大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

2017夏の長期村を終えて_MJ

2017-08-18 10:59:18 | 2017夏長期キャンプ

夏の長期村が終わりました。
参加者はもとより、大人の多くもぶな森からそれぞれの地へ帰っていきました。

天候不順によるプログラムの変更などもありましたが、大きな事故や病気も無く終えることが出来たこと、「楽しかった」と言ってくれた事は本当に良かったです。


本年は、良く知ったメンバーでの活動であったと印象づいています。

前年度と同じぶな森のコアスタッフに外部スタッフ、また昨年カウンセラーで来てくれた方や、高校生ボランティアも来てくれました。
また参加者は合計80名程と昨年、一昨年より増加しましたが、リピーターの方の割り合いも半分以上でした。

「海探検」「北の十五少年漂流記」「チャレンジキャンプ」など、いくつかのプログラムにおいては安全管理がいつも以上に問われますが、こういったこともあり、ディレクターとしましては、運営上の安心がありました。


実は、夏の長期村の準備は、5月から始まっています。
5月 期間決定、活動概要作成、外部との調整
6月 チラシの作成、印刷発注、発送作業
7月 募集開始
(同様に冬長期に10~12月、春に1~3月ですから、一年中、誰かが何らかの長期村の準備をしています)

7月-8月の夏の盛りの活動のために、雪解け直後から悩んでいるのも不思議な気分です。
今年も苦渋の選択の結果、40kmウォークをプログラムに入れませんでした。
その代わりといっては何ですが、長期村初のフィールド「砂政泊」や、目隠し現地解散の「北の十五少年漂流記」は楽しんで頂けたのではないでしょうか。
特に、砂政泊は「海探検」「夜の海遊び」「砂政泊図鑑作り」の3度6日間の活動でしっかり調査し、ぶな森のフィールドの一つとなったと思います。

この2年間で40kmウォークを行った事の無い長期村参加者も増えました。
来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、是非来年はこのプログラムも行いたいですね。
待ちきれない方は、10月三連休、7-9の40kmウォークイエティくらぶへどうぞ!

 

次の長期村は、冬になります。
12月26-28日の3日間、1月7-13日の7日間を予定しています。
7日間!? 過去4年間は6日間だったので長めですね。色々な活動ができそうです。
チラシはHP「新着情報」、日程変更があった場合は「年間スケジュール」などで告知します

これからも、黒松内ぶなの森自然学校を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

MJたつみ こと 巽 創


2017 長期村終了 Jett

2017-08-15 14:14:51 | 2017夏長期キャンプ

黒松内ぶなの森自然学校の代表の高木晴光です。 子どもたちの歓声は聞こえなくなりましたが、後半に曇り空に陽光が戻った黒松内です。

8月15日をもって、2017年の夏の子ども長期体験村を無事終了することができました。海外からのボランティアスタッフは7月中旬から到着したのでまるまる1ヶ月の開催でした。まだ残っているボランティアもいますが、プログラムとしては終了です。 前半は夏らしい日が続きましたが、最週のチャレンジコースでは大雨には幸いにも合いませんでしたが、肌寒い日が続きました。 大きな事故・事件もなく無事に過ごすことができ、ほっとしています。

今回は、コアとなるディレクター陣が昨年と同様な顔ぶれでしたので、全体的にいつも以上に安定感がある運営ができました。ぼーぼ、たつみ、ちこ、くま、りーはんのディレクター陣に感謝です。そして国際ボランティアのチームワークも良かったです。(まっ、多少のぎくしゃくはごとは子どもの間と同じように起こったようですが・・・)みんながいてこそできる運営も「協働」そのものでした。感謝、感謝の謝謝です。20年近く実施している(今回は19回目だったはずです.)ので、長年の中で暗黙のルールが文化的に醸造できてきて、自然にそれを参加者に共有できる雰囲気ができているように思いました。それが暗黙知的なノウハウなのでしょう。 ここまで作り上げてきた、初代から(初代はアタシか)のチーフディレクター達にも感謝です。

そして、なによりも、送り出してくださった親御さん方に感謝です。全国各地で開催されている夏の子ども対象のキャンプの中で、黒松内ぶなの森自然学校を選んでくださったことを嬉しく思います。 改めて、ありがとうございました。

来年も続けるぞ!っという意欲が高まっております。 今後共よろしくお願い致します。

黒松内ぶなの森自然学校運営協議会 委員長 高木晴光

 


閉村式~最後のお昼

2017-08-14 12:09:57 | 2017夏長期キャンプ
 
スタッフからも一言
 

修了証授与は代表して、チャレンジで最後まで力を出したこの3人と、初めての参加で3週間やりきったMR。
 
裏にはスタッフからのコメントが


ぶな森の校歌をみんなで
 

最後は全員で三本締め!


図鑑づくりチームは図鑑も完成させて


最後の昼食、らーめんをつるつる
  

このあと、それぞれの場所へとぶなもりを発ちます


最後の朝!

2017-08-14 09:54:45 | 2017夏長期キャンプ
これからは全てのことに“最後の”がついてきます。

最後の朝仕事はやりたいことを選んで。
写真は畑だけですが、生き物、ゴミすてもやってくれました。

 

最後の朝ごはんでは、なんとキッチンまりこに南国からの風が吹いていました。
有り難いことに日本の南国から届いた、北海道ではお目にかかれないパッション!フルーツをみんなでいただきました。
すっぱい!!なにこれ!どうやってたべるの?皮も食べるの?
など、はじめて食べる子が多いなか、おいしい!と虜になる子も。
 
パッション!っぽい顔して!のリクエストに答えてくれた顔。
 

さて、これからはチャレンジの仕上げに片付け、そしてお掃除おそうじオソウジ!
  



