEのパイロットがデシルであることが確定しました
・・・・・デシルはフリットより年下の子供やんな?
 だが、フリットは出来る。相手が子供の姿をしていようと、人間に見えようと、
「相手はUEだ」
 と思い定めれば、ためらわずに斬ることができる。
ラーガンあたりよりよっぽど「兵士」として完成しつつある件


まぁUE殺すべしの年季が違うからしゃーない
 ゆえに、不幸な少年なのである。
言ってくれるな(´・ω・`)


そうは言っても、『魂が腐っている』ksgkはブッコロもやむなし
『フリットォーーーーーー!』
 その声を忘れるはずがなかった。
 その機体に、刃を向けられるはずがなかった。
なん・・・・・・だと・・・・・・?


そんな絶望的な状況でAGEシステムお仕事完了
新しいウェアキタ!これで勝つる!
(これが・・・・・・Xラウンダーの共振の力なのか!)
【悲報】『共振の力』>新型ウェアの性能


1対2では勝てなかったよ・・・・・・
やはり戦いは数だよは絶対の真理だったのだ
 そこには打算も駆け引きも、人間が積み重ねてきたこざかしい知恵もない。
あっ




<予告>
来週は25年後だよ


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