大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

2014 黒松内春のスペシャルキャンプ いよいよ始まりました!

2014-03-26 19:51:36 | 13春
いよいよ始まった「黒松内 春のスペシャルキャンプ」!

本州、そして北海道各地の色んな場所から
、黒松内に集まった今回の参加者は、
小学生から中学生まで21名、
スタッフが12名、計33名の大所帯となりました。

ほとんどがキャンプ経験者の子ども達ということもあって、
最初からテンション高めのスタートです。
久しぶりの再会を喜ぶシーンも見られました。
一方、初めての子、慣れていない子は少し緊張気味な様子です。

キャンプの始まりは、まずは体育館で開村式。
(長期村ということで、1つ屋根の下で過ごす村のイメージです。)
今回のテーマは「人と自然をつなぐ田舎のお仕事体験!」
ということで、様々な田舎ならではのお仕事のお手伝い、
人と出会う機会を作っていきたいと思っています。
最後の1泊2日の子どもプランでは、子ども達同士が関係性を築き、
協力し合い、プランを立てていくところまで辿り着きたいです。
 
開村式でキャンプの予定、施設の使い方を確認し、
スタッフの自己紹介も終わったところで、
移動ばかりでうずうずしている子ども達と大人全員で
遊ぶことにしました。

最初は、仲間作りゲーム。
同じ地方から来た人、同じ学年、年齢、好きな季節
で集まり、自己紹介。
          
少しずつお互いのことがわかってきたかな?

次はしっぽとりゲーム。
高学年の男の子と女の子が最後まで残り、
お互いけん制しあっこで動かない・・・なんてシーンも見られました。
   
ここまで遊ぶと、みんな元気いっぱいになり、
夕食までの間には体育館で「カタキ」が盛り上がったり、
トランプで遊ぶ子がいたりと
初日にも関わらず、一人ぼっちで過ごすような子はおらず、
初めて集まった子ども達同士、スタッフとの間にも
少しずつ関係が出来上がってきたようでした。
  
夕方には、最近自然学校の玄関前の屋根に設置したばかりの太陽光発電パネルの
説明&点灯式が校長たかぎぃより行われ、
原発と今後のエネルギーの話を子ども達に伝えました。
 
お腹も減ったところで、キッチンまり子のおいしい夕食をいただきます!


そして、夜は第1回の村会議開催です。
子ども達の意見をなるべくキャンプに反映させられるように、
話し合いの場を持ちました。
 
明日の「田舎のお仕事体験 第1弾」の選択プログラム
①牛のお手伝いチーム
近くの酪農家さんに行き、牛のお世話をさせてもらう。
頑張ってお手伝いすれば、しぼりたての牛乳がもらえるかも!?

②山へしばかりチーム
昔話に出てくるおじいさんがやっていた「柴刈り」(芝刈りではなく)。
近くの山に行き、火越しの時に必要になる小さな枝などを
手に入れに行きます。

③水工場見学チーム
黒松内は実は水もおいしい!
水工場の「水彩の森」へ見学に行き、
美味しいお水をゲットしに行きます。

上記の3つのうちのどれがやりたいのか、子ども達自身が考えて、
自分が好きな活動を選び、今夜の会議は終了しました。

会議の後は、自由時間。
宿題をやる子がいたり、体育館で遊ぶ子がいたりと
思い思いに過ごし、今夜は就寝しました。
   
緊張のためか、ごはんが食べられなかったり、
体調を崩す子がいたりもしましたが、
ボランティアスタッフのみんなのフォローもいただきつつ、
面倒を見てくれています。

今回は、元キャンプ参加者の高校生や学生の3人と
札幌の学生支援を行う「Link next」から代表の田中さん、佐藤さん
とともに学生さんがボランティアとしてお手伝いいただいていて、
毎度ながらも頼もしい面々が揃っています。

明日からは活動が本格的に始まり、
ここでの生活に慣れてくるはずなので、
今夜は様子見の一夜となりそうです。


(ふった)