大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

こんな所を歩きました。

2008-07-31 23:17:17 | 08 夏
黒松内町は朱太川が町内の真ん中を流れる流域から成ります。その支流の一つ、黒松内岳周辺を水源とする沢の上流、登山口の駐車場から林道ウォークはスタートしました。約5km行くと分水嶺となり、あと25Kmは比較的下り傾斜となります。そして、となりの沢筋を海まで歩き続けました。

出発してすぐに、今朝と思われるクマの糞を発見!! 先頭のTGYは、先頭グループの3、400m先を クマ追いの声を出しながら先導しました。大勢で歩けば大丈夫です。そして、サポートバイクのANYが警笛をならしながら、先頭から最交尾を行き来しました。 大きなニュウやフキもあります。 ところどころフキがなぎ倒されていたのですが、クマが食べたわけではなく、フキ採りが入っていたようでした。

   

谷筋をクネクネと林道は続きます。時には断崖が片側にあり到底、沢底に降りられる高さではありません。またうっそうとした樹林もあり、ブナがけっこうありました。

  

サポート車のANYの勇姿です。今回、バイクがあったからこそ、このプログラムが成功しました。感謝です!!

                 

温泉

2008-07-31 20:00:51 | 08 夏

全員で集合写真を撮った後は、寿都温泉に直行。湯上りにくつろぐ子ども達です。
子どもも くつろぐんだな・・と思える絵です。 普段の生活では、意外とこの
くつろげる時間は子ども達に少ないのかもしれません。

この幸せな湯上り時間の楽しみは、アイスや飲み物。缶ジュースを買った子は、私の見る限りではいませんでした。 飲み物は、コーヒー牛乳とヤクルトが人気。
ヤクルトを三本飲む子がいました。 自由になるおこづかいで、今日の自分へのご褒美です。 一気に飲みなさいな。

 

最終チームゴール

2008-07-31 17:36:22 | 08 夏

一番下級生のMCNを皆でサボートしついに到着。出迎えも走ってゆきました。

このチームの最年少・MAA君が20Km位で気力が落ちてダウンしたそうです。他の子もモチベーションが落ちてしまった時・・感動的なリーディングが子どもの同士で起こったそうです。 上級生のKKRが 頑張ろうと、MAA君をおぶったんだそうです。 それで、一同の 前を目指す気力が戻り ゴールに結びついたとのこと。

林道のロングウォークを中学生から証までの縦割りの班構成にすることは、ちょっとチャレンジだったのですが、各班全て協力して歩き切りました。

もちろん、始めて長い距離を歩くボランティアスタッフもたくさんいましたので、「乗り切れた!!」達成感で、一気に長期村全体の一体感が高まりました。

ゴールでは、ボランティアの たろうさん と ゆきえさん が美味しいカレーを作って待っていてくれました。 差し入れのスイカもおいしい事、おいしい事!!

 

続々到着中

2008-07-31 16:48:02 | 08 夏

ちょっと泣きが入ったKICも到着。もう嫌だと言っていたのに、海に触った後は、ずいぶん遠くの河口に,最後を 共感しつつも同感しない 姿勢で寄り添っていたAYTと一緒に魚を見に行きました。なんだ・・、体力残って元気じゃん。

落ち着いてから、話を聞くと・・・
海をゴールに海が見たくて歩いて頑張っていたのですが、最後の開けた林道が5Kmくらいあるんですが、それが予想外だったらしく、気力が切れてしまったんですね。 「海なんか ないじゃあないか!」と 疲れと失望と怒りと・・ごちゃ混ぜの感情表現だったんですね・・きっと・・・

到着

2008-07-31 15:59:09 | 08 夏

霧雨の中、雨具を着てのスタートでしたが、第一グループが先ほど、山越えをして日本海側に到達しました。最後尾とは一時間くらいの差がありそうですが、全員ゴールできるでしょう。

去年の長期村で、登山やチャレンジプログラムで とっても苦労したRKU君、余裕のゴールです。

T「あと20Km 歩けるだろ」
R「・・・うーん、10キロなら・・」
T「いやあ・・オレ 嬉しいよ」
R「なんで・・・」
T「なんでったてさぁ。去年とぜんぜん違ったろ。余裕だったじゃない。君の成長がうれしいよ。よくやったなあ」

ニコリと、彼は笑みを浮かべました。
それを 見て、私は もっと嬉しくなりました。

スタッフ冥利につきます!!

出発

2008-07-31 06:45:40 | 08 夏

 出発地点への車の中です。 みんなさほど緊張している様子はありません・・?
というよりも、どんなところへ行くのか、わかってないのかもしれません。

 どんよりと雲っていましたが、出発間際に霧雨がちょっと小降りになり、全員が雨具をつけました・・、えっ!! 一人忘れてきた子がいました。 TBOのでかい雨具をポンチョのように被って出発することにしました。

 

出発の朝食

2008-07-31 06:02:12 | 08 夏

朝食の開始です。あったか煮込みうどんです。炭水化物は、今日のハードワークにぴったりです!! サマータイムで動いてますから、給食ボランティアのYさんとTさん、MRKさんは、朝5時前から活躍して頂いています。 ありがとうございます!!

明日はたいへんです!!

