まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

谷瑞恵「想い出のとき修理します2」

2014-01-04 20:32:30 | 読書のすすめ
今日は 図書館 すごい寒かったです。
この暑がりの私が ほとんど厚手のカーディガンを脱がなかった。

そして 新聞が山ほど溜まっていました。
元旦の新聞って 1紙だけでもすごい量になるのに 
10紙以上あるので すごいことになってました。 

明日は 休日開館。
混むのかなあ・・・・TT 

さて 谷瑞恵の「想い出のとき修理します2」を読みました。

思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)
谷 瑞恵
集英社


題名通り 「想い出のとき修理します」の続編です。

副題が「明日を動かす歯車」。
今回は 4つの中編からなっています。

津雲神社通り商店街。
かつては賑わっていたのに 今はややさびしく 開いている店舗数も減ってしまった。

そんな商店街で
「想い出の時 修理します。」
という奇妙な看板を掲げている飯田時計店。

現在の店主の秀司は かなりの腕前の時計職人らしいが
今はこの古い店を継いで 修理専門でやっている。

前作で秀司とつきあうことになった明里。
神社の社務所に住みついている青年 太一。
そのほか 商店街の人々。

そこで 不思議な事件が起き 不思議に解決されていく。


太一の存在はますます謎めいてきて
進展しそうにない明里と秀司の関係も少しずつ進んでいる。


分かっているのに 過去に縛られてしまう。 
そんな人々が 飯田時計店にやってくる。

でも 今を生きていかなくてはならない。
時には休んでもいいだろうけれど 最後は進んでいかなくてはならない。

明日を動かす歯車によって 時が再びゆっくり刻まれる。

絡まった糸をほぐして 歯車を動かしているのは 秀司なのかそれとも太一なのか。
謎は深まったまま・・・

ほっとした気持ちになれる 第二作です。
三作目はいつかな?

いがぐりおは 時計何個持ってる?
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