日帰りワールドフェスタ!

2017-08-13 23:00:05 | 2017夏長期キャンプ
今年も海外からのボランティアさんが来てくれているので、
開催しました、日帰りワールドフェスタ!

台湾と日本をいったり来たり、のりーはんを中心に、
台湾、中国、イタリア、ポーランド、ベルギーから集まってくれたボランティアさんがそれぞれの国の話の紹介やや、料理、工作を一緒に楽しむ日です。
   
参加者は町内や後志、札幌や東京からも来てくれました。
日本のものとは違う味や日本語が通じない相手にとまどいながらも、会場からは笑い声が溢れていました。
こうして違いに触れる場所へ来てくれ、こちらも嬉しいです。

最後の夜

2017-08-13 20:03:18 | 2017夏長期キャンプ
キッチンまりこでの最後の夜ごはん。
 
ご飯後はそれぞれのチャレンジキャンプの報告会も。

場所を変えて、さよならパーティー二次会は体育館にて。

ニーナが3週目のウェルカムパーティーで挑戦し、そのときは成功できなかった中国ゴマの空中キャッチを、今夜はペコも一緒に再挑戦。見事成功し、ペコとの空中パスもみせてくれました。
 

難易度高めのジェスチャークイズもはさみ
(お代が テントを建てる小鳥 や、 マナスルが使えなくなって困っているカンガルーなどなど全5問)、

最後は毎年恒例となってきている、第三回寝袋しまい大会。
毎日朝起きたらはじめにする寝袋しまい、このキャンプ中で誰が極めたか!
大人、こども、混合で白熱した戦いを繰り広げました。

   

1週目からの思い出をスライドでふりかえり、寝る時間に。


いよいよ明日でお別れです。
残された時間帯を大切に、最後まで元気にすごします!

カヌー班3日目

2017-08-13 16:24:54 | 2017夏長期キャンプ

土管ビバークはなかなか快適でした。 これなら大雨でも楽しかったのになあ。 本日も気温は18-20度でした。さすがに今日は泳いだりする人はいませんでした。

相変わらずの大河です。小さい子3人を引っ張る体制で上級生とボランティアが前艇にわかれました。 うーん、これが最後の憂き目の原因であった。

最終地点の河口でちょっとしたアクシデント。 この2艇はその後切り離されました。 そして河口までこの体制でした。それを認識していなかった。河口手前右岸に上陸予定で私の艇が先行していました。 より砂地のある場所の方が海まで来た感激がつくれるだろうと、サービス心がでてしまい、10mほど先の砂浜右岸に私が上陸しましたが、 小学生ボートは右岸に寄れず、本流を直進してしまうハメに・・・。  このままでは海に出てしまいます。

「こっちに寄せろぉ!!!コゲー!!!、海にでてしうぞぉ!!!」  あちゃあ、前方に漕いでしまいましたぁ。

「そっちじゃあない、こっちだぁぁぁぁ!!!!」

私の大声に船上はちょっとパニック。「JTR,なくなぁ!!泣いてないでコゲー!!」アタシは泳いでボートへゆき、なんとか捕まえました。(もちろん、ライフジャケットとウエットスーツを来ています」 しかし、背の立たない場所ですから、ボートに上がれない・・。

「脚、脚、オレの脚を上げろぉ、 ジャケットの肩を掴んでひきあげろぉ!!」 小学生3人も必至です。ダッキーボードですから、そんじょそこら重心が片寄っても転覆はしないが、このまま流されたら、漁師さんにごやっかいにならんといかん、子ども達をボートから落とすわけにはいかん!! 

 ひさしぶりに能力の87%ぐらい出力したなあ。 

 なんとか、ボートにみんなの協力でずりあがることができ、大海に出る前に戻ることができた。

油断した、ほんのちょっとの油断であった・・・。

怖い思いさせて、泣かせて、ごめんね。

そして、ともかくも予定時間より遅れて無事帰着。





カヌー班2日目

2017-08-13 16:05:22 | 2017夏長期キャンプ

夜半に強い雨も降りましたが、開けると止みました。気温はさほど高くはありませんが、曇り空の下でのスタートとなりました。周辺でも注意報や警報になるような雨はなかったので、増水の心配はありません。

昨日の夕食は、石油ストーブが不調なため芯めしになってしまったので、カレーは途中からカレー雑炊にメニューがになりました。この石油ストーブ・マナスルは、今時のアウトドアではめったにお目にかかりませんが、私たちは長年、この器具にこだわって使っています。 ガスのように高くない石油が燃料であるということもありますが、ガソリンより安全。 手順を踏んでしっかりと取り扱わないと火を得られない、しかし、小学生であっても考えて使うことができます。この適度にめんどくさい器具は子どもの野外活動に最適な火器だと考えています。 が・・、事前のチェックがあまかったので、部品の一部が消耗して火力を得るための圧力をかけられなくなりました。 ピンチ・・。しかし、それもDSR力(Donike Suru Ryoku どーにかする力)の養成であります。

曇り空のなか、やたらにみんなテンションが高い。 川面に歌声が広がっています。

となりのボートに乗り移りそこねて、落水する子も。 水温は冷たいです。 トイレができな~いと泣いちゃう子も。 その時はね・・・・、

やたらに広くて水流も早くない・・・。 しかし、予定したキャンプには昼過ぎに到着してしまいました。野宿ポイントを探したところ、最適な場所が見つかりました。

石油ストーブが一台死んで、もう一台も不調なので、なんとか、焚き火で。

本日は、採ってきたフキベースにおにぎり用の余った食材を入れた炊き込みごはん。 意外とうまくできました。