2008-07-30 21:00:51 | 08 夏

夜の全体村会議は、明日の 「林道ウォーク」の説明会です。 長期村、自然学校初挑戦のプログラムです。 なんと、黒松内から林道を30Kmも歩き、海まで出ます。ロングウォークです。

生活班のグループで歩きます。朝は、現地時間6時半から行動です。つまり5時半に自然学校を車で出発し、スタート地点・黒松内岳の登山口付近の林道まで20分ほどかけて行きます。 そこから林道ウォークを開始。

林道ですからさほどの上り下りはありません。ちょっと歩くと峠であとは、緩やかな道のりですが、深山の道です。 クマよけしつつ(声を出して歩く・・)集団で歩きます。

3年生もいます。中学生も高校生も大学生もいます。 グループでなんとか、歩ききりたいものです。

深化の時間

2008-07-30 20:51:51 | 08 夏

キャンプから帰って来て・・、装備の片付けをしました。長期村はこの繰り返しです。海にゆく、山へ行くための準備をして、出かけ、帰って来て、片付ける、そして次の準備のために不足がないか、壊れたものはないか確かめ、必要があれば洗い、なおす・・・。 小さい頃から何度も長期村や月例会に参加しているYTO君はリピーターさんで、隣の地区で実施している7daysキャンプに参加しているのですが、その子の片付けや準備の早いこと・・いつも一番です。

さて、片づけが終わった後は、温泉とゆっくり過ごす休養です。実は、この休養は、
休養という名のプログラムなのです。

行き先が決まっていて、ある程度活動内容もこちらが用意し展開活動をする日が続きますが、4,5日に一日、あるいは半日、自然学校の周辺で「子ども達にまかせた時間」を意図的に作ります。

この時間こそ、仲間と仲間、子どもとスタッフ、スタッフとスタッフの関係性が深まる時間なのです。一緒に同じ体験をして来た人達と、お互いに信頼関係を深めるためのインターバルでもあるのです。

学校や行政主体の体験活動は、実施側がいつも「何かしていなければならない」というトラウマに捕らわれるというか、提供するプログラムがつまり過ぎてしまう傾向があります。

活動にも 動と静 が必要です。自分のペースで自分の居場所で、自分がゆったりした気分になれる人の側で過ごす時間が 長期の活動では大切だと考えています。


  

とは言え・・・一方では、散発的な喧嘩ともいかずとも、行き違いもあったりして小さな騒動もありますが・・、それもまたよし!!

初級キャンプ

2008-07-30 20:27:28 | 08 夏

報告が前後しますが・・・、今期初の野外宿泊。期間中何度か野外宿泊をします。特に最週は子ども達が立案する企画は原則2泊3日です。それをイメージさせながらの寿都湾の砂浜キャンプ場での「練習」でした。

 

夜が更け・・・壮大な夕焼けをながめ・・流木での焚き火を楽しみながら過ごしました。

                 

ウクライナアワー

2008-07-30 19:38:31 | 08 夏
16時半からはウクライナから来たアナとナターシャが
ウクライナアワーを企画してくれました。
コザック1、コザック2、コザック3の3チームにわかれ、
運動会のようなことをしました。


まず、「ウクライナはどこにあるのか?」という問題が出され、
地球儀でウクライナを探しました。
なかなか見つからず、苦戦しましたが、なんとか見つけることができました。

 


ボウルに水をはって、りんごをかじっています。
ぷかぷか浮かんでいるのでなかなか難しい・・・
顔がずぶぬれになるまでみんながんばっていました。

 

小麦粉まみれになってウクライナのクッキーにかぶりついたり・・・
踊ったり・・・走ったり・・・
みんなで楽しい時間を過ごすことができました。




4日目

2008-07-30 17:38:44 | 08 夏


今日はキャンプの片付け作業から始まりました。
濡れたテントを干しています。

  

 

片付けのあとは朝プロ。
どんなに大変でも動物、野菜たちは生きているので
しっかり行います。



そのあとは非難訓練。
非常ベルがなり、みんな落ち着いて外へ非難しました。
黒松内町の消防署のかたに来ていただきました。



休憩中の様子です。
みんなで本を読んだり、体育館で一輪車で遊んだり、
みんな思い思いの遊びをしています。


真っ暗

2008-07-29 23:49:52 | 08 夏

隣の地区(車で7,8分)の閉校になった学校(一昨年まで山村留学生が通っていた中ノ川小学校)で併行開催されている7daysキャンプのスタッフミーティングから今、帰って来ましたが・・・、校舎は真っ暗です。 写真の前方には、校舎がありますが、曇り空で星も月もありませんから、漆黒の闇です。 手のひらを目の前にかざしても、まるで見えません。 夜は、こんな暗さなのです。事務所宿直のJOYがいるはずですが・・・。

子ども達は、今回始めての野外宿泊日です。自然学校から車で10分ほど行った日本海寿都湾に面した浜中海浜キャンプ場で砂浜テント泊をしています。そこは、寿都の街並みの光が、海上のかなたに見えていることでしょう。

流木の焚き火を楽しんだかな・・・。 潮騒の中でぐっすりと寝ていることでしょうね。

期間中、8月の上旬にも1泊2日が2回ほど予定されています。そして、最終は、2泊3日で野外活動をしますので、今回はその練習・・コンロの使い方、料理、テントの建て方、テントの泊り方・・・初級野外泊です。明日は、ゆっくりと過ごしつつ、装備の片づけを覚えてもらいます。 半休養日の一日となります。

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私の個人ブログ・「日々こうかい記」にも いろいろ書き込みをしていますので、ご覧下さい。 http://blog.goo.ne.jp/haruneos/

体育館で昼食

2008-07-29 12:21:27 | 08 夏

ポイントウォークが終了し体育館でおにぎりを食べています。 黒松内町の子ども達もいますが、これだけ多くの町外の子がスポーツ大会以外でこの体育館に集まることはないのではないかな・・・。

昼食後は、JOYから順位発表がありました。成績を競うというのでないので・・ひとまずさておき・・、黒松内問題がたくさんありました。黒松内で作られているお米の名前は? 食品加工場トワベールとはどういう意味でしょう。といった問題は、町の人に尋ねます。 「交流」がテーマの活動でした。