大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

冬の黒松内キャンプ・わんぱく雪だるまコース~3日目~

2018-12-28 18:42:46 | 2018冬の長期キャンプ

3日目の朝がきました。
昨日たくさんあそんだせいか、7時近くになってもまだ外は薄暗いせいか、ゆっくりめの起床でした。


朝のおしごとのために外に出ると、冷たい空気に目が覚めます!
生きもののお世話&除雪がんばってくれました。

一仕事したあとの朝ごはん。お腹ぺこぺこです。
3分トークには校長ジェットが体験した凍傷・低体温症のお話でした。
この後の雪遊びも服装しっかり準備して、ご飯食べてエネルギーをつくろう!


最後の雪遊びは黒松内のスキー場へ!
まだ営業開始前なこともあり、貸切り状態。
スキー場でこんなに贅沢にソリ滑りするなんて初めて~~~!とはしゃいでいました。

しかし、リフトはないので、滑りたければがんばって登るのみ。

ようやくついたスタート地点ではニコニコわくわくです。

圧雪されていないふわっふわの雪なので最初はスピードがでませんが、みんなで何度も滑っているうちにソリコースができてきました。


下りの一瞬の楽しさを求めて、雪の斜面をなんども登ります。
木や物に阻まれない、ロングソリ滑りはめちゃくちゃ楽しい!!!

ひとしきり滑ったあとは下の方で穴掘ってみたり。
大寒波にもマケズ、時間いっぱい遊びきりました。

帰って玄関開けたらいいにおい!
冷えたからだにちょっとピリ辛のパスタが美味しいです!
3分トークは厚真から11人の子どもを連れて来てくれたうえちゃんが、ゆるキャラあつまるくんと厚真の魅力を紹介してくれました。
今回は黒松内の「雪」という魅力を活かした活動でしたが、今度は黒松内の子たちと厚真に遊びにいけたら楽しそうですね。

食後は荷物の片づけや、みんなで使った部屋の掃除をがんばってくれました。

 


最後に閉村式、校歌を歌って2泊3日のキャンプのおしまい。

   

「私の住んでるところはこんなに雪ないよ!」「降ってもこんなにふわふわじゃない!」
と、自分たちが普段住んでる場所と黒松内の違いを子どもたちが話していたのが印象的でした。
同じ北海道ですが、似ているところ違うところに気づくと違う土地へ行くのがより楽しみになると思います。
雪の性質からそれを感じてもらえたのも良かったです。

これにて今年の事業を全て無事に終了することができました。
参加者の子どもたち、ご理解ご支援いただいている保護者のみなさま、支えてくれるボランティア・地域のみなさまに感謝申し上げます。
来年はどんなことして遊ぼうか、わくわくと企画を考えております。

大寒波襲来の年末ですが、良いお年をお迎えください。



(くま こと 熊手若葉)


冬の黒松内キャンプ・わんぱく雪だるまコース~2日目~

2018-12-27 20:18:02 | 2018冬の長期キャンプ

冬将軍の襲来が天気予報をにぎわしておりますが、その予報にそぐわず、しっかり雪の降り積もった朝。

黒松内の冬らしい景色が一面に広がりました。

まだ薄暗い中、寝袋をたたんだり、着替えたりして身支度を整え、朝仕事に出かけます。

2つの班に分かれ、一方は動物のお世話(鶏へのエサやり、犬の散歩)を、もう一方は雪かきを担当しました。

  

 

朝仕事が終わったら朝ごはん。1日たくさん遊べるようにたくさんいただきます!

 

午前中は歌才ぶな林での森遊びへ出発です。

時折、雪が風に舞って斜めや横に吹き込んできましたが、森の中に入ると風も少しおさまって予定よりも長い時間、遊ぶことができました。

                  

林間ソリ滑りや雪大玉づくり、基地づくりに雪かけがっせんと思い思いに楽しんだ後は自然学校に帰ってお昼ご飯です。

温かいうどんがしみました。お稲荷さんも美味しかったです!

 

午後からは自然学校の周辺で遊びました。

リクエストのあったみんなで雪合戦は白熱した戦いに!

     

その後はおのおのソリで遊んだり、スノーランタンなどを作って自由時間。

 

雪遊びの定番ともいえるアイスクリーム作りにも挑戦。

材料の入ったペットボトルを雪と雪が冷たくなる魔法の粉=塩をいれた袋に包み、振ったり、投げたり、転がしたり。いろんな方法で冷やし固めていきます。

さぁ、アイスは出来上がるかな?!

      

無事、美味しいアイスが出来上がりました!

冷え切った体をストーブの前で温めながら、冷たいアイスを食べる。なんとも不思議。でも、このうえなく幸福な時間です。

アイスタイムのとき、今日がお誕生日だった子のミニミニ誕生会も行いました。

おからドーナッツでお祝いしました。誕生日おめでとう!

     

    

遊んだ後は湯別の湯へ。温泉につかってほっとひと息。

今日は温泉のあとに夜ご飯だったので、みんなおなかがぺっこぺこ。夜ご飯も美味しくいただきました。

夜のプログラムでは昼間に作ったスノーランタンの点灯式や羊毛クラフト、体育館で遊んだり、自分の体力や興味に合わせ遊んでいた子どもたちです。

   

今日は就寝時間を前に寝袋に潜り込み、すやすやと寝息を立てている子の姿もありました。

一日いっぱい寒さに負けず遊びつくした証拠ですね。

 

いよいよ明日が最終日。

大きなけがや事故なく楽しい一日を過ごしたいと思います。

 

オフィスあっぷ・ろーど 上道和恵(うえちゃん)


冬の黒松内キャンプ・わんぱく雪だるまコース~1日目~

2018-12-26 21:11:42 | 2018冬の長期キャンプ

今年も始まりました、ぶなの森自然学校2018年最後のキャンプ。
厚真町の放課後子ども教室を行っているオフィスあっぷ・ろーどとの合同年末キャンプの開催も今年で3年目となりました。

今回は、子ども21名、大人8名、助っ人1名の、計30名弱でのキャンプです。
黒松内町内や、岩内、島牧、倶知安、弟子屈、札幌、厚真、
大人スタッフも、函館や本州岐阜県など、みんな各地から集ってきてくれます。

厚真っ子達も厚真町で集合して、黒松内へ!
「黒松内は雪多い!?」と、やはり雪の様子が気になる様子。
途中の休憩タイムでも早速雪と遊んでいました。

  

他の地域からの参加者も続々とぶなの森自然学校に集合し、
名札を作ったらお昼ご飯。
「どこから来たの?」「厚真から来たんだ!地震が大きかったところでしょ?」「函館!遠いね」
子ども達同士で、大人も交えて、早速いろいろとみんなで話していました。

  

みんなの部屋に集合し、いよいよはじまりの会です。

 

気になる3日間の予定や、スタッフの紹介、キャンプ中のおきてもみんなで確認しました。

 

外にでる格好になったら、早速外にでよう!
一日目の今日は、自然学校のグラウンドでの雪遊びです。
例年よりも初雪が遅く、雪も少ない黒松内ですが、雪遊びは十分楽しめます。

とりあえず雪玉を投げたり。

  

いろいろなソリの使い方。坂ではボディボードが人気でした。みんな格好良く乗りこなしているようにみえます。

   

         

 

雪でなにかを作る人達。

  

     

念願の!かまくら完成。中でお茶なんかを飲んでみたり。

冬だからこそ。木に登りたい人達。

 

人を埋めたい人達。

  

温かいお茶でホット一息。

休憩の後は、早めに中に入る人達と。

 

まだまだ外で遊び人達。

 

暗くなってからは、みんなで中で過ごします。

おまちかね!鐘がなったらキッチンまりこで夜ご飯。
時間前も、まだかまだかと、キッチンの前を通ったり、中をのぞいっていったりする人続出でした。

  

おかわりもあるよ!もりもり食べます。

   

お皿洗いも自分達で。

夕食後は、雪遊びの後に最高!温泉タイムです。
本日は、今年の秋にリニューアルオープンした黒松内ぶなの森温泉へ。
キャンプに何回も来ていても、黒松内温泉は初めて!という人もいましたね。

  

ほっこりして自然学校に戻ったら、歯磨きやふとん敷き、ねる準備をして、おやすみなさい。

 

しばらく賑やかな部屋もありましたが、少しするとぐっすり。
明日は、まるっと一日遊べる日。
天候は心配されていましたが、予定どおり午前中は黒松内のブナの森にでかけてダイナミック雪遊び、
午後からは自然学校周辺で、雪合戦やアイスづくりの予定です。


子ども21人と大人8人で過ごす2泊3日。
明日はどんな一日になるでしょうか。

(黒松内ぶなの森自然学校 ちこ こと 大類幸